トランプ大統領弾劾が進んでいます。但しほとんどマーケットは影響をうけていません。むしろ大統領弾劾とは無縁でS&P500やダウは最高値を更新し続けています。
過去に2回ほど上院で弾劾決議をかけられた大統領達と並んで、不名誉な3人目になったにも関わらずに。
そんな中で、米国株投資の12月第3週の週間実績報告。投資実績としては 配当込みで+294万円($26,890=含み益$21,700 +配当5,190) 投資利益+15.9%です。
正に投資成績は絶好調、インデックスの理想値を上回る成績を出していることがわかっています。
「勝って兜の緒を締めよ!」という事がありますが、勝ってるという言葉が実はもみあげはこの米国株投資・資産運用においては大っ嫌いなんです。そもそも長期投資において勝ち負けなんてあるのでしょうか?その点もお伝えしたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「トランプ大統領弾劾中!米国株投資絶好調で勝って兜の緒を締めよ?【週間投資実績】」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
トランプ大統領弾劾内容
トランプ大統領は下記2点の内容で弾劾決議を進められてしまっています。それによって下院数は民主党の方が議席が多いために、下院で弾劾決議が通ってしまいました。
・次期大統領選で対立候補になるかもしれないバイデン氏とその息子について、ウクライナに汚職捜査をさせようと働きかけた「権力乱用」の疑い
・さらにウクライナへの働きかけについて下院が調査を始めると、これに抵抗し、妨害しようとした「議会妨害」の疑いもかけられている。
不名誉な3人目の上院で弾劾されたトランプ大統領ですが、実際に弾劾されるのは現実的ではないようです。
今回可決されたトランプの弾劾訴追決議案は上院に送付され、1月から弾劾裁判が始まる。しかし、上院の議席は共和党53、民主党45、無所属2となっており、罷免に必要な3分の2の賛成票の確保は困難との見方が強いです。
勝って兜の緒を締めよ?
タイトルの「勝って兜の緒を締めよ」をという言葉は、皆さんご存じの勝利してるときに油断をすると足元を救われて大きな損失を生む可能性があるために、気を引き締めるという意味になると思います。
ただもみあげは長期投資においてそもそも「勝つ」という言葉自体が、いらない言葉・存在してはいけない言葉だと思っています。「勝って兜の緒を締めよ」自体が長期投資からすると的外れの言葉です。
もちろん投資成績がいいことを素直に喜ぶのはいいと思うんです。楽しくないと長期投資は続かないですから。
ただその場合でも資産が「増えた」のが嬉しいじゃないでしょうか?資産運用が上手く行ってるだと思うんです。
だから米国株投資が絶好調だとしても、長期投資をしてるならそもそもギャンブルなんてやってるわけもなく、決められたルールで自分なりの投資手法を繰り返してるだけ。
「勝つ」という言葉や感覚自体がおかしく、ましてやそれに対して調子に乗っているとか短期の成績に浮かれるなという言葉は余計なお世話で、淡々と自分の投資手法を続けるだけなんです。
メンタルが上下に不安定になって、自分の投資手法を乱すことが最もリスクであるともみあげは思います。「勝つ」も「必要異常に怯えたり・リスクの忠告など」も正直な所長期投資には余計な感情なんです。
投資成績(12月第2週終了時点)
12月第3週評価損益
評価額合計 : $191,220
コスト合計 : $169,519
含み益合計 : $21,700
含み益% : 12.8%
12月第2週評価損益
含み益合計 : $18,176
含み益% : 10.8%
先週対比
含み益合計 : $3,524
含み益% : 2.0%
含み益合計、含み益%は上昇しました。順調にマーケットの上昇とともに投資成績も結果がついてきてる状況にはなってきていると思います。
(先週S&P500終値3168.8 今週S&P500終値3221.22)
追加投資
【CMCSA】コムキャスト1.5万円 将来期待 今週は3株のみ
追加投資として1.5万円ほど行いました。元々12月15日時点における米中追加関税の状況で、追加関税でネガティブな事項があってマーケットが下落したら大きく追加投資。
追加関税でポジティブな事項があってマーケットが上昇したら、しばらく様子見と決めていたので、予定通りです。
特に保有銘柄を売却して利確するなどの予定もありません。
米国市場状況(12月第3週)
12月第3週ヒートマップ
トランプ大統領弾劾は全く問題になっていません。相変わらず全体的に順調なのがよくわかると思います。これにはもちろんFRBの毎月6兆円の隠れQE(量的緩和)も効いています。
さらに年越しにおいてのマーケットの下落を避けるために、FRBは隠れQE(量的緩和)を52兆円追加することも発表しています。
まさに株高を米国中央銀行が強烈に後押しをしてる状況になっています。
【BA】ボーイングは737MAX問題で2020年の見通しが暗い為下落→戦中も継続中
12月第2週ヒートマップ
まとめ
では「米中貿易協議第一段階合意で投資成績も最高値達成!【週間投資実績】」をまとめていきますね!
確かにトランプ大統領が本当に弾劾に罷免されたら大きな下落要因になりそうですが、現実的には起こり得なそうです。そして米国株の株価上昇を現在はFRBが隠れ量的緩和によって強烈にバックアップしているので、楽観視できる状況ではないです。
今回は長期投資においてそもそも「勝つ」という言葉自体が間違ってることを主張しました。そしてそもそもその感覚であるならば、周りからの調子に乗るなとか油断するなも間違っているんです。
長期投資家の皆さんは今年の状況において資産が確実に増えてきてるなら、それを今までの自分の中のルール通り、そしてリスクヘッジをしながら自分の投資手法を継続して行けばいいだけだと思います。
長期投資は自分との戦いです。周りのノイズには惑わされないで、淡々と資産運用をけいぞくしていけたらいいですね。
12月第2週のコメントです。備忘録
米中貿易協議第一段階合意はマーケットはかなり含みで株価は支えられていたみたいです。もし合意されてなかったら2018年のような状況になっていたかもしれませんね。とはいえ、内容はそこまで驚くべきことではないのもわかりました。
とにかく今後実体経済が上昇するかどうかがカギだと思っています。2020年4-6月に株価上昇を支えてる量的緩和月間6兆円が終了予定なので、そこまでにどれだけ経済指標の数字が上昇するかをウォッチしていきたいです。
*投資判断はあくまで自己責任で
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