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【米国市場分析】米国景気はまだ底堅い? 米国鉄道会社決算から考察

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米国株決算が続々と発表されていますね。決算に関しては会社単独で見るのもいいのですが、いくつかの会社を比較したり関連付けたりしていくと経済全体が見える事もあると思います。

 

今回はアメリカ鉄道会社株のユニオンパシフィック(UNP)とCSXの決算から今後のアメリカ市場と景気の見通しを予想してみたいと思います。

 

こんにちわ!もみあげ投資家のブログにご来訪頂き誠にありがとうございます!

 

今回の記事は指数とかではなく、アメリカ市場の景気を左右するアメリカ物流の要、アメリカ鉄道会社決算から今後のアメリカ景気の見通しを考察してみようという試みによる分析になります。ですので、あくまで参考程度にそういった見方もあるんだなと思ってください。

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 

アメリカ景気の見通し

もみあげはアメリカ鉄道会社株のユニオンパシフィック(UNP)とCSXの今回Q2の決算内容を確認して、アメリカ景気の見通しがまだ底堅いのではないかと考えました。

 

その理由としてはアメリカ鉄道会社の物量がそもそも減ってるわけではないから。そして景気に重要な貨物に関しては物量が増加していると見込まれるからです。

 

その重要な貨物は消費大国であるアメリカの消費者指数に連動してくる農作物・食料品の貨物量、また自動車大国でもあるアメリカに関連する製造業の貨物量です。

 

そして結論としては大きく経済が伸びてることはないが、まだ下落傾向には至ってない。直近で直ぐにリセッションがくることは考えずらい。という結論です。

 

事実、米国消費者指物価指数も予想と同じ数字が発表されていますね。

jp.investing.com

 

但し今回は指数とは関係なしに、なぜそのように考えたかの資料や考察をこれからまとめて行きます。

アメリカの貿易構造

米国は貿易においては輸入がメインになります。金額の総額は、輸出が1兆5795億ドルで、輸入が2兆2683億ドル、差し引き約7千億ドルの貿易赤字です。(2015年データ)

 

アメリカの輸入・輸出相手は下記内容になっています。中国の割合が20%になっていますね。輸入額としては5000億ドル位の規模になるみたいです。

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http://www.world401.com/data_yougo/usa_boueki.html

これでアメリカが輸入量が非常に多い国だという事がわかったと思います。そしてその輸入貨物はどこを通って、国内に循環していくのでしょうか。

 

貿易貨物は基本的に海上輸送と航空輸送で他の国から運ばれてきます。そして米国経済の景気動向を確認するとしたら、海上での大量貨物輸送量に注目するべきと考えます。

 

さらに海上輸送においては消費者指数に影響する食品など、もしくは製造業に影響する原料や設備部品が輸送されてくるからです。

アメリカ物流事情

アメリカ物流事情に関しては過去の自分のブログでもまとめています。また下記グラフを見ればアメリカの物流において中心をなしているのはアメリカ鉄道会社であることがよくわかると思います。

www.momiage.work

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アメリカ国内に輸入されてる貨物の流れですが、ざっくり西海岸からが50%、東海岸から30%、南海岸から5%、それ以外15%(メキシコ、カナダからの国境輸送)と考えて頂ければいいと思います。

 

もう一つ大事なポイントなのですが、アメリカの鉄道会社はルートが決まっているため、西海岸からはユニオンパシフィックとBNSF、東海岸からはCSXノーフォークサザンといったように区分けがされているために基本的に競合しません。パイがある程度確保されていると考えてください。

アメリカ鉄道会社株の決算内容

ではその重要なアメリカ鉄道会社の決算はどうなったのでしょうか。

 


CSX 

事業 : 東海海岸からの鉄道輸送

 

CSXの決算は予想より売上が減少、EPSも予想よりアンダーしたことにより決算当日は株価が10%近く下落しました。それに伴ってユニオンパシフィックも5%下落。

 

しかし決算の中身を見た場合はアメリカ経済に対しては悲観する内容ではないと考えました。

*BNSFをウォーレンバフェットのバークシャーハサウェイが所有してる為、バークシャーハサウェイも株価が一時下落しましたね。

その理由は下記になります。物量に注目したことろ 自動車関係と農作物・食料品関係の物量が6カ月単位でもQ2単位でも前年より増加してますね。

 

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ユニオンパシフィック(UNP)

事業 : 西海岸からの鉄道輸送

 

そしてその後ユニオンパシフィックの決算が発表されました。ユニオンパシフィック自体は決算も好調で株価が上昇しましたね。

 

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アメリカの貿易量の50%を占める西海岸において、その物流のメインを担っているユニオンパシフィックが物量は減少していない。また消費者の消費に関わるアグリカルチャーに関しては増加になっている。産業に関わる分野でも住宅に関わる分野を除いて増加になっているのは心強いという結論になると思います。

 

ただし住宅も景気の先行指標ともいえるので、その点は要注意かもしれないですね。 

 

アメリカ景気はまだ底堅いと判断

分析による再考察

米中貿易戦争はまだまだ続くと考えています。何故ならばトランプさんの切り札としてまだ3250億ドルの中国からの輸入品関税が残っているからです。これはトランプさんが選挙に勝つ為に、絶対的に持っておきたいジョーカーとしての札になります。

f:id:stepping:20190720055755p:plain

www.jiji.com

 

米中貿易戦争が続く限りは確かに、消費物や製品に価格が上乗せされて消費が鈍るという現象は起こると思います。但し、企業もそこは考えてる為に、生産拠点を中国から他の国に変更します。例えば東南アジアとかですね。(だからこそ企業は今トランプさんからその生産拠点の変更猶予を与えられてるとも自分は考えています。)

 

よって景気への影響ももちろんあるが、今回アメリカの鉄道会社の決算を分析した状況ではすぐに景気が大きく下落して、リセッションが起こるといった事は考えずらいと判断しました。

 

寧ろ中国での販売のパイが大きい、または中国からの輸入品に頼るしかない企業がコストアップにつながってしまうために最もダメージを受けると思います。

 

どんな銘柄がそれに大きく影響されそうかをピックアップしてみます。代表的な4企業を挙げます。あくまで自分の考えなので、ご参考までに

 


米中貿易戦争問題の影響度大と考える4企業

アップル(AAPL) : 中国での販売比率が20%近くを占める。更に生産拠点を米国から中国に移行検討してる。トランプさんがどう対応するか非常に懸念されるし、リスクも大きそうですよね。

jp.reuters.com

 

ホームデポ(HD) : 商品の多くが中国からの輸入品に頼っている。またユニオンパシフィックの情報からの住宅販売の貨物が減少してるのが気がかり。LOWも同じですね。

 

ボーイング(BA) : 民間用の飛行機の販売の20%が中国。米中貿易問題の影響が大きい。更に安全性のリスク問題が解決してない。

 

スリーエム(MMM) : 3Mは元々中国での売上伸びを期待していた、但し中国自体の売上も鈍化、更に製品においても中国製品が多いというダブルパンチが懸念。

jp.reuters.com

www.nikkei.com

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はアメリカの物流の要になるアメリカ鉄道会社の代表格であるユニオンパシフィックとCSXの決算から、アメリカ景気の今後の見通しを自分なりに底堅いと分析してみました。

 

もちろん決算から読み解いたまでなので、短期的になるかもしれないです。楽観的になるのもあまりお薦めはできないです。

 

ただ鉄道会社だけを見てもこれだけの分析ができるので、1社単独の決算を見るだけじゃなくて関連する企業も含めて、業界の流れや経済全体がどうなってくるかも考察すると更に理解が深まるんじゃないかと思います。

 

例えば航空貨物のUPSFedexも併せて考えてみると更に景気動向が見える可能性だってあります。半導体や精密機械の貨物量が多い分野なので、その分野の動向が大きく影響しますしね。

 

といった風に投資を検討してる方は1社の決算で一喜一憂するだけじゃなくて、それに関連した企業の決算も併せてみるとマーケットや景気の動向が見えて、より有効な投資が可能になるかもしれませんね。

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your finger's crossed!

 

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