今日はCPIのインパクトでマーケットが混乱した日だったといえそうです。時間外ではナスダックは2%程マイナスになりましたが、最終的にほぼ帳消しになっています。事前にマーケットがある程度予想していたので、時間外の動揺が場中では収まったとみてよさそうです。
ただ債券市場は明らかに動きが出ています。
米国株投資家もみあげ「CPIインパクトに動揺と混乱!米国株は3日連続下落」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ7月13日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年7月13日
今日の感想:振り回される投資家達、FEDは想定内???
ダウ -0.62%
ナス -0.95%
SP500 -0.92%
ラッセル -0.22%
マーケット総括:動揺と混乱、債券に買いが続く
強セクター:消費・生活・天然ガス
バリューvsグロース:バリューがマシ
*質問OK pic.twitter.com/Rpv7fMawGt
注目ニュース
CPI
CPIがどれほどインパクトがあったのか、40年間で最大の伸び、そして月間での伸びも2005年以来の最大の伸び。マーケットはまだ予想が出ていたので、インパクトがとどめられていますが、これが実際に企業業績にどのようなインパクトを与えるのかが非常に気になります。
悪いCPI
最大の変化は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)に対する見通しだ。これまでは50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げ予想が過半数だったが、75bpの確率が75%に近づいてきた
→更に7月の100bps利上げオッズも50%近くに跳ね上がっています。想定以上のCPIの数字、流石に市場に動揺がでています。ただ株価はまだそこまでの反応ではなく、債券市場が2年に対してそれ以外がすべてインバースしてしまっています。
悲観予想
パイパー・サンドラーのストラテジスト、マイケル・カントロウィッツ氏は5月に顧客向けウェビナーを開催した際、S&P500種株価指数が3400まで下がることを米株式市場の最悪シナリオとして挙げていた。
従来は4000としていた同氏のS&P500種の年末予想は、今や最悪シナリオだったはずの3400に引き下げられた。12日の終値からは11%安となる。
→気になるのがこういった予想がどれくらいほかのストラテジストやアナリストが追従するかです。CPI発表まではまだ強気のアナリストも多く、実際に株価は今日はそこまで下げていないです。決算のガイダンスが本当に重要になりそうです。
まとめ
それでは本日の「CPIインパクトに動揺と混乱!米国株は3日連続下落」を纏めていきたいと思います。
債券市場の長期が買われてるということは、これで金利は天井だという思惑が債券市場には働いたと思います。逆に2年は利上げをかなり強く織り込んだことになります。
今日は株価はそこまで動いていません。マーケットは今回のCPI含めてやっぱり企業決算のガイダンス部分を注視していく流れになりそうです。好材料はまだ長期債がヘッジとして機能するようになる可能性かと思います。またこれだけのインフレ状況化でも株価に強さがある企業もチェックしていくといいと思います。
*投資判断はあくまで自己責任で
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