今日はCPIの前哨戦でした。今日発表されたPPIは予想を上回ってしまったために、インフレ懸念がまた再発しています。センチメンタルは非常に悪いですが、CPI発表が明日に控えているために、指数は小幅下落で済んだという状況です。
米国株投資家もみあげ「【米国株】CPI前哨戦で小幅下落!安定感無しの嵐の前の静けさ」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株10月12日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年10月12日
感想:明日もちろんCPI次第だけど、凄まじく動く気がする。
ダウ -0.1%
ナス -0.09%
SP500 -0.33%
ラッセル -0.3%
総括:CPI前哨戦・安定感無し相場
強セクター:エネ・生活
バリューvsグロース:#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/vbdp8fw8op
注目ニュース
安値更新
今日はPPIが上振れたことによってインフレが意識されたと思います。またドル高にもつながって、株式が結果的に売られています。流石に明日CPIが発表されるので、大きな売りではなかったですが、それでもセンチメンタルが非常に悪いので結果的に今年最安値を更新するという結果につながっています。
CPIに備えて
ブラックロックCEOはインフレ鈍化の兆しが見えてきてるというヘッドラインが入ってました。しかしブルームバーグでは住宅賃料の上昇継続でコアCPIが40年ぶり高水準になる予想がでています。
9月のコアCPIは前年同月比6.5%の上昇が見込まれる
エコノミストの約3分の1は6.6%以上の伸びを予想
総合CPIは前年同月比8.1%上昇の予想。依然として高い伸びだが、ガソリン価格の下落を反映して前月からは若干の減速が見込まれている
→とにかく特にコアが大切になってくると思います。もし6.6%以上の伸びだった場合はとんでもなく売られる可能性があるので本当に要注意です。
FOMC議事録要旨
議事要旨は「政策が抑制的な領域に入るに伴い、リスクが一段と二面性を持つようになると幾人かの参加者は判断した。つまり、総需要への累計的な抑制が、インフレ率を2%に戻すのに必要なものを上回るという下向きリスクの発生を反映している」
→このリスクがあるという言葉を一旦マーケットは場中に好感しましたね。引き締めが少し緩むんじゃないかという期待が出ていたと思います。瞬間的な反応でしたが、こういったボラ発生が資金余りや流動性が薄いことを象徴してるような気がします。よって明日はCPI次第でとてつもない動きがあることも想定しています。
現在最も急激な利上げペースという事は改めて頭に入れておきたいですね。
まとめ
それでは本日の「【米国株】CPI前哨戦で小幅下落!安定感無しの嵐の前の静けさ」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
今日まではCPIが多少上振れてもそんなに大きく動かないのでは?と思っていましたが、今日の場中の動きを見ていて流動性が全く感じられず、金利も不安定ですぐにドルに逃げる。こんな状況でもし上振れた場合は一気に売られても不思議じゃないと感じました。
もちろん下振れた場合もすさまじい上昇が発生すると思います。明日の状況をある程度イメージして備えておきたいですね。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3577.04です。これがどうなるかは明日次第ですね。
LQDは陽線にも関わらず相変わらず下落です。
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