CPIは上振れしました。それによって時間外の上昇がかき消され一気に急落したのですが、逆にそれがヘッジカバーとディップ買いを誘発して、日中だけで5%以上の値動きをした超ハイボラ相場になりました。いくつかの反発理由も含めてお伝えしたいと思います。
米国株投資家もみあげ「【米国株】CPI上振れでショートカバー誘発!5%以上の超ハイボラ理由とは?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株10月13日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年10月13日
感想:寄り下げ過ぎで急反発、とんでもない動き
ダウ +2.83%
ナス +2.23%
SP500 +2.6%
ラッセル +2.41%
総括:CPIで急落し過ぎでショートカバー誘発
強セクター:金融・エネ・テック
バリューvsグロース:ショートボリューム多い銘柄#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/Vfg1DA6L0C
注目ニュース
CPI上振れ
コアCPI前年同月比の上昇率は6.6%、予想6.5%-前月6.3%
広範な分野で上昇-特に住居費、食品、医療で伸び目立つ
総合CPIは前月比で0.4%上昇。市場予想は0.2%上昇。前年同月比では8.2%上昇。市場予想は8.1%上昇だった。
インフレはピークアウトしてないことが明確になっています。よってFRBの利上げペースが緩まない事にはなります。ただ今日はそれでも強気派とショートカバーが株価を押し上げたといえそうです。
いくつかの反発理由
①テクニカルサポート
3500がブル相場の丁度中間点と更に200日移動平均線のポイントに来た時に一旦ヘッジが解除されたという解釈です。(2016年と2018年はこのポイントが急落を食い止めた)そしてその反発が今度はFOMOのディップ買いを誘発
②決算内容
この暴落の間、強気の論調が続いたのは、企業収益の回復力である。第3四半期の決算発表が本格化する中、デルタ航空やウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなど、予想を上回る木曜日の決算を強気派は参考にしているかもしれません。
③ディップ買い
予想PERは17.5で過去11回の弱気サイクル終了時の水準を上回っているのですが、それでもディップ買いを誘発しています。短期資金が有り余ってる状況で決して安い水準ではないですが、それでもFOMOで買わざる得ない状況に追い込まれたとも言えそうです。
まとめ
それでは本日の「【米国株】CPI上振れでショートカバー誘発!5%以上の超ハイボラ理由とは?」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
「想定外を想定する」が発生した日だったと思います。CPI上振れで急落しすぎてヘッジ解除ポイントにはいり、今度は強気派のディップ買いまで誘発した日。
更に決算においてTSM・DALなどがガイダンスが悪くないのもそれを後押ししたという解釈です。
改めて今マーケットにはとんでもない短期資金が存在していて、状況が一気に激変するという事を思い知らされた日だったと思います。
指数は1月以降、上下2%の反転日を6回記録しており、2008年の金融危機以来最も荒い年になる覚悟はしておいた方がいいですね。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3669.89です。週足でちょうど200週移動平均線で踏みとどまってる形です。
LQDは陽線で+0.18%です。債券はショートカバーは誘発されてませんね。
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