”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-

米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

お金の運用は貯金ではなく米国株投資の2つの理由!
大統領選と米国株の影響度は?トランプ・バイデン政策比較!
米国株にオススメETF・投資信託!絶好調銘柄へ投資しよう!

【ランキング】債券ETFをリスト付でランキング!株式とのオススメコンビも紹介!

f:id:stepping:20191221070037j:plain

株式とのコンビを組むことによって長期投資家に大きな安定感とシナジー効果を出してくれる債券、そして債券ETFはその債券の集合体です。

 

そんな債券ETFを一目でわかるようにリスト化しました。更に対象700名のアンケート結果によってランキングもしています。オススメの株式とのコンビも紹介です!

 

債券ETFはドル決済のために、確かに為替リスクが存在してる為に、ヘッジ性能が米国にいるより日本にいる日本人にとっては衰えることはあります。

 

ただしそれを差し引いても魅力的な債券ETFが沢山存在してると今回のリストを作成してて感じました。 

・債券ETFが便利な点はいつでも売れる!

・配当が毎月なので配当戦略にばっちり!

もし暴落が来た時に、手元資金がたりないなら売却して株式に投資を簡単にできるのも心強いです。暴落が来ても配当金が入れば、それも心強いですよね。

 

ではもみあげ米国株投資家の「【ランキング】債券ETFをリスト付でランキング!株式とのオススメコンビも紹介!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

債券の仕組みとバブル

債券と株式の違い

 

債券を購入するのは国や企業にお金を貸してあげる。

そして債券はその借用書であって、借用書内容によって、利息や借用書の価値が変わってくる。

 

株式を購入するのは企業にお金を信じて預ける。

信じて預けた分、その企業から預けた分だけ見返りとして配当金や、株価上昇による恩恵をもらえる。

 

また金利・債券・株式の基本的な相関関係は以下になります。

f:id:stepping:20191215211727p:plain

債券の基本は下記記事でまとめてあります。

www.momiage.work

 


債券バブルリスク

現在は債券バブルリスクといわれる理由は下記4点になります。投資する前にリスクを再度認識しておいた方がいいです。

 

・米国長期債はパフォーマンスが異常

→S&P500をアウトパフォームの債券ETFあり

・債券への大量資金流入

→米企業の債務は約1000兆円(日本のGDPの約2倍)

・ジャンク債増加

→2010年から発行枚数が倍増

・「いかれた」世界の債券市場

→低金利の日本債券ですら高利回り

 

債券のリスクに関しては下記記事でまとめてあります。 

www.momiage.work

 

債券ETFリスト

ではおまちかねの債券ETFリストです。リストを紹介する前に難しいと思われるヘッダーの説明を先にしておきますね。

 


ヘッダー説明

 

・運用資産額:Bは10億、Mは100万、17.6Bは176億ドル=約1兆8000億円

運用資産額は非常に大事です。それだけファンドの運用が安定するのでETFをチェックする際は必ず重視してください。

 

・経費率:経費率は重要ですが、正直な所経費率よりもパフォーマンスや債券の構成割合の方がよっぽど大切だと思っています。

 

・デュレーション:この数字には2つ意味があります。

①債券投資における元本の平均回収期間を示す(単位は「年」)

②金利変動による債券価格の感応度を示す指標としての意味です。一般的に、金利変動に対する債券価格の変動率が大きくなるほど、デュレーションは大きくなります。

要するに数字が大きければ大きいほど金利変動によるボラティリティが高くなる。

 

・ベータ:※ベータ値はファンドと市場(S&P500)の値動きの連動性を示すリスク指標。例えば-0.5ならS&P500が1%上昇したら-0.5%下落する。

 

・ジャンク債:格付けBB以下の債券の比率になります。リスクで紹介したようにジャンク債は債券危機になるとデフォルト(債務不履行)になる可能性がそれだけ高いという事になります。

またジャンク債率が高くなればなるほど、配当率が高くなります。

 

・債券数:債券ETFへの組み込み債券数になります。数が多い方が安定感が高くなるのは間違いないです。

 


サマリーリスト

f:id:stepping:20191221040656j:plain

 


リストパターン1(基本事項)

 こちらのリストは基本事項を網羅。特徴説明でその債券ETFに何を期待できるかを記載しています。また配当率の差がわかるようにジャンク債の比率も表示しています。

f:id:stepping:20191221042320j:plain

 

 


リストパターン2(パフォーマンス)

こちらはパフォーマンス部分ですね。S&P500インデックスと比較できるようにVTIを一番上に。配当率、債券価格、そして債券ETF内の構成要素も表示しています。

 

ご覧になったらわかるように、【EDV】や【VWESX】などはVTIとほぼ同じリターン、むしろアウトパフォームしてる期間もあります。

f:id:stepping:20191221061817j:plain

 

ランキング

ランキング前提条件

 債券ランキングに関してはTwitter上で700名にアンケートを実施して下記優先順位をベースにランキングをしています。

1.安定性(リスクヘッジ)

→デュレーション低め・ベータ低め・格付け・社債少な目・ジャンク債比率少な目

2.配当率

→社債・国債のバランスを見ながらリスク少なく配当率高め

3.リターン

→S&P500のリターンにどこまで迫れるか(上記2つを考慮にいれながら)

4.分散(世界分散)

→世界分散なので、分散効果はあえて安定性に含める

 


ランキング

ランキングにおいては、日本で投資できないETFは残念ながら削除しています。特に【BNDW】と【VWESX】の2つは投資できれば非常に有用なETFなので残念です。

 

 ランキング1位はガッチガチの守りの債券ETFである【SHY】になりました!デュレーション、ベータ変動、国債メイン、短期債(長期債の方が利息が高くその分安定感が欠ける)の安心感の為ですね。

 

とはいえパフォーマンスは設定来で2%程度なので、それ以外をもみあげなら投資します。個人的には【IEF】や【VGLT】の方が魅力的に見えました。皆さんはどうでしょう?

f:id:stepping:20191221062047j:plain

 

 

株式とのオススメコンビ

 

超安定志向

 超安定志向でいくなら、債券ETFは【SHY】【BND】【AGG】を選択します。そしてそれに組み焦るとしたら、S&P500インデックス指標に準拠するETFである【VTI】か【VOO】をオススメします。

 

VOOやVTIの配当金がない月を埋める意味でもこの組み合わせは非常に効果的ですね!債券の比率は20%位をマックスで十分だと思います。リスク分散をしすぎてもパフォーマンス悪化につながるので。

 

もしくは配当をもう少し増やしたいなら、安定配当+長期リターンを期待できる連続増配の銘柄達【PG】P&G、【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン、【KO】コカ・コーラになってくると考えます。

www.momiage.work

 


世界分散

 世界分散という観点で考えるとアメリカの比率をある一定に保ちながら、債券ETFと株式とも分散させておくのがオススメとなります。

 

となると債券ETFは【BNDX】+株式ETFは【VT】一択になるのじゃないでしょうか。

 

新興国のボラも魅力的というなら【VWOB】と【VTI】の組み合わせも面白そうです。

 

本当は【BNDW】という新しく米国比率が大きい分散ETFもあるのですが、日本ではまだ投資できないので、それまでは上記組み合わせが分散という意味では最もオススメできると考えます。

 


長期リターン最大化

長期リターン最大化ということになると、債券ETFは【EDV】が選択肢になってくると思います。米国債100%・AAA格付け100%・20-30年債100%と正に長期向けの債券ETFだからです。

 

上記に組み合わせるとしたら株式ETFはやはり【VOO】や【VTI】になってくるんじゃないでしょうか。

 

個別銘柄だと【MSFT】マイクロソフトなどはこれからも長期的に大きなリターンを出してくれると思ってるので組合せとしては面白いかもしれません。 

 

更に面白い組み合わせとしては3倍レバレッジをかける【SPXL】と【TLT】を37.14:62.86の比率で組み合わせるとS&P500をアウトパフォームする検証を@MatsuSigeru9696 マツさんがされています。是非TL見てフォローしてみてね。

 

 


配当重視

 配当重視となると社債が組み込まれていて、かつジャンク債が多めになってくるので、債券ETFでの配当重視戦略は高配当銘柄達とリスク度合いはそれほど変わらなくなりそうです。

 

それでも配当重視だと考えるとしたらオススメ組み合わせは債券ETF【JNK】【HYG】になります。配当率5%以上で毎月配当金が支払われるのは、配当戦略の投資家にとっては非常にありがたいと思います。

 

高配当銘柄のコンビは下記記事で詳しくまとめていますので、組み合わせを色々選んでみてくださいね。

www.momiage.work

 


ボラティリティ特化

 これはネタ枠かもしれないですが、とにかく上下に荒い動きをしつつもそのボラティリティを楽しみながらリターン出したいという投資家向けの組み合わせになります。

 

もみあげはとてもじゃないができないですが、あえてコンビを紹介しておくと。3倍のレバレッジ債券ETF【TMF】+3倍のブル相場にレバレッジをかける株式ETF【SPXL】の組み合わせなどがあります。

 

 投資できる人がいるならどのようなリターンになってるか教えてほしいなとおもったりもします。

 

まとめ

では「【ランキング】債券ETFをリスト付でランキング!株式とのオススメコンビも紹介!」をまとめていきますね!

 

債券ETFリストで様々な要素を網羅して、債券ETFを徹底比較してみました。債券ETFと株式のシナジー効果を考えると債券ETFは長期投資戦略として是非とも組み入れていきたくなりますね。 

 

オススメコンビも自分で今回紹介した以外も色々検討してみるといいと思います。それくらい債券と株式のシナジー効果は抜群だと思います!是非皆さんのベストマッチを見つけてくださいねー!

 

但し、最初に説明もしましたが、債券がバブルになっている可能性もあります。リスクヘッジを忘れないようにした方がいいです。特に社債やジャンク債の比率は投資する前にしっかりチェックしてください。

 

上手く利用できれば毎月の配当金も確保しながら、株式よりも安定して長期投資が可能であるため、最強の不労所得になり得る債券ETFともいえます。

 

このリストが皆さんの長期投資の一助になる事を心から祈っています。

 

では皆さんの米国債券ETFと株式投資による長期不労所得とリターンでの資産運用を願って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your finger's crossed!

 

↓応援ポチっとありがとうございます!↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

↓面白かったら是非ともシェア願います↓

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

<関連記事>

初心者向けに債券の仕組みや債券投資方法をまとめた記事になります。

www.momiage.work

 

 

債券のバブルに対してリスク分析や対策をまとめた記事になります。

www.momiage.work