今週は利上げの幅で大きく揺れた週だったと思います。動揺と混乱がありながら全指数が押し下げられたといえそうですが、週末には回復傾向にも入っていました。そんな一連の流れを振り返っていきたいと思います。
こちら全指数の状況です。ナスダックが最も下落しています。
米国株投資家もみあげの「「インフレ指標で75と100で揺れた」米国株週間振り返り(7月11日-7月15日)をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
米国株まとめ
マーケット感想
月曜日は先週まで好調だった中国株が時間外で大きく下落しました。それに引っ張られるようにまた景気後退とインフレ懸念が再燃します。TWTRとTSLAというイーロンマスク絡みの2銘柄が大きく下落していたことも結果的にマーケットをネガティブな方向に導いたといえそうです。
火曜日
米国株まとめ
マーケット感想
この日はCPIの予想がアップデートされていき、高ぶれすることが懸念されていました。よってこれが株価の重しに。ただ全面的に下落するのではなく、あくまで警戒レベルとなっています。それを証拠に航空などはAALの収益予想が上向きの報道が入り大きく上昇していました。
水曜日
米国株まとめ
マーケット感想
水曜日はCPIで動揺と混乱した日でした。まずCPIが発表された瞬間に株価は大きく下落。一気に100BPSの予想が並んでいきます。ただ今の現状だと売られ過ぎても反発が入る状況。下落から一気に急反発しました。さすがに引けは売られますが、思ったよりも底堅い状況でした。
木曜日
米国株まとめ
マーケット感想
この日は前日までの100bps織り込みで動き過ぎた下落目線を否定するかの様な動きをします。特にナスダックが大きなボラをもってプラス圏に転じます。動き的には利上げの後の利下げを織り込んだかのような動きでした。半導体はTSMの好決算で底堅い強さが出てきています。
金曜日
米国株まとめ
マーケット感想
最終日は今度は75BPSの利上げ予想に戻ります。FEDメンバーが75BPS支持というのをここまで織り込ませなおさせ、更に小売り売上高のややつよ、NY連銀製造業景気指数の上昇、ミシガン大学の期待インフレ率の低下、これらがその75BPS利上げを後押しする形になります。また金融のCの好決算がマーケットのセンチメンタルを後押し、18週間で最大の上昇になりました。決算が与える影響が大きくなってる感もでています。
まとめ
では「「インフレ指標で75と100で揺れた」米国株週間振り返り(7月11日-7月15日)をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
今週を総括していくと全指数が下落していますが、一旦100BPSの利上げでマーケットが景気後退懸念が再燃していたのが、週末にかけて75BPS利上げで織り込みなおして一旦落ち着いたのがわかります。
ただしファンダの影響が良くも悪くも大きくなってきてるのも見てきています。となると来週からの決算シーズン経過がマーケットに与える影響がかなり大きくなりそうですね。
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