今週はインフレ指標に振り回された週です。NY FED、PPI、CPI、ミシガンとそれでマーケットが上下しています。更に欧州の政策変更や発言でも急激に動く状況でした。短期資金の遊び場になっている状況も振り返ると余計に際立ってきます。
こちら全指数の状況です。
米国株投資家もみあげの「【米国株】インフレ指標で上下・短期資金の遊び場(週間振り返り10月10日-14日))」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
米国株まとめ
マーケット感想
この日は欧州が起点になって下落しています。ロシア・英国・ドイツとこれらのヘッドラインがマーケットを不安定にさせていました。米国債券市場がお休みでしたが、欧州債券は売られる。この日もVIXが34になった辺りで急激に反発しています。SP500が3580辺りです。
火曜日
米国株まとめ
マーケット感想
月曜日の欧州債券状況が米国の債券市場にも影響しています。金利は上昇傾向。但し一旦月曜日に下げたので、流石にこの日は下がらなかったとも言えます。またNY Fed Inflation指数の期待インフレが下振れしたのがマーケットに好感されています。というかこの後に出てくるミシガンは上振れしています。経済データが統一されていないのもマーケットを迷わす原因になっています。そして最後はBOEベイリーのQE終了強調で一気に下げます。
水曜日
米国株まとめ
マーケット感想
CPI前哨戦ともいえる日でした。基本はほぼ横横状況でした。PPIがCPIの上振れをにおわす動きだったので基本は下目線でしたが、終わってみればFOMC議事録でカバーを誘発させて、そして上昇したタイミングでヘッジを入れるという翌日の急落からの急上昇を準備させてしまった日だったと総括できそうです。
木曜日
米国株まとめ
マーケット感想
CPIは上振れしました。時間外は+1%位で動き、そして発表直後に-3%まで急落して、そのタイミングでVIXが34辺りになり、一気にプットオプションのヘッジ解除、更にディップ買いまで誘発でたった1時間の間で指数が5%近く上昇したことになります。
決算が比較的マシだったのもマーケットの雰囲気を後押し。ただ翌日の下げをみるとそれがいかに薄板の上で短期資金で遊ばれた流れだったのが明確になります。
金曜日
米国株まとめ
マーケット感想
この日はプーチンの外交姿勢緩和で時間外はリスクオン、そしてオープン時に利確、さらに英国のトラス首相の方針転換(法人税減税の撤回)で更に下げ、そして最後はミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率上振れがとどめをさして終日ダウントレンドです。
オプションは既にどちらでもなくスプレッド状況。更にアルゴでの現物売りが延々と入るという、まさに短期資金が木金曜日で動いて最後はどうしようもない状況になったマーケットでした。
まとめ
では「【米国株】インフレ指標で上下・短期資金の遊び場(週間振り返り10月10日-14日)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
1週間通してなのですが、水曜日以外は極端なボラが発生しています。ある下落線まで行ったら急激に反発する。逆にあるところまで行ったら急激に下落する。俯瞰して週間で見てみると改めて流動性がなくてスカスカなので一気に上下するのがわかります。
VIX34の位置がずるずると下げられてきてるのがわかります。月曜日はVIX34で3580、木曜日はVIX34で3490です。
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