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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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【MSFT】マイクロソフト銘柄分析 時価総額1位 キーワードは「信頼性」

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米国株投資家に最近では最も人気がある銘柄の一つと言ってもいいのが【MSFT】マイクロソフトじゃないでしょうか。7月26日にS&P500が過去最高値を達成すると同時に、マイクロソフトも過去最高値を達成しています。また【AMZN】を抜いて、時価総額1位にもなっていますね。

 

もみあげも【MSFT】マイクロソフトを2019年5月から新規購入して先日買増しを行いました。買増しした最大の理由はキーワードのマイクロソフトという企業への信頼性です。今回はその信頼性が何故生まれてるか、その部分を重点的に分析していきたいと思います。

 

こんにちわ!もみあげ投資家のブログにご来訪頂き誠にありがとうございます!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

【MSFT】マイクロソフトへの信頼性

 米国株投資家であるもみあげは先日マイクロソフトを買増ししました。理由としてはマイクロソフトなら大丈夫だろうという信頼性からです。また全世界で時価総額1位とい安心感もありますね。

 

マイクロソフトの決算が7月18日でした。もみあげはその決算発表前の7月18日午前中にマイクロソフトを買増ししています。決算ギャンブルといわれるかもしれないですが、それくらいマイクロソフトへの信頼性があったんです。

 

もみあげはシステムへの知識は素人同然です。そしてAIやクラウドももちろん記事を見て勉強はしていますが、専門的な事はわかりません。

 

となると米国株投資家として何を基準でマイクロソフトを購入するかというと、その企業の事業ななんとなくでもわかる。身近に感じられる。信頼性が大事だと思っています。

 

ウォーレン・バフェットさんが仰ってる「シンプルで理解しやすい事業を行っているか」に通じるものをマイクロソフトには感じるんです。その点を含めながら今回の記事はお話していきたいと思います。

 

【MSFT】マイクロソフト

言わずと知れた超優良企業のマイクロソフトですが、一度10年間の財務指標やチャートはおさらいしておきますね。

マイクロソフト(MSFT)

予想PER : 27.52

配当率    : 1.31%

連続増配 : 14年

創業1975年・アメリカ合衆国ワシントン州

 


財務分析

売上・営業利益・利益率)

売上は2016年・2017年に一度停滞しますが、CEO交代に伴ってクラウド事業をベースとしたサブスクリプションモデルに事業転換してからまた成長路線にかわっていますね。

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キャッシュフロー)

いうまでもない位潤沢且つ莫大なキャッシュフローを保有しています。これだけのフリーキャッシュフローがあれば、M&A戦略も大胆に実施できますね。

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EPS・配当・配当性向)

2017年のEPSの伸びは税制変更に伴う、特別収益が発生しているからです。成長株として一株当たりの利益ではなく、成長への設備投資にキャッシュを投じているという成長戦略が見えますね。

 

但し配当はこの10年間で3倍以上にもなっています。成長と配当の両立した素晴らしい財務といえると思います。

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チャート分析

チャートは2012年から上昇し始めてからほぼ非の打ち所がない右肩上がりの上昇になりますね。もちろんS&P500をアウトパフォームしています。押し目を待っていてもいつ押し目になるかわかりません。

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*StockCharts


財務・チャート分析まとめ 

ほぼ完璧な財務とチャートといえるのではないでしょうか。結果は見る前からわかっていましたが、これほどの規模の企業なのにも関わらず、キャッシュフローが潤沢でまだまだ成長に投資をしている状態であるのは脅威だと思います。流石に時価総額世界1位の企業と言わざるを得ないです。

 

【MSFT】マイクロソフト決算

マイクロソフトの決算は下記内容でも分かるように、絶好調と言ってもいいと思います。クラウドも伸びてる。Office365の成長率も加速してる。

 

もみあげのアメリカ駐在事務所でもOffice365のアップデートが始まっています。小さなシステムセキュリティー会社ですが、クラウドサービスを全面に押し出して、セキュリティー面を強固にするというのが理由です。バックアップも可能という事です。

 

エクセル・パワーポイント・ワードも全てバックアップ可能。クラウド上で管理するのでどこかのサーバーがやられてもすぐにデータを避難可能ときいて安心しました。

 

 

 ウォールストリートジャーナルでも記事になる位の好決算ですね。この中でもマーケットのマイクロソフトの信頼性を高めていることが分かりますね。

jp.wsj.com

キーワードはマイクロソフトへの信頼性

信頼性が最大の武器と考える理由

ここまでマイクロソフトの情報をまとめてきました。お気付きの方もいらっしゃると思うのですが、業績や決算に対しての信頼性が凄く高いと思いませんか?

 

もみあげは今のCEOのサティア・ナデラはマイクロソフトのWindowというOSに関しての30年以上にも渡るユーザーの信頼性を最大限利用して、AIやクラウドといった分野でもトップを取ることに成功してるんじゃないかとも考えています。

 

なぜならば下記AIやクラウドは何よりも最大のリスクはデータや安全性といったセキュリティ面が最も大事なポイントでそれを保証するのが、提供する会社の信頼性だと思っているからです。

 


AIへの取り組み

この動画の中でAIと銀行業界について語っています。いわゆる金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)を掛け合わせた「フィンテック」についてもですね。彼の言葉から信頼性が他社より秀でてる部分と彼らのビッグデータ・クラウドサービスへの自信がうかがいしれます。

www.bloomberg.co.jp

 

以前にも記事にしたのですが、マイクロソフトのこういった人的資源の取組は短期的ではなく長期的視点でAI分野においてトップの地位を確立しようとする取組として非常に信頼がおけますよね。

jp.techcrunch.com

 

こういった先進分野の投資もマイクロソフトならではの素早さですね。AIにかける彼らの取組のスピード感を感じる事が出来ます。ここでもマーケットからの信頼性を確立させてるといえます。

jp.techcrunch.com

 


クラウドへの取り組み

この動画においてはブルームバーグ記者がクラウド責任者に質問をする内容になっているのですが、そしてはっきりと責任者はクラウドビジネスのAzureがアジアではブームになっていると言っています。New yorkの貴社もアマゾンやアップルより優位な位置にあると明言しています。

www.youtube.com

 

この中でも注目したいのはマイクロソフトのAzureに対する信頼性という言葉が出てきます。Azureは今やアマゾンのAWSを抜いて、業界トップシェアである事も大きな理由になっていますね。

jp.wsj.com

【MSFT】マイクロソフトの3つのリスク

さてここまで話をしていくとマイクロソフトは米国株銘柄の王者みたいな銘柄ですよね。王者には死角はないのか?信頼性xAIxクラウドのシナジー効果で大躍進をしているマイクロソフトですが、もちろんリスクはあります。

 


1つ目のリスク

最近ニュースでも取り上げられた反トラスト法が現在最もリスクに上がるのではないでしょうか?幸いには今回の対象はフェイスブック、グーグル、アマゾン、アップルでマイクロソフトは入っていませんが、いつ対象になるかわかりません。

jp.wsj.com

 

また過去には米司法省と12年間もマイクロソフトは訴訟で争った歴史がある事を紹介しておきますね。

www.itmedia.co.jp


2つ目のリスク

それはデータセキュリティー関係の流出などその信頼性を根幹から揺さぶる問題が発生した場合です。これはどこのハイテク企業も同じだとは思うのですが、あまりにも規模が大きい事、そしてハード面とリンクもしている企業の為、被害や信頼性の損失が通常よりも大きくなることが考えられます。

 


3つ目のリスク

またもう一点、これは米国株投資家としての目線なのですが、S&P500に大きく影響されるために、現在高値圏にあるといわれてる米国株マーケットにおいて、買い時が難しいということです。

 

投資で大きく利益を出そうと思ったらどうしても買値は重要になります。よって購入のタイミングで迷う投資家の方も多いと思っています。ただしもみあげは成長株においては順張りで購入すると考えていますので、そこを考えながら買増しを行っていくと思います。

 ビクビクしながら買増し!(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は【MSFT】マイクロソフト銘柄分析を行いました。キーワードの「信頼性」に重点をおいて分析を行いました。

 

SNS上で交流させて頂いてる米国株投資家の一人でレオンさん(@Leon007700)
という自分が信頼してるひとの固定ツイートを一つご紹介します。

 

これをみたらだったらETFを買えばいいんじゃないのか?といった質問がでてきそうですが、もみあげがホルダーだからかもしれないですが、個別株の株主になるってワクワクするんですよ。

 

マイクロソフトをただ使う立場ではなく、この企業が次にどんな楽しくて夢が広がる未来を見せてくれるんだろうと、そういった企業に投資をすることの素晴らしさは株主ならではの楽しみだと思っています。

 

皆さんもそんな魅力的な企業を見つけて投資できたらいいですね。

 

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