今回はブルームバーグで掲載された米経済界「株主中心主義」拒否報道に関してのもみあげが感じた事を記事にしようと思いました。この報道によってアメリカ市場にどのような変化があるのか。
米国企業が方針を変えるとアメリカ市場が変化するのか。そして米国株投資はこの記事をみてやめたほうがいいのか?そんなことないです。1人の社会人として、米国株投資家としてこのニュースに関しての感想はポジティブです。むしろ歓迎します。それは何故か?
では米国株投資家もみあげの投資ブログを楽しんでください!
*投資判断はあくまで自己責任で
米国株と日本株の連続増配年数の違い
もみあげは米国株投資しかしたことがなく、日本株に投資はした事がありません。もしかしたら日本株投資も米国株投資も行った事がある投資家さん達は、米国株も日本株みたいに株主軽視の流れになることを懸念してるのかと感じました。
連続増配年数がよく株主重視に関しての指標として使われますが、日本とアメリカを比較すると。25年以上連続増配している銘柄を「配当貴族」、50年以上連続増配している銘柄を「配当王」と呼びます。
「配当貴族」 アメリカ38社、日本1社
「配当王」 アメリカ14社、日本0社
配当王の中には連続増配60年を超える企業も何社か含まれていますね。
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米国企業は株価が下がらないように自社株買いをして、株主に貢献するというのもよく聞く話ですね。
確かにアメリカが日本みたいになると考えると米国株投資家が恐れるのは無理もないかもしれないですね。自分だって絶対に大丈夫なんて経験もないので言えないですね。
企業の本質は「利益」
アメリカの成長率が日本より高い、アメリカのインデックスS&P500は上昇し続けてる!日経平均がバブルの30,000をずっと更新できないのに!だから米国株投資は続けても大丈夫といった議論は今回はそこに関してはおいておきます。
日経新聞を読み返すと、企業利益は上昇してるが、従業員賃金の伸びは鈍い。ミレニアム世代が利益より環境を重視してる傾向がある為の配慮と書いてあります。
これで株主を軽視してる事に本当になるのでしょうか?というか株主だけを大事にしてて企業が本当に経営をやれると考えるのでしょうか?
企業の本質は稼ぐこと「利益」を上げる事です。要するに周りの環境が変化してきたから利益を更に上げるためには、環境に適応しないといけないと考えたんじゃないんでしょうか。
アマゾンやJPモルガンチェースが利益を減らしてまで、この取り組みをやると思いますか?元々日本企業より遥かに儲けてるからその利益の内部留保益を株主に還元してただけじゃないですか?
そして株主から資本を集めてる状況でもあるのに、株主から資本が集まらなくなったら米国企業にとっても一大事!ですよね。株主は同時に消費者でもあるんですよ。そこをないがしろにし過ぎたら、企業価値自体が低下しますよね。
要はバランスとるって事でしょ。
まとめ
もみあげは1企業のサラリーマンです。そして米国株投資家でもあります。確かに株主ではありますが、株主でいる理由はその企業がきちんと「利益」を上げてくれるからです。それが一番の理由です。
環境が変化しているのに株主ばかりを優先して、成長投資が出来なかったり経営戦略に打ち手がなくなる企業には全く魅力を感じません。そんな企業に株主として自分の大事な資産を投資することはあり得ないです。
もみあげはとにかく企業の本質は「利益」を上げる事。そしてそれを実施するために経営戦略があり、その経営を投資家として投資する価値があるから株主をやる。と考えています。だから米国株投資をやめる事は全く考えていません。
皆さんはどうおもいますか?
*投資判断はあくまで自己責任で
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