米国株のあの「悪魔」の銘柄に新規投資をしようと考えています。そして「究極のドルコスト平均法」を試してみようと考えています。
究極のドルコスト平均法というのは、単元の安い株に毎日投資するという、もみあげが下記記事でポジポジ派の人におススメ手法として提案した手法です。
「悪魔」の銘柄というのは、「EVIL」と米国人から悪名高い【CMCSA】コムキャストです。コムキャストを選んだ理由は財務的に強い、経営方針が悪名高いほどしっかりしてるなどがありますが、それ以外にもいくつか重要なポイントがあります。
今回はその「究極のドルコスト平均法」を再度説明しながら、【CMCSA】コムキャストに投資する決断に至った理由をご紹介いたします。
ではもみあげ米国株投資家の「【米国株投資】「悪魔」的魅力の銘柄に「究極のドルコスト平均法」で投資します!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
究極のドルコスト平均法
ドルコスト平均法
株式や投資信託などの金融商品の投資手法の一つ。 定額購入法ともいう。 金融商品を購入する場合、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する。 長期投資でリスクを抑制し、安定した収益を得たい場合に使われる手法である。*Wikipedia
「究極のドルコスト平均法」と名付けたのは、毎日1株ずつ定期購入していこうという手法です。ただし一株1万円の投資を継続するのは資金力的に非常に厳しい。
だったら単価が安い銘柄に投資をしてみてはどうだろうかという考え方です。例えば下記4銘柄などは高配当で有名だったり、通信株として暴落に強かったりする銘柄です。ハイテク銘柄の安定株シスコシステムズも入ってきます。
【MO】アルトリア 株価$40/株 日本円で4200円/株 毎日1株投資しても13万円/月
【BTI】ブリティッシュアメリカンタバコ 株価$35/株 日本円で3700円/株 毎日でも11万円/月
【T】AT&T 株価 $37/株 日本円で4000円/株 毎日1株投資しても12万円/月
【CMCSA】コムキャスト 株価$44/株 日本円で4700円/株 毎日1株投資しても14万円/月
【CSCO】シスコシステムズ 株価47.5/株 日本円で5000円/株 毎日投資しても30万円/月
日本もアメリカも今までは手数料が高くて上記手法はとれなかったのですが、手数料がほぼ無料に近づいた今なら、この手法でのデメリットはほぼなくなりました。
シスコシステムズ以外の4銘柄は銘柄分析済みなので、興味を持たれた人はどうぞ!
【MO】アルトリア銘柄分析 フィリップモリスとの再合併可能性報道! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
【BTI】ブリティッシュアメリカンタバコ銘柄分析 驚異の配当7%! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
【T】AT&T銘柄分析 配当6%の高配当 安定の通信インフラ銘柄 - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
【CMCSA】コムキャスト銘柄分析 米国での呼び名は「EVIL」 - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
コムキャストを選ぶ理由
悪魔的な経営
セクターは一般消費財でMediaとなっていますが、経営の根幹は有線ケーブルを利用した通信インフラがベースになっています。しかもその寡占性を活かして、利用者から高額な料金をぼったくっています。
消費者からすると最低の企業です。だから米国人から「EVIL」と言われてしまうんです。逆に投資家からすると企業価値は高いと思います。
財務
財務的に非常に優秀です。それは上記分析記事でも書いていますが、とにかくケーブル事業という通信インフラの根っこを抑えてるのが大きい。全米中に張り巡らせています。コムキャストだけです全米中で使えるのは。それが一定の売り上げを確保させています。
次にCCC(キャッシュコンバージョンサイクル)がマイナス60という支配力を示しています。キャッシュフローをさらに高めることが可能です。【PG】プロクターアンドギャンブルが-36,【MCD】マクドナルドが+7, この2大有名銘柄より上です。
単価が安い
【CMCSA】コムキャストの現在の株価は$44.7/株です。これは毎日投資しても25日間で10万円ちょっとです。積立てで考えるとしたら非常に単価的に魅力です。チャートも下記のように今落ち着いたのでエントリーにはいいタイミングかと。
驚異の寡占性
下記のリストを確認ください。現在Mediaコンテンツ事業において米国では圧倒的な寡占性を持っています。6部門中4部門で1位、1部門で2位、更にテーマバークは最も収益性が高いと見込まれる部門でも堂々の1位です。(ディズニーもテーマパーク事業が最も売上が高い)
上記データはNY駐在員まのすけさんのディズニー分析記事から提供いただきました。【DIS】ディズニーもコムキャストのライバルなので非常に注目ですね。
ポートフォリオのセクター分散
自分のポートフォリオ比率的に、通信と消費財が理想値である10%に到達していませんでした。何かを探していたのですが、消費財と通信の両方をカバーできる【CMCSA】コムキャストがそのニーズにがっちりはまったんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?「【米国株投資】「悪魔」的魅力の銘柄に「究極のドルコスト平均法」で投資します!」を記事にしました。
「悪魔」の悪名高い【CMCSA】コムキャストに「究極のドルコスト平均法」で投資する理由は伝わったでしょうか。またそれほど気にしてはいないのですがPERが17である事も高値ではなく見えるので投資しやすいです。
結果が伴うかは先の事なのでまだまだ分からないですが、皆さんも「究極のドルコスト平均法」を試してみてはいかがでしょうか?
ではみなさんの投資や本業による幸せな資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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銘柄分析のカテゴリーになります。今回セクター内の代表銘柄として紹介した銘柄もある程度は含まれています。
もみあげが現在の投資手法に至ることになった一つの大きな実体験です。