今日は米国が債券市場がお休みだった為に、米国の金利自体は動いていません。よって動きはマイルドかと思いきや、欧州インフレの加速やドイツの金融不安、更に中国の労働市場の悪化などマクロ経済の状況が悪く、更に自動車業界の販売台数落ち込みでFordなど-6%近く下落するなど状況の悪さが目立つ日でした。
米国株投資家もみあげ「【米国株】マクロ経済と需給悪化で下落継続!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株10月10日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年10月10日
感想:思った以上に状況が悪い気が・・ $CLFD は手仕舞。
ダウ -0.32%
ナス -1.04%
SP500 -0.75%
ラッセル -0.6%
総括:欧州インフレや需給悪化で下落
強セクター:生活・素材・資本財
バリューvsグロース:バリュー#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/KqQ7KLMmjV
注目ニュース
英中銀の債券市場のサポート継続
14日まで超長期債の1日当たり最大購入額を倍増
指数連動型の英国債や社債も担保として受け入れ
暫定的な拡大担保レポファシリティー(TECRF)を14日以降も11月10日まで継続し、銀行が流動性保険オペを通じて債務主導投資(LDI)戦略をとる年金基金への圧力を緩和
→欧州の金融危機が深刻であることが伝わってきます。結局利上げをしても債券市場が崩壊してしまった場合、雪崩式に金融が壊れてしまうリスクが出てきてるように感じます。
債券市場の流動性問題
ショルツ首相が共同債への姿勢転換、加盟国への融資という条件で
→直近また原油価格が上昇してきています。EUは利上げを継続していますが、正直インフレ対応を継続してしまうと経済自体が立ち行かないという背景が見えてる気がします。
中国経済悪化
中国の労働市場の悪化が明確になっています。
人民銀の就業センチメント指数、2010年の統計開始後で最低
約45.2%が仕事を見つけるのは「困難」ないし「判断し難い」と回答
→米国が望んでるような状況ですが、2010年開始の統計上で最も悪いというのは、見るだけで目を覆いたくなるような数字です。FORDもこれがあって販売台数が落ち込んでると想像できます。
FordのQ3における中国販売台数は133,000台で、前四半期比で12%増、前年同期比で11%減
まとめ
それでは本日の「【米国株】マクロ経済と需給悪化で下落継続!」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
米国はインフレ対応に集中してますが、とにかくマクロ経済状況が非常に悪いと思います。流石に月曜日は穏やかな日になるかと思いきや、次から次に出てくる悪材料。そして13日にはCPIが待っています。これでインフレ高止まりが更に根強く意識された場合を考えるとどうしても下落目線にならざる得ない気がします。
まずは明日米国債券市場がオープンしますので、金利がどのように動くかが最重要の自チェックポイントになりそうです。しかも3年債入札もあります。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3612.4。カバーすら弱くて、3580で一旦反発してますが、引けにかけても強さが見えませんでした。
LQDは非常に小さい陰線。にもかかわらず-0.9%と深刻な状況が続いてるように見えます。
Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)
↓あなたの投資判断に役立つ情報発信へのモチベーションになります。↓
↓下記バナー応援ポチはランキングに反映されるので是非お願いします!↓
<メルマガ>
週刊で月曜日に配信。「米国株のコツ」として週間展望・注目指標・テクニカルなど、ブログより更に深い考察を行っています。1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【マネックス証券のマネユニ・アカデミー】
ゼロから学べる米国株投資のアカデミーをマネックス証券がスタートしています。e-mailで登録してまずは無料体験講座を動画で可能です。今後の資産形成を考えて、しっかりと基礎を構築したいと考えてる人は是非トライしてみてください。
<書籍>
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】
楽天証券は口座開設キャンペーンも実施中。使いやすくまたメンテナンスも少ない安定感がある証券会社だと思います。積み立てNISAとの相性もいいですね。