先週はFOMCの動向が最も注目だったのですが、それ以外にも見るべきポイントが沢山ありました。ECBのインフレ促進、スイス中銀の緊急利上げ、そして原油価格の下落などです。その辺りを中心に振り返りたいと思います。
指数は大きな下落が発生しています。今週反発できるかどうかが気になるポイント。
米国株投資家もみあげの「マクロ経済の重要性と景気後退感」米国株週間振り返り(6月13日-6月17日)をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
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マーケット感想
月曜日はWSJの飛ばしニュースで一気に下落した日です。時間外からECB関係の金利上昇に連動して、米国も金利上昇。それによってマーケットのセンチメンタルが崩れてる所に、更に75BPS利上げ検討というWSJのニュースで一気に崩れました。WSJは政治関係には信憑性があるので、マーケットは即座に反応した形です。
火曜日
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マーケット感想
月曜日が大きく下落したので、自律反発の可能性も考えられましたが、ほとんど反発できず、寧ろ時間外のドル高と金利上昇が株式の上値を抑えてしまった日だったと思います。更にFOMC前だったので、大きな動きもとれないという株式市場としては様子見するしかない状況でした。
水曜日
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マーケット感想
この日はFOMCによってヘッジ解除がされた日でした。ただ・・・次の日の状況に出てくるようにヘッジが解除されても過熱感がなく、寧ろFOMC後は売られてしまったイメージがあります。
75BPSはWSJのニュースで既にサプライズ感はなく、100BPSなら寧ろ大きなヘッジ解除がおきたかもしれません。ただリアルに景気後退の可能性も見えてきてしまった内容だったので、ヘッジがされたままだったとみることができます。
木曜日
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そして、FOMC後を見透かしたかのようにスイス中銀の緊急利上げが時間外に発表されます。そうなるとヘッジが一気に再度入ってくるのが今のマーケットです。そして75BPS利上げがされたので、国債はこれ以上は売りがでず。寧ろ景気後退感を織り込んで、今度はエネルギーなどシクリカル関係が売られます。経済指標も景気後退感に拍車をかけましたね。
金曜日
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マーケット感想
そして金曜日はOPEXでした。プットも一部清算されたと思うのですが、過熱感は全く感じませんでした。プットとコールの総量バランスなどはほとんど変わってないんじゃないでしょうか。そして原油がこの日も売られます。景気後退感を織り込み続けてるのか、もしくは短期的なバリュエーション調整なのかが気になります。
まとめ
では「マクロ経済の重要性と景気後退感」米国株週間振り返り(6月13日-6月17日)をまとめていきますね!
FOMC以外ではECBの動向が米国株に大きく影響を与えた週だったと思います。そして原油価格下落による景気後退感の顕在化も非常に気になる点です。
インフレのピークアウトもまだ先が見えていません。こういった点を理解しながら今週に臨んでいきたいですね。インフレ関係はブログで纏めておきました。是非読んでみてください。
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