【AAPL】アップルは直近の決算が最高に良かったです。しかしその中でも実は1点懸念するべき点があるのに今回注目しています。それは第1四半期のサービスビジネスの成長が予想を下回っていたということです。
結果的にはわずかなミスとして判断されて株価の上昇を阻害する要因にはならなかったのですが、サービス内容に懸念があるのも間違いないので、今回はブルームバーグの記事を参考に、サービスの問題点と今後の展望をまとめたいと思います。
ホルダーにとってはとっても明るい情報もありますので、そちらも注目してくださいね。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】アップルサービスの弱点と1000億ドルの可能性!」をお楽しみください!
【AAPL】アップル
【AAPL】
株価:318.51
PER:24.44
予想PER:19.67
配当率 : 0.95%
配当:$0.77/株
配当月 : 2・5・8・11
直近1か月のチャートです。決算も絶好調だったのですが、コロナウィルスの中国影響も懸念されてか週末に大きく下げました。但し今週になってまた上昇しています。非常にボラティリティが激しいチャートになっていますねー。
*Bloomberg(オレンジはS&P500)
直近の決算
EPS $4.99 予想+$0.44
売上 $91.82B (+8.9% Y/Y) 予想+$3.3B
iPhone売上 $56B (+7.6%)
Wearables, Home & Accessoriesが $10B超え (+37%)
アップル決算
— 米国株 決算マン (@KessanMan) 2020年1月28日
Apple (NASDAQ:AAPL) Q1'20
EPS $4.99 予想+$0.44
売上 $91.82B (+8.9% Y/Y) 予想+$3.3B
iPhone売上 $56B (+7.6%)
Wearables, Home & Accessoriesが $10B超え (+37%)
株価は時間外で+2.1%https://t.co/Slblz4Arzv pic.twitter.com/HboUydjDXh
Apple TV + の人気不足
アナリストの見解
アナリストのToni Sacconaghiは、Appleの第1四半期の結果の分析を引用して、Apple TV +の12か月間の無料トライアルを選択した消費者は1,000万人に満たないと推定。
これは、適格な顧客の10%以下に相当すると、彼は「驚くほど低い」と言うテイクレートを書いた。AppleはTV +サービスの加入者数を明らかにしていない。
という内容になっています。これはApple TV+のコンテンツが顧客を惹きつける共感力にかけているというのが最大の理由です。
コンテンツ魅力不足
ではコンテンツでは何が不足かというと、一つ目は過去のヒットコンテンツをアップルは取り込めていないのが不足してる理由の一つです。ネットフリックス・アマゾンプライムにしても過去の人気があった映画やドラマの権利を取得して放映しています。
アップルはこういった番組を未だにもっていません。
もう一つの理由としてはオリジナル番組の魅力が不足していること。但し「モーニングショー」は非常に期待されています。
ウォルトディズニーのDisney +サービスがマーベルやスターウォーズの過去の知的財産を利用してるのに対して、アップルは完全に新しいトライをしてるのは対象的だと思います。
アップルが協力パートナーゲット!
ただ現状にアップルが甘んじてるわけでは決してありません。以前記事にもしましたがサービスに対しても既に対策は行っている状況です。
Appleがサービス分野におけるサブスクに関しても強力な手を打とうとしています。ゲームオブスローンズを作り出した元HBOマックスのトップが運営するプロダクションと契約を結んだからです。
Apple TV+ はこの契約によって、HBOの看板番組「ゲームオブスローンズ」を作ったプロデューサーとエミー賞10回も受賞してるメディアベテランがタッグを組んだプロダクションが作り出す番組を提供することができる事になります。
アップルサービスの今後
アップルサービスの今後として注目したいのは、まず現状がアップルは会計上のネガティブな負担にならないように、Apple TV + のインパクトを低く見積もってる可能性があるという事です。
いってみればまだ本腰をいれていないか、もしくは効果的な宣伝を打つ手段を見いだせてないかどちらかといえるかと思います。
但し、もしサービス事業の成長トリガーを掴んで成長させることができれば、爆発的に成長する可能性があることも予想されています。
現在は収益の18%の460億ドルにしか過ぎないですが、ロンドンの金融機関であるEvercore ISIの評価によると、「過小評価されている成長レバー」であり、Appleの2024会計年度の終わりまでにサービス収益が1,000億ドルを超える可能性があるそうです。
サービス利用の料金も下記内容通り、アップルは格安だと思います。ハードの販売は順調なので、何かきっかけをつかめば上記見積もりを達成する可能性も十分ありそうです。
・Apple $4.99(端末購入で1年フリー)
・Netflix $8.99-12.99
・Disney+ $6.99
・HBO MAX $14.99
・Amazon $8.99
まとめ
では「【米国株】アップルサービスの弱点と1000億ドルの可能性!」まとめさせていただきますね!
アップルがサービスに弱点を持ってる理由をお伝えしてきました。単にまだ力を入れてないのか、それとも予想以上にストリーミング分野においての拡大に苦戦しているのかが判断が難しいです。
ただし一つでも看板番組や看板ドラマを作ることができれば、一気に飛躍する可能性も高いです。事実「モーニングショー」や第二の「ゲームオブスローンズ」を作るべくプロダクションと契約していますしね。
ホルダーとしては是非とも今回もアッと驚く可能性を示して2024年までにサービス分野で1000億ドルを達成して欲しいと思います。
では皆さんの米国株における中・長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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