新年あけましておめでとうございます!新年早々またビッグニュースが二つあります!1つはトランプ大統領が1月15日に米中貿易フェーズ1合意を署名することを宣言。もう1つはFRBが85兆円の「常設レポ」を設置予定という事です。
これは投資家にとっては、新年早々ビッグなお年玉になります。間違いなくこの2つは米国株の株価を支える力強い要素になるからです。
今回はこの2点のニュースに関して簡単にお伝えするとともに、米国マーケットの今後予想される流れを簡単にまとめておきたいと思います。
1年の計は元旦にあり!なので投資家としてはしっかり1年間の見通しをつけておきたいですねー。
では米国株投資家もみあげの「【速報】トランプ大統領1月15日米中署名宣言!FRBが85兆円の常設レポ設置」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
トランプ大統領1月15日米中署名宣言
トランプ大統領がはっきりとツイッターで1月15日に米中貿易合意第一段階に署名することを宣言しています。ただ確実に署名できるかはわからないですが、1月15日に署名を目指すことは非常に米国株式市場には意味があるんです!!
I will be signing our very large and comprehensive Phase One Trade Deal with China on January 15. The ceremony will take place at the White House. High level representatives of China will be present. At a later date I will be going to Beijing where talks will begin on Phase Two!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年12月31日
それが1月14日までに越年のFRBからの株高を支える資金が投入されている状況だからです。このタイミングにドンピシャで合わせてくるあたり、米国としてのリセッションは起こさせない。経済は安定させるという強い意志を感じます。
スケジュールは下記内容になっているみたいなので、確認してみてくださいねー。1月1日以降からも、なんと1400億ドル、約15兆円も資金が投入される予定です!!これは株価を堅調にしてくれるのは間違いないですねー。
1/14をめどに一旦リリースでも良いでしょう‼️
— T.Caster2.0@private investor (@0Caster2) 2019年12月30日
Fed供給日程
12/30 750億ドル
12/31-1/2 計1,500億ドル
1/3-1/14 計1,200億ドル
12/30 350億ドル
1/2 350億ドル
1/7 350億ドル
1/9 350億ドル
1/14 350億ドル
計5,200億ドル#ドル #株 #円 #投資 #ツイート #iPhone #ダウ #トランプ pic.twitter.com/Y46lNaN7aR
FRBが85兆円の常設レポ設置
もみあげは実はいまの米国株の上昇で一番懸念してたのは、米中関係ともう一つ債券バブルでした。債券バブルに関しては下記記事でまとめています。
特にジャンク債とハイイールド債の割合が増えてることに不安感があったんですが、今回のFRBの85兆円の常設レポはそのリスクを限りなく低くする対策だと思います。
『Standing Repo Facility』(常設レポ)についてセントルイス連銀のコメントです。
内容としては7,840億ドルの米国主要8行分の準備金を実質カバーします。これによって、債券価格の崩壊が懸念する状況において、銀行がカバーするのではなくFRBが即時資金を導入して債券価格を安定させられます。
これによって銀行は債券に対しての資金を提供させやすくなり、社債によって米国企業は資金を確保しやすくなります。FRBがバックアップしてくれてるので債券のデフォルト化懸念がなくなるからですね。
米国株が高値を維持してられるのは自社株買いの影響も非常に大きいので、このFRBの85兆円の常設レポ設置予定は株価を安定させるのにこれ以上効果的な物はないと思います。
実質的に4-6月期まで続く隠れ量的緩和6兆円分の代わりとなるような対策ともいえます。
リスクとしてはこれによってバブルが更に進んでしまう事。これに関しては米中貿易関係が安定化して経済の状況が本質的に安定した際に、適切な対応をできるかは注意してウォッチするべきだと考えます。
2020年の注目イベント
2020年の注目イベントをまとめておきたいと思います。米国株投資家にとってこのどれもが米国株に大きな影響を及ぼすイベントなので、是非目を通しておいてください。
別記事にてこのイベントがどのような影響を与えるかはまとめて行きたいと思います。ご自分の投資計画もイベントを意識しながら行うと上手く調整できる可能性が高いですよ!
~1月14日: FRBの米国市場への資金投入 合計1400億ドル 15兆円
1月15日: 米中第1フェーズ合意署名予定(トランプ宣言)
2月:大統領選挙候補者選びスタート
2月3日
アイオワ州で「党員集会」
ー各党の候補者選びがスタートー
2月11日
ニューハンプシャー州で「予備選挙」
3月:更に候補者絞り込み
3月3日
スーパーチュースデー
ー各州の候補者選びが集中するー
4-6月:FRBによる量的緩和終了予定(毎月6兆円)
→常設レポ導入でほぼ同様の効果期待
7月:民主党党大会→民主党候補決定
8月:共和党党大会→共和党候補決定
11月:大統領選挙
まとめ
では「【超朗報】米中貿易合意1月15日予定!FRBが85兆円の「常設レポ」設置」をまとめていきますね!
1月1日は家族や友人との大切な時間に使いたいところです。なによりもそれが一番大切ですね。心の安定・友情・愛情がないとお金を持っても幸せになれないからです。素晴らしい年始めであることを願っています。
もしその中で時間があるなら1年の計は元旦にあり!ということで、米国株投資家は是非とも今年の投資計画やシミュレーションを今回の記事を参考に行ってみてください。
もしかしたら米国株は今年も皆さんが想像するより堅調な動きになるかもしれません。それほど特にFRBの85兆円「常設レポ」設置は大きな大きなお年玉です。
では皆さんの1年の健康と幸せを心から祈って!今年もどうぞ米国株投資家もみあげブログをどうぞよろしくお願いいたします。
*投資判断はあくまで自己責任で
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