先週発表された【HD】ホームデポが決算失敗しています。この決算失敗で決算後から約8%位下落しています。ホームデポは米国最大手のホームセンターになります
そしてもみあげはその決算が失敗した【HD】ホームデポに新規投資を行っています。実は以前ホルダーだったことがあり、今回はリベンジになっています。
リベンジの感情で行った投資は上手くいくのでしょうか?今回は当時の失敗の経験も含めてお話ししたいと思います。
先週はマーケットでは大きな動きはありませんでした。但し連日米中関係において進んでるか進んでないかよくわからない情報が頻繁に発表されて、やきもきする状況が続いています。
その中で米国株投資の11月第4週の週間実績報告。投資実績としては 配当込みで+204万円($18,792=含み益$14,125 +配当4,667) 投資利益+11.3%です。
では米国株投資家もみあげの「米国株【HD】ホームデポに新規投資!リベンジ成功なるか?【週間投資実績】」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
投資成績(11月第4週終了時点)
11月第4週評価損益
評価額合計 : $180,342
コスト合計 : $166,217
含み益合計 : $14,125
含み益% : 8.5%
11月第3週評価損益
含み益合計 : $14,361
含み益% : 8.84%
先週対比
含み益合計 : ▲$236
含み益% : ▲0.34%
含み益合計、含み益%は大きくは変動しませんでした。但し新規投資を行ったために、その投資による含み益が出ていない状況の為、現状は我慢の状態といえると思います。
新規投資・追加投資
新規投資
【HD】ホームデポ28万円 決算✖で株価下落 高成長に期待の銘柄
追加投資
【CMCSA】コムキャスト0.5万円 将来期待 基本は毎日1株ずつ
【BTI】ブリティッシュアメリカンタバコ4万円 配当金入手とともに再投資
【PG】プロクターアンドギャンブル5万円 超優良銘柄として追加投資
【PG】の詳細は下記記事で記載しています。
合計投資額としては37.5万円になっています。投資額は控えようと思っていたのですが、【HD】ホームデポに30万円近く投資してしまったために、大きな予定違いが発生しています。
後で振り返ってみると、あまり冷静な投資ではないのかもしれないなーと思っています。優良株ではあるのは間違いないのですが、リベンジの気持ちなどを含めての投資が上手くいくような気がしないからです。
ただ投資理由に関しては後述します。
米国市場状況(11月第4週)
11月第4週ヒートマップ
最も目立つのが【HD】ホームデポの-8.12%になります。決算失敗によって大きく失望されて下落しました。逆に同じ業界の【LOW】ロウズは決算成功で上昇しているのが対照的です。
あとはセクター内で好不調が分かれていますが、【T】が一時期大きな下落でしたアナリストのダウングレードによって大きく下落しています。半導体関連も不調でした。
11月第3週ヒートマップ
米中関係
米中関係は正直な所年内の第1段階の合意は厳しいとみています。それは米中とも引き伸ばしたいという理由があるからだと思います。
米国側は人権擁護案が可決されたために、これ以上は中国を刺激したくない。とはいえ第1段階の合意で妥協もしすぎてしまうとまずい。だから引き伸ばして大統領選挙の目星がついてから条件を詰めていく散弾でしょうか。
中国側もメンツもあるし、更に香港に関しては全世界が注目している。関税が更に追加され米国側において引くに引けない状況だが、やりすぎてもまずい。
そんな両国の思惑がある為に、だらだらと現状のように情報が錯綜しながら来年まで米中第一段階の合意は来年まで持ち越しじゃないかなと予想しています。
【HD】ホームデポ
ホームデポ概要
【HD】ホームデポ
株価:218.03
PER:21.62
予想PER:21.62
配当率:2.5%
営業利益率:14.6%
米国最大のホームセンター
営業CFは1兆4千億円ほどで、2019年までは右肩上がり、ただしフリーCFは常にマイナスです。これは長期負債を増やして設備投資に積極的に資金を回してる状況だからです。成長企業にありがちな収益構造です。
その証拠にROEが300%という驚異的なリターンを叩きだしています。米国において、中古住宅専門の商品販売、更にDIYに対応してるという独自性で、アマゾンのネットビジネス販売に影響を受けずらい分野として注目を集めている企業です。
直近決算内容
直近の決算内容になります。確かにEPSは予想をクリアしていますが、売り上げが予想より落ちています。通年ガイダンスが下方修正していますね。
但しEC戦略は成果が出始めていますし、経営戦略も手堅かったので、今回の投資に踏み切ってる形になります。
ホームデポ決算
— 米国株 決算マン (@KessanMan) November 19, 2019
Home Depot (NYSE:HD) Q3'19
EPS $2.53 予想=
売上 $27.22B (+3.5% Y/Y) 予想-$300M
既存店売上高3.6%増 (予:4.7%増 Refinitiv)
米国既存店売上高3.8%増
通年ガイダンス下方修正
株価は時間外で-6% (NYダウ平均構成企業)https://t.co/ULoNSRv4W6 pic.twitter.com/XswvtuMOdd
Home Depot(ホームデポ)決算 Q3'19 (11/19)
— 米国株 決算マン (@KessanMan) November 24, 2019
❶ 連続下方修正で株価下落のダウ構成企業(米国最大のホームセンター)
❷ 一方でEC成長率+22%に加速し、一部トラブル除くオンライン/オフライン融合戦略はワークしているhttps://t.co/ld9rvvV2Qv
ホームデポ投資履歴
ホームデポは実は丁度1年前に投資したことがあったんです。今回はその時のリベンジになってします。
2018年10月に45万円投資、2018年11月に35万円投資で合計80万円投資していました。その時の取得単価は$188/株、そして12月の暴落で$162/株で損切して全て売却してしまったという悔しい思い出があります。
その後がどうなったかのチャートを見てみます。一度大きく下げるのですが2019年になってからはほぼ右肩上がりで上昇しています。
S&P500との比較チャート(1年間)
ご覧のようにS&P500を現状では大きくアウトパフォームしています。8%下落しましたが、逆にチャンスだと判断しました。
但しチャート的には200日移動平均線の208まで下落する可能性もなくはないです。よってこの銘柄に将来的な希望を見出してないと投資判断としては非常に危険だともいえます。
まとめ
いかがでしたか?「米国株【HD】ホームデポに新規投資!リベンジ成功なるか?【週間投資実績】」お楽しみいただけたでしょうか?
今週は新規投資として【HD】ホームデポに投資を行ったのがもみあげとしては一番大きなニュースになりました。(あれだけ今月は投資を控えるといってたにも拘わらず)今回の投資に関してはとてもじゃないけど人に薦められる投資じゃないと思います。
リベンジという感情も入ってしまっているし、投資タイミング的にも急ぎすぎた感はあります。ただ元々この銘柄の魅力は分析していて、米国にいて非常に魅力的だなと店舗を訪れた時にも思っていたのは前提条件にあります。
米中貿易合意の第一段階は年内が怪しくなってきました。最悪このままだらだら大統領選挙まで何も決まらない可能性もあります。その点は注意深く見守っていきたいと思います。
11月第3週のコメントです。備忘録
現在のマーケットは確かに何も根拠がなく上昇してるように見えます。但し根拠としては下記3点はあるので改めて記載します。
・米中貿易摩擦がなければ2019年は更に成長していたはず(関税と設備投資への抑圧は想像以上に企業へのダメージが大きい)→よってそれが少しでも緩和されれば、当然マーケットは上昇する。
・FRBは景気後退に対して予防的利下げを行ってきた。その利下げ効果が今の状況と相まって効果を発揮してると考えれる。
・FRBは2020年4月-6月期まで月間600億ドル(6.5兆円)の量的緩和を行っている。→そこまではマーケットはドーピング状態です。
*投資判断はあくまで自己責任で
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