先週はダウだけ上昇でナスダックは大きな下落になっています。とはいっても木曜日のCPI発表後の急反発があったので見た目的にはマシかもしれません。ただ金曜日はひたすらアルゴで現物売りがはいっていて、しかも木曜日でプットオプションが一旦清算されたと考えると、更に下に行く可能性も頭をよぎります。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】決算影響・VIX・ボラティリティ(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はダウ以外は全指数が下落になっています。特にナスダックはテスラ含めてテック大型がカバーがあっても基本的にダウントレンドだったために大きく下落しています。ダウは決算の影響もあり、金融や医療が比較的堅調、更にエネルギーセクターが上昇しているために上昇で終わってる所が注目です。
ラッセルもグロース系は叩き売られていますが、木曜日の急カバーもあったのでナスダックよりは下げがマイルドに見えています。(但し金曜日だけみると本当に酷い状況なので注意が必要です。)
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(10月14日まで)
10月14日までヒートマップ
セクターでプラスは金融・ヘルスケア・生活必需品です。金融は決算が比較的マイルドだった為、ヘルスケアもUNHが決算を無難にクリア、そして生活必需品はPEP決算が追い風になったと考えられます。指数全体が下落していますが、これらの分野は決算影響もあったと考えていいかと思います。
逆に最も下落したのがハイテクと一般消費財です。ハイテクや一般消費財はテスラやハイテク大型が不調になっているので、まだこの下落は続きそうです。テスラは今週決算が発表されます。
公益セクターはディフェンシブとは言えない売られ方をしてるのが不気味です。不動産も住宅ローンが上昇し続けて販売件数が落ち込むことを織り込んで売られています。今週は住宅関係の指標が発表されます。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前 BAC
クローズ後
火曜日 オープン前 GS・JNJ・LMT
クローズ後 NFLX・UAL・JBHT
水曜日オープン前 ASML・PG・ABT
クローズ後 TSLA・IBM・AA・LVS
木曜日オープン前 T・AAL
クローズ後 SNAP・CSX
金曜日オープン前 VZ・AMX
経済指標
入札)
10月19日水曜 20年債入札NY13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
10月19日水曜 米国住宅着工件数NY8:30 シカゴ7:30 日本21:30
10月20日木曜 フィラデルフィア連銀景況指数 NY 8:30 シカゴ7:30 日本21:30
中古住宅販売件数 NY10:00 シカゴ9:00 日本23:00
その他)
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】決算影響・VIX・ボラティリティ(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
今週は経済指標は多くはないです。住宅関係はチェック必要。そして英国の動向にも注意が必要です。何かしらの不安定要素がまた入ってくるリスクも考えておきたいです。
そんな状況の中で決算が入ってくるのでマーケットへの影響度も大きいと考えた方がいいとは思います。VIXは34が上限になっていますが、それも当てにし過ぎないで冷静にマーケットを見ていきたいですね。ボラはまた高いと考えています。
先週のコメントです。備忘録
月曜日は債券市場はお休みなので、金利の動きは大きくないと予想されます。よって火曜日からマーケットがどのように動くか、CPIに向けて更にヘッジが入る可能性もあり得ます。CPIは高止まりしてるという判断をどの程度で考えるかはまだ読めません。
そして裏側ではTSM・DAL・そして金融系などそのセクター全体に影響を与えるような決算がスタートします。業績判断がついにスタートするので、マーケットの織り込みをしっかりチェックしていきたいですね。
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