電子タバコと大麻は実は関連性が強いんです。何故ならば現在の電子タバコにおける米国の死亡理由に大半に関連しているのが、大麻入りリキッドの違法電子タバコ吸引によるものだと判明しだしているからです。
となると大麻事業も電子タバコ事業にも関わってる米国株投資家に人気の高配当銘柄【MO】アルトリアは電子タバコと大麻事業の米国における健全化と発展の重要な役割を担っていると考えられます。
【MO】アルトリアはiQOSの販売開始だけではなく、そういった意味も含めて直近は株価が上昇しているのかもしれません。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】電子タバコと大麻の未来は高配当アルトリア次第?株価上昇中」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
【MO】アルトリア事業
【MO】アルトリア
予想PER:10.27
配当率 : 7.8%
配当:$0.84/株
配当月 : 1・4・7・10
連続増配:50年
iQOSが10月4日から販売されたことも好感されて、直近は株価が上昇してきました。青線の50日移動平均線を超えそうなところまできています。これを超えれば200日移動平均線までの上昇が期待できるかもしれないです。
またアルトリアは米国内のタバコ事業に特化していますが、カナダのマリファナ会社であるクロノスの株式を45%、また電子タバコJUULの株式を35%所有しています。
よって、米国内における電子タバコと大麻ビジネスにおいて【MO】アルトリアは両方に絡んで、両方をマネジメントする役割を担うことになるんです。これが上手くいけば更に上昇する可能性もありえます。
【MO】アルトリアの分析記事です。合併話はなくなりましたが、逆にJUULに対してアルトリアはテコ入れを行っています。また米国内のiQOSの販売に注力することになりました。
大麻の状況
米国は過去10年間で大麻合法化による関連商品を合法化された州が推進してきたツケを払わされてるともいえます。大麻合法化の歴史を少しおさらいしてみます。
2013年にオバマ政権によって大麻使用を合法化した州には連邦薬物関連法を適用
2018年にトランプ政権によって、大麻を合法化した州では連邦薬物関連法を執行しないことを司法関係者の裁量として認めるオバマ政権の指針を撤回
現在 しかし住民に人気があるこの大麻合法に関しての州政策を暗黙の了解している状況
→これによって、大麻が電子タバコのリキッドに乱用されている現状です。
jp.wsj.com
それが一番顕著に表れてしまったのが、電子タバコに最近肺疾患が見つかった人の約87%が、発症前の3カ月間に大麻の主成分「テトラヒドロカンナビノール(THC)」入りの使い捨てカートリッジを「非公式のルート」で入手していたということです。
電子たばこ関連の疾患は、単一の製品や成分が原因として特定されたわけではないが、すでに1000人余りの患者が確認され、関連の疑われる死亡例が少なくとも19ある。
元々大麻は医療分野に非常に有効的な治療薬として合法化されてきたのですが、このことが電子タバコを通じて麻薬みたいな状況になり、使用者を命の危険にさらしているのが皮肉ですよね。
電子タバコの状況
電子タバコは大麻を電子タバコのリキッドに混入する違法品による肺疾患の問題、そして若年層による喫煙増加が社会問題になり、非常に厳しい規制対象になっています。
この規制に大きくからんでるのが、【MO】アルトリアが株式を所有するJUULです。
JUULとしてはもちろん、 ニコチンのほか、大麻由来の成分や他の物質を含むもの――がオンラインや電子たばこ専門店、コンビニエンスストア、医療用マリフアナ(大麻)薬局などで販売されている。その多くはジュール社の吸入器で使われているが、一切認めていません。
しかしJUULの商品が構造が単純で使いやすいがために、違法加工しやすくこういった状況を生み出してしまったともいえますね。
これはJUULの経営者の認識の甘さや、対応方法の甘さが招いた結果ともいえなくともないです。こういった経緯があって、現在JUULのCEOはアルトリアによって交代させられ、アルトリアの元最高戦略・成長責任者がCEOに就任しています。
FDAとの連携によって、違法電子タバコを撲滅して、大麻ビジネスとのバランスととるという重要な役割を担っているのがおわかりになりますでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか?「【米国株】電子タバコと大麻の未来は高配当アルトリア次第?株価上昇中」を記事にしました。またアルトリアの決算は10月31日を予定しています。
10月4日からiQOSを販売スタートし始めて、それによってマーケットから好感されているのは間違いないと思います。
一見するとFDAから規制を強化されていじめられてるようにみえるんですが、逆にFDAとタッグを組んで不正電子タバコと大麻を取り締まっているようにもみえます。販売店などに直接影響を与えれるアルトリアはそういった意味でもFDAから期待されてるようにも見えます。
【MO】アルトリアホルダーや、投資を考えてる投資家は含み損に負けない精神力、そして配当金を再投資していく継続力などメンタル的に大変です。
いまもしかしたらこれまでの辛さを吹き飛ばすくらいのいい流れがきてるかもしれないですので、【MO】アルトリアには注目していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による明るい資産運用を願って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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