前週のジャクソンホールからの傾向が今週は続きました。ただ最後の2日間はボラティリティが更に高まっていて、マーケットが更に不安定になったと感じた週でもあります。ISM製造業景気指数も雇用統計もゲームチェンジャーにはならずでした。
こちら全指数の状況です。全指数が大きく下落という結果になっています。
米国株投資家もみあげの「【米国株】ダウントレンドの週・需給相場(8月29日-9月2日）」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
米国株まとめ
マーケット感想
この日は特に材料がなく、前週の流れがそのまま継続となりました。流動性もスカスカでその中で上値が重かった。そしてじりじり下落したという事はアルゴでずっと売られたという解釈で間違いないと思います。金曜日からの反発もほとんどなくて、マーケット状況が変化したのが明確に感じられた日だったと思います。
火曜日
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マーケット感想
この日も月曜日と全く同じ動きだったと思います。弱いセクターは変化しているのですが、時間外を完全に幻にしていって、じりじりとこの日も売られています。セクターが変化してしまっているので、勘違いしそうですが、バリュエーション調整しながら様々なセクターをまんべんなく削ってる状況であることが理解できます。
水曜日
米国株まとめ
マーケット感想
金利が全く下がらない状況が続いてました。そしてまた序盤は上昇するのですが、そこから叩き落してその後はじりじりと売られる。コモディティまで売られる状況です。もはやインフレ懸念も継続してる為に、コモディティすら景気後退するなら買う価値がないと言ってるような状況でした。またFEDのメスター総裁まで明確に利下げ否定をするというFEDの強い意志も感じました。
木曜日
米国株まとめ
マーケット感想
木曜日はこれまた極端でした。雇用統計前ということもあったのか、序盤は全く同じ展開ながらも、一旦やりつくしたという判断をされたのか、そこから急騰しています。完全に需給的な動きで、ヘッジもこれ以上は必要ないという判断になった気もします。それがショートカバーを強烈に引き起こしたという判断です。ISMも影響はありましたが、無風というより参考情報程度に序盤の動きに影響したレベルだったかと。
金曜日
米国株まとめ
マーケット感想
金曜日は序盤は上昇からお昼までは下落。そこからどちらに行くかわからない状況でした。雇用統計はインフレにとっては少し安心材料だったかもしれないですが、それでも午後から理由は明確になってないですが、機関投資家のアルゴ投げ売りが入っています。しかもかなり強烈なものでした。木曜日と金曜日は指数が2％以上上下しているので、ボラティリティが更に高まったと感じた2日間でした。
まとめ
では「【米国株】ダウントレンドの週・需給相場(8月29日-9月2日）」をまとめていきますね！＊投資判断はあくまで自己責任で
月曜日はレイバーデイで米国株相場はお休みです。そしてお休みから投資家は更に戻ってくる可能性があります。金曜日の投げ売りを見てるとまだ現物を投資家が持ってる可能性もあって、今の状況だと更に投げ売りを継続する可能性も否定できません。
ただ金曜日は国債が久しぶりに買われていたので、それが需給や流動性にどのように影響を及ぼすかも見ていきたいです。また来週の展望は別途まとめますね。
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