【MCD】米国マクドナルドの銘柄分析です。フランチャイズ経営が最大のリスク?になり得るわけがないと思われた方もいると思います。
【MCD】マクドナルドは米国株投資家にとって現在最も注目を集めてる銘柄といっても過言じゃないです。何故ならば、2008年のリーマンショックの下落時に他の米国株が40-50%下落したところ、マクドナルドは20%の下落で最も下落に強い銘柄だった。
そして直近2-3年間の高収益による好業績によって、経営も安定しているといった財務の優秀さが、その下落耐性が強いマクドナルドの人気を今の不安定なマーケットにおいて更に押し上げてると思っています。
そのマクドナルドがフランチャイズ経営(FC)を強化して収益が上昇しているのはよく知られてる事実です。「マクドナルドはハンバーガー屋さんの皮をかぶった不動産業を営んでいる」とよく言われます。
今更マクドナルドを銘柄分析することに価値はないのかもしれないと思いました。フランチャイズ経営の強化が現在のマクドナルド好調の理由と結論づけられている銘柄分析も多いです。本当にそうでしょうか?もみあげの結論は違います。
ではもみあげ米国株投資家のマクドナルド銘柄分析記事をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
- 【MCD】マクドナルド銘柄判断
- 【MCD】マクドナルドの財務・チャート分析
- Annual Repot(最重要)
- フランチャイズ経営
- エリア経営戦略の見直し
- ESGへの取組
- ハイテク導入
- 【MCD】マクドナルド銘柄分析まとめ
- まとめ
【MCD】マクドナルド銘柄判断
マクドナルド銘柄判断
マクドナルドの銘柄判断はもみあげはもちろん買値は気にしますがストロングバイです。これだけ業績がいいから当たり前でしょ?という意見がでそうですね。とんでもないです。
ホルダーではありますが、ずっとマクドナルドの本質が見えていませんでした。リスクも探すことができていませんでした。しかし今回の銘柄分析で本質もリスクも見えたからこそのストロングバイです。
マクドナルドの財務分析や経営を見てると一見するとFC収益が現在のマクドナルドの企業価値を形づくってるように見えます。確かに不動産業スタイルで80%以上の利益率をあげるフランチャイズ収益は企業の収益の源泉だと思います。
但し財務分析すると実は2014年と2015年フランチャイズ経営に陰りがみえてきていた。何かを変革しなければフランチャイズ経営でも限界が来ることが分かりました。
2015年2月にウォールストリートジャーナルからマクドナルドに関して下記記事が投稿されています。マクドナルドは2014年と2015年は実は「成功のレシピ」を失いかけてたはずなんです。
そして2015年にCEOが現在のスティーブ・イースターブルック氏に代わっています。そこから経営戦略を変更して業績をまた成長路線に持ち直しています。だからこそのストロングバイです。
6つのキーワード
今回のマクドナルド銘柄分析は下記6つがキーワードになります。
・フランチャイズ店舗当たりの売上増加
・フランチャイズ経営
・エリア経営戦略見直し
・ESGへの取組
・ハイテクの導入
・1番の「I'm Lovin' It」へ原点回帰
【MCD】マクドナルドの財務・チャート分析
まずは10年間の財務とチャート分析を行っていきたいと思います。
【MCD】マクドナルド
予想PER : 27.25
配当率 : 2.12%
連続増配 : 42年
創業1940年・アメリカ合衆国 イリノイ州オークブルック
シカゴが本拠地ですね。創業者レイクロックとマクドナルド兄弟によって、全世界にハンバーガーファーストチェーン店として一気に展開。マクドナルド帝国とも言われる。
創業までのストーリーを知りたい人はこの映画は必見です!
財務分析
売上・営業利益・利益率)
売上は2013年からFC経営を更に強化したので下降。気になるのは利益率が2014年・15年に低下した事です。現在は40%という凄まじい稼ぐ力を発揮しています。
キャッシュフロー)
2018年は営業CFが2012年並みに戻っていますね。但し2014年から2017年までは営業CFが落ち込んでいってました。
EPS・配当・配当性向)
こちらも2014年と2015年はEPSが下降。配当性向も2015年は71.7%になっていますね。2018年にEPSが7.54!配当性向が55.6%という驚異的な上昇をみせています。
チャート分析
今回は11年分のチャート分析です。2008年のリーマンショック時の落ち込みが非常に小さいのが分かります。そして上記でも述べていた2014年から2015年にかけて株価が停滞しているのが分かります。2016年から一気に上昇曲線に乗ったイメージですね。
*StockCharts
S&P500対比チャート(5年間)
S&P500対比でマクドナルドはS&P500の上昇率を3倍上回ってる事になります。
*Bloomberg
財務・チャート分析まとめ
財務・チャートの分析を行うと2014年と2015年が低迷していた。特に営業CFが悪化していてキャッシュを稼ぐ力が弱くなっていたことが分かります。営業利益率も減少していましたね。
フランチャイズ比率を2016年に20%から15%に変更させているので、利益率に関しては上昇することは理解できます。その時点でのフランチャイズ利益率が75%、直営店利益が25%だったので利益率やEPSは改善させられますよね。
但しそれでは営業キャッシュフローは伸びないはずです。でも2018年には営業CFが2013年の水準まで戻っています。となると2016年から2018年の間に利益だけではないキャッシュを稼ぐ力が強まったと考えられますよね。
今度はマクドナルドのIRを見ていきたいと思います。次の資料を見ることによって、マクドナルドの現在の収益構造の本質が見えます。
Annual Repot(最重要)
このレポートを見ることによって、はじめてマクドナルドの収益構造が理解できることになります。*データは全て Annual Reports | McDonald's
今回は2013年以降の変化を明確に表すために、2013年から2018年までのグラフを活用します。
FC店舗売上・FC店舗率
フランチャイズ(FC)店舗の売上が上がっていますね。2018年のFC店舗率は93%なんです。但しこれだけだとFC店舗率が上昇したから売り上げが上がるのは当然としか見えないんです。
FC店舗増減率vsFC売上増減率(最重要)
このグラフが今回最も大切です。2013年の数字を0と考えて、そこからの増減率を比較したグラフになります。
2014年から2016年は実はFC店舗が増加しているのに、FC店舗当たりの売り上げは下降してたんです。2015年は6%も下降しています!そして2017年に増減率が同じになり(分岐点)。2018年はFC店舗増加率よりFC店舗売上の増加が7%も多くなった。
要するに2013年と比較すると2018年にFC1店舗当たりの売上が上がったというデータが読み取れるんです。これが最も大切です。
FCの利益全体に対する%
上記を考えるとFCが83.8%も全体の利益を構成しているのは素晴らしい事になってきますよね。FC1店舗当たりの売上が上がってるんですから、どんどん稼げることになる。
Annual Report まとめ
ではなぜフランチャイズ1店舗当たりの売上を上げることができたのか。そこが今のマクドナルドの成長理由の本質になります。次から今回のキーワードになるフランチャイズ経営・エリア経営戦略の見直し・ESGへの取組・ハイテク導入の順番に説明していきます。
フランチャイズ経営
マクドナルドの経営はハンバーガーを売るハンバーガーショップではなく、フランチャイズ経営という名の不動産業とも言えます。下記記事が今回の記事での銘柄分析のきっかけになった記事です。
フランチャイズ方式には不動産賃料を徴収するBFL契約とロイヤルティーを徴収するコンベンショナル契約があります。そして不動産賃料を徴収するBFL契約の方が利益率が遥かに高いです。
フランチャイズ経営に関しての一番のキーは変動が激しい人件費を計上する必要がない、またハンバーガー販売の売上の増減に左右されずらい為に安定した利益を得ることが可能になるという事です。
フランチャイズ経営がマクドナルドのコアコンピタンスであるのは間違いないですね。収益の源泉を作っているのはフランチャイズ経営です。
ただ大きなリスクになるのが、FC元であるマクドナルドの企業価値が下がれば、FCオーナーになる魅力が減る、そしてFC契約自体を解消されるという事です。実際に2014年・2015年の状況なら今頃FC契約の解消が問題になっていたかもしれません。
エリア経営戦略の見直し
業績悪化を受けて2015年3月にスティーブ・イースターブルック氏がCEO(最高経営責任者)に就任して即座にエリア経営戦略の見直しを提言しました。具体的には、世界で展開している市場を、地域ではなく市場としての成長特性で次の4つに分類し直した。それまではUSA・Europe・APMEA(オーストラリア・中国)・Otherで成長という意味での区分けはありませんでした。
・米国(最大の市場)
・業績を牽引する市場(フランス、オーストラリア、イギリスなど)
・高成長が期待できる市場(中国、ロシア、韓国など)
・基礎的市場(日本、中東、中南米、インドなど)
マック、危機時に最悪の経営陣…泳げない者同士がしがみついても再建できず | ビジネスジャーナル
米国への取組
アメリカの売上の実に70%がドライブスルーというのが事実です。これはハイテクにも関連するのですが、ドライブスルーを如何に効率化できるかが実は収益の鍵。音声認識ドライブスルーを採用して、人件費を削減しつつスピード化を図っています。
中国への取組
この地域性の見直しが最もよく表れているのが中国での直営店の対応です。 2017年に直営店の株式を中国国有企業に52%売却。また米プライベートエクイティ(PE)のカーライル・グループは28%売却しました。ロイヤリティ契約に変更して20年間ロイヤリティを得る形に変更しています。残り20%も全てフランチャイズ経営に変更しています。
20年という期限付きですが、今の状況を考えると本当に大きな意味が2つあります。
1.中国の国有企業で運営されリスク管理が容易くなる。情報操作が可能になり、ネガティブ情報が露出しない。更に国有企業は中国政府からの恩恵を受けれる!
2.米中貿易戦争に影響を受けずらい。マクドナルド(米国)の看板を背負った中国の国有企業なので、米中どちらの面子も大事にできる。寧ろ守られるか?
日本への取組
2015年の300億の赤字から、カサノバ改革で「食の品質問題の改善」「不採算店舗の削減」「味の追求・メニュー」「コラボ商品」そして現場改革などを行っています。2018年までに劇的なV字回復をしたんですね。
日本での 取組の大きな意味は、成熟市場での成功体験のベンチマーク(指標・基準)ができたという事です。更にESGに関連する食の品質問題の改善ができたために、全世界でシナジー効果も出せますよね。
エリア経営戦略の見直しによる売上%の変化
エリア経営戦略で一番注目したいのは、最も高成長が期待できる市場の割合が6%から2018年に11%に上昇したという事です。高成長の市場で売り上げを更に上昇させれることが期待できますよね!
エリア経営戦略の見直しまとめ
2015年までの地域という区切りから、成長特性でエリア経営戦略を見直していることがよくわかりました。またエリアの中でも地域特性に応じて戦略を柔軟に変化させているのが、わかりますね。成長特性が同じエリア内なら一つの戦略が上手くいけば横展開を行いやすく、シナジー効果を出しやすいのが非常に大きいと思います。
ESGへの取組
ESGは環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の英語の頭文字をとった言葉です。最近このESGの価値が世界中で高まりつつあります。ESG投資も存在するほど注目を集めていますね。
ESGはそれ単体では価値はそこまで無いともみあげは思っています。また判断基準も曖昧です。但し企業のブランディングの観点では上手く活用すれば企業の社会的価値を高める事が可能です。マクドナルドもESGで価値を高めています。
2014年までのESG活動
マクドナルドは外食産業の中では早期の2011年頃からESGに取り組んできています。それにも関わらず2014年に食の問題が発生して、中国でのマクドナルドの品質が大問題に。更にマーケットでの欧米ファーストフードの需要が極端に低くなっていました。
ロシア政府からも度重なる抜き打ち検査を受け、モスクワやソチなどでは衛生問題を理由に複数の店舗が閉鎖させられるなど。食品の質自体に疑問をもたれ散々な状況でした。
実はもみあげが2015年にアメリカで駐在するまでは、アメリカのマクドナルドは最底辺のファーストフードで何も食べる物がない時にいくお店という認識がありました。従業員も食品の質も非常に低いと。
2015年からのESG活動
2015年から本気で活動を行ってきたイメージがあります。社会貢献に更に力を入れる。日本での取り組みが分かりやすいですね。
アメリカのマクドナルドでさえも健康志向を考慮して質を向上させる取り組みを続けて来ています。
もみあげの実体験の一つなのですが、米国で車で長距離出張中にマクドナルドに寄る機会があったんです。急いでたので食べやすいマックナゲットを購入した時に、凄く感動したんです。
パッケージが全て紙製になっている、更に運転中に食べやすいように、ソースをいれるポケットまである。デザインも親しみやすい。米国マクドナルドのイメージが凄く変わりました。(これがあったから今ホルダーなのかもしれません)
ESGへの取組まとめ
現在の世界の流れとしてESGが企業価値を大きく左右することが分かったと思います。マクドナルドは元々取り組んでいたのですが、それを更に見える形にしてESGでブランディングを行い、社会に対する企業価値を高める努力を継続していることが分かったと思います。
投資家向け情報においても2016年からESGへの取組内容を別途報告書として作成してる位企業全体でPRを行っていますよ。
ハイテク導入
マクドナルドがハイテク?
まず下記写真をみてください。
この写真をみて何も先入観がないとしたら何の場所だと思いますか?ハイテク関係のオフィス?アップルのブース?これはシカゴ1号店の店内です。ハンバーガーショップとはとても思えないですよね。
ハイテク導入の時系列
マクドナルドはダイナミックにハイテクを導入してきています。この動きが2015年スティーブ・イースターブルックCEO就任から強まっていきます。
2018年3月14日
モバイルアプリやデリバリー、セルフオーダー店など、さまざまなテクノロジーを取り入れた新しい注文方法を導入している。これによって、店舗従業員は忙しすぎて手が回らなくなり、2017年には客一人当たりの待ち時間が30秒増加したということ。
但しそれに反して従業員一人当たりの売上高が50%増加したという事です。この事もあってアメリカでは大量離職が問題にもなったみたいですが・・
そして2018年にダイナミックイールド買収による新技術導入で、お客様のニーズにダイレクトに訴求可能な店頭での電子メニュー開発に力を入れてます。最終的には地域・気候条件などでおススメメニューや表示メニューを変更させるという事。
直近の決算でもハイテク導入が非常に高い効果を挙げているのがわかりますね。Uber Eastとの連動。セルフ端末注文などハイテクの活用による売上増加が効果的に作用しているみたいです。
マクドナルド決算まとめ
— 米国株 決算マン (@KessanMan) July 27, 2019
❶ 米国では9000店舗以上でUber Eatsが利用可能となっており、その上でDoorDashと提携し1社依存を避けた。
❷ セルフ注文端末(kiosk)は世界で好調。さらにテック企業買収でアプリ、デジタルメニューボード、kioskとあらゆる顧客接点で(文字数)https://t.co/CAC38Vanhd
ハイテク導入まとめ
マクドナルドは2015年からハイテクを導入しだして、実験的な意味合いで裏ではこのマクドナルドのマニュアルとハイテクの融合で相当な苦労をしたという事が伺えます。
マクドナルドの革新的なハンバーガー提供のマニュアル、これは門外不出でスピードとクォリティーを両立させたマニュアルになります。それにハイテク技術をシンクロさせて、ハンバーガーショップ「成功のレシピ」を新たに構築してるとも思えますね。
例えばハイテクによって地域や天候まで考慮して、日本は四季のお勧め、ロシアなら暖かいスープがデジタルメニューにお薦めされて、Uber Eastで共働き家族に配達など顧客ニーズを究極的に追求できることになりますね。エリア戦略ともしっかり連動してる所が素晴らしいです。
【MCD】マクドナルド銘柄分析まとめ
【MCD】マクドナルドの銘柄分析のまとめです。6つのキーワードのおさらいをしながら、リスクも明確にしておきたいと思います。
6つのキーワード
・フランチャイズ店舗当たりの売上増加
2015年の店舗当たりの売上減少から、FC1店舗当たりの売上が2013年と比較して上昇中。これがFC経営戦略の成長のエンジンを担う。
・フランチャイズ経営
FC経営が利益の源泉です。FC経営も不動産賃料契約タイプとロイヤリティタイプを使い分け。不動産賃料契約は驚異の80%以上の利益率。FC経営があるからの高収益。
・エリア経営戦略見直し
成長特性に合わせてエリア毎に経営戦略を柔軟に変化させた。成長市場のマーケット比率が2013年6%から11%に上昇。マーケット成長に連動して成長できる。またエリア単位で成功戦略を横展開が可能に。
・ESGへの取組
ESGの取組を完全に見える化。これによって社会に対する企業価値を飛躍的に高めた。ブランディングが成功している。
・ハイテクの導入
既存マニュアルにハイテクを導入することによって、エリア経営戦略やESGと連動して顧客ニーズへの訴求力を大きく高めている。ハイテク化は更に継続で新しい「成功のレシピ」を構築している。
・「I'm Lovin' It」へ!原点回帰
フランチャイズ経営を利益の源泉として、成長特性のエリア経営戦略+ESGの見える化・強化で再ブランディング+ハイテクの導入による顧客ニーズの訴求力強化によってフランチャイズ店舗当たり売上を上昇させた。これはマクドナルドのスローガン消費者の1番の「I'm Lovin' It」(お気に入り)を目指した原点回帰ともいえる。
事実ランキングが物語っています。凄いな・・・マクドナルド。
ファストフードランキング
米国1位 中国2位 フランス1位 ブラジル2位 インド2位
リスク
2015年までのフランチャイズ経営だけに注力してしまう状況に再度陥ってしまう事。短期的に店舗当たりの売上が下がった時に、現状のフランチャイズ比率93%を更に押し上げて短期利益だけを改善する経営戦略を行った場合は大きなリスクが発生する可能性あり。よって店舗当たりの売上の変化をしっかり見極める!また成長市場での成長力も注視が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は誰もが知ってるどこにでもある【MCD】マクドナルドの銘柄分析を行いました。銘柄判断はストロングバイの理由も詳細に説明しました。現状はマクドナルドが単独で株価が下落することは考えづらいですね。
もみあげは【MCD】マクドナルドのホルダーです。ただずっと疑問がありました。本当にフランチャイズ経営だけでこの銘柄を所有していていいのか?フランチャイズ経営だけで儲かるならどこでもできるはず。リスクが見えない。
今回銘柄分析をして気づいたのは、マクドナルドは「I'm Lovin' It」(おきにいり)に原点回帰していたのが分かったんです。「スマイルは0円」は有名だと思います。マクドナルドが消費者へスマイルを届ける企業にまた戻ってきているんです。
そしてそれが企業を成長路線に押し上げている。だからもみあげはこれからもマクドナルドを保有していきます。但しこの企業が目先の利益に目を曇らせて、フランチャイズ経営=不動産業だけに注力したらホールドをやめる可能性があります。
1つバフェットさんの明言を紹介しておきます。今回の銘柄分析におけるマクドナルドのリスクは正にフランチャイズ経営ですね。
Risk comes from not knowing what you're doing.
Warren Buffett
リスクはあなたが何をやっているか理解していない時に起こる。
マクドナルドのESGページに素敵な写真がありました。子供たちのお気に入り・スマイルをいつまでも提供する企業である事を本当に期待しています!
米国株投資家としてマクドナルドのホルダーである事がワクワクして楽しい。そんな気分になれるのは幸せです。皆さんもそんな魅力的な企業を見つけて投資できたらいいですね。
*投資判断はあくまで自己責任で
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