先週は最初の3日間はじりじりと下落。そして後半の2日間は急激にボラティリティが高まって、週間では大きく下落する週となりました。ISM製造業景気指数や雇用統計が発表されましたが、ゲームチェンジャーにはならずに逆に下落に拍車をかける展開となった気がします。
そんな中で今週の展望です。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】ECBとパウエル木曜日が注目(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
全ての指数が下落していますが、医療や公益などディフェンシブは下落率が他よりマイルドだったためにダウが最も下落してない状況です。逆に最も下落したのがラッセルです。小型株は急落してる場面も多かったので、それが影響してる状況です。
金利が重かったのもあってテック系の下落もきつかったです。ただ今週見ていくとカバー需要がほとんどなかったために、素直にサマーラリーで大きく上がったセクター程売られてたと考えられます。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(9月2日まで)
9月2日までヒートマップ
セクターはほぼ全面安です。ディフェンシブ的な公益が最も下落率が低い状況です。次に医療と生活必需品です。とはいえ、バリュエーション的に下がってないという判断で、それが強いというのは難しい状況だとは思います。
最も下落したのはハイテクです。大きく売られています。SOX指数は7%近く下落したので、それも影響している気がします。テックでもコミュニケーションは下落はマイルドでした。METAなどは下落も限定的です。インフレの根強さが意識されてる中でも素材セクターは5%程下落してる為に、景気後退も意識されてるのも注目点だと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前
クローズ後
水曜日オープン前 NIO, ASO
クローズ後 GME
木曜日オープン前
クローズ後 DOCU,ZS
金曜日オープン前
経済指標
入札)特になし
NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
9月6日火曜 ISM非製造業景気指数 NY10:00 シカゴ9:00 日本23:00
9月7日水曜 欧州GDP シカゴ4:00 日本18:00
9月8日木曜 欧州金利決定 NY8:15 シカゴ7:15 日本21:15
その他)
9月7日水曜FEDブレイナードNY12:35 シカゴ11:35 日本1:35
9月8日木曜FEDパウエルスピーチNY9:10 シカゴ8:10 日本22:10
9月9日金曜 FEDウォラースピーチNY12:00 シカゴ11:00 日本 1:00
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】ECBとパウエル木曜日が注目(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
今週はレンジ圏を上抜けるか下抜けるか(3900を下回るか)、そして先週から始まったら更なるボラティリティ。レイバーデイ明けに戻ってくる投資家達の動向などが注目です。そして木曜日のイベントがマーケットをどちらに動かすかだと考えられます。
いずれにしても上下は大きくなると思うので、振り回されないように注意していきたいですね。
先週のコメントです。備忘録
金曜日の急落から一旦落ち着きも出るかもしれないですが、少なくとも9月中旬以降までは明確な切り返し材料が出ない気がします。そのあたりになると今度は次の決算に向けてのガイダンス予想なども出てくるでしょうし。
となると基本は下向きで利下げ期待が萎んだ中で、マーケットがどこを一旦の着地点にするかを探していく傾向になりそうな気がします。いずれにしても相変わらずボラは高いでしょうし、慎重に行きたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
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