明日がFOMCという事もあって、マーケットは全くやる気がないというか寧ろ、金利高・ドル高が重しになってじりじりと下がりそうなくらいでした。ただある程度下まで行くとオプション解除やショート解除で急反発する状況も見えました。
明日のFOMCに備えてでは今日の状況を纏めていきます。
米国株投資家もみあげ「デッドキャットバウンス無し!FOMC前の様子見」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ6月14日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年6月14日
ダウ -0.5%
ナス +0.18%
SP500 -0.38%
ラッセル -0.39%
マーケット総括:国債と為替主導のマーケット
強セクター:テック・エネ・中国
バリューvsグロース:グロース
*自律反発すらほぼない(場中にちょっとだけあったかも)
*質問OK#インフレ #投資初心者 pic.twitter.com/S7XtG7UEsf
暴落の入り口か底打ちか?
利下げ織り込み
なんとデータ上では既に来年末までに利下げが開始され、24年半ばまでに0.5ポイントの追加利下げがあると見込まれていることを、1カ月のフォワードのオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は示しているという事です。
余りにも性急な気がしますが、このデータは覚えておいていいと思います。2023年中にリセッションや景気後退が近くなるという事もこのデータに影響してる気がします。
商品インフレの影響度
5月の上昇分のほぼ3分の2は財の価格、特にエネルギーの上昇が要因だった。PPIはCPIの先行指標として活用される場合が多いのですが、今回PPIにおいてもインフレのピークアウトは見えない状況になっています。
大統領は楽観的
バイデン大統領は米国経済に楽観的であることが分かっています。但し条件としては今のインフレ状況が落ち着いたらです。
よって考えられるのが何が何でもFRBは今のインフレ状況を落ち着かせなくてはいけない。よって明日のFOMCも75BPSが有り得ないのではなく、十分あり得るとして想定しておいた方がいいかもしれませんね。
まとめ
では「デッドキャットバウンス無し!FOMC前の様子見」をまとめていきますね!
今日はデッドキャットすら起こらないまたもや非常に弱いマーケットでした。流石に下げすぎないように反発もありましたが、ダウ系が弱いのが気になります。
明日次第ではもし利上げが100BPSならテック系や焼かれたグロースがカバーで上昇可能性。(ドルはショート)
そして50BPSなら逆に今後が不安になり、原油/資源/大型テックをショートという見込みがある位です。
if Fed goes 50bps in June (= behind-the-curve) FMS says position deeper “risk-off” via short oil & resources (also big tech); if Fed goes 100bps (= aheadof-curve) position “risk-on” via short US$, long EM & low quality growth stocks: BofA FMS
— zerohedge (@zerohedge) 2022年6月14日
今のマーケット状況を握ってるのは国債と為替です。株式にはほぼ流動性もなく主体性もないので、その点を考慮して明日のFOMCに臨みたいですね。
*投資判断はあくまで自己責任で
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