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ブルームバーグ氏が大統領選挙出馬確定!前NY市長で世界有数の億万長者

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ビッグニュースが入ってきました!前々から噂をされてた前NY市長のマイケル・ブルームバーグ氏が民主党候補として大統領選挙に立候補が確定しました!

 

アラバマ州からの出馬を予定していて、今週中に書類を提出予定が見込まれていたのですが、立候補締め切りの数時間前に登録して、アラバマ州のサイトに17人目の候補者として掲載されてます。

ブルームバーグ前NY市長、アラバマ州で米大統領選の立候補登録 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

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Blog - Alabama Democrats

 

アラバマ州のサイトをチェックして1次情報として確認したので間違いありません。ウォーレン氏・バイデン氏・サンダース氏の名前も載っていますね。

 

ブルームバーグ氏で有名なのは投資家の皆さんがお世話になっているブルームバーグという通信会社を作ったという事がまず浮かびます。

www.bloomberg.co.jp

 

投資家として、米国株投資家として米国大統領が誰になるかは非常に重要です。更に投資家になじみが深い今回はブルームバーグ氏に関して略歴や注目点などを簡単にまとめてお話ししたいと思います。

 

ではもみあげ米国株投資家の「ブルームバーグ氏が大統領選挙出馬確定!前NY市長で世界有数の億万長者」をお楽しみください!

  

マイケル・ブルームバーグ

マイケルブルームバーグさんの略歴をみていきますね。これはWiki pediaさんと他のニュース紙の力を大いに借ります。(笑)

 

マサチューセッツ州ボストン生まれ。両親はポーランドからのアシュケナジム系ユダヤ人移民。1964年に、ジョンズ・ホプキンス大学電気工学科を卒業し、ハーバード・ビジネス・スクールで経営管理学修士号(MBA)を取得した。

 

その後は証券会社大手のソロモン・ブラザーズに勤務し、同社共同経営者(partner)に上り詰めたが、同社が商品取引会社フィブロに買収されたのに前後して退社[3]。

 

1981年に通信会社ブルームバーグを設立し、ウォール街の企業へ金融情報端末を販売して巨万の富を築き上げた。

*Wiki pedia

 

もみあげが現在注目してる点としてはまず下記の2点が挙げられます。

 

・NYを変えた市長さん

・億万長者で慈善事業家

 

上記2ポイントを今回は詳細にご説明したいと思います。

 

注目ポイント

NYを変えた市長さん

前NY市長だったマイケル・ブルームバーグさんはNYを変えた市長さんといえるとも思います。2002年1月1日から2013年12月31日までなんと3選されて市長を務めあげています。

 

2001年はご存じの方もいらっしゃると思うのですが、同時多発テロがあった年です。NYは壊滅的なダメージを受け、さらに治安に関しても危険度が高い都市だったんです。

 

既にNY市警とブルームバーグ氏の前任のルドルフ・ジュリアーニさんがNYを安全な都市に取り組むべき政策を強化していたのを引き継いでます。

 

「割れ窓理論」という軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。この理論を実施してきています。

 

治安が悪い場所は、落書きや窓が割れてる建物が多いのは想像できると思います。環境を変化させることによって、犯罪を減らすという事ですね。

 

2001年にもみあげがNYに行ったときは、夜道はあるかない、脇道にはいらない、セントラルパークには夜にはいかないときをつけていましたが、現在は激変したみたいです。

 

下記ブログにニューヨークの現在の治安の状況が非常に詳細にまとめてくださってます。読んでみてくださいね。

k-okabe.xyz

 

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驚愕するのは全米においての殺人統計より2015年から少なくなってるといるという事です。NYのイメージが変わりますよね。

 

この功績が認められて、ニューヨーク市民を対象にした人気調査で過去30年間の歴代市長のトップに輝いてます。そしてブルームバーグ氏はこのこともあって、銃規制の強化に関しても方針に掲げていらっしゃいます。


億万長者で慈善事業家

2018年世界長者番付では508億ドル、11位の億万長者でありながらその有り余る富を社会貢献の為に積極的に慈善事業に寄付してる側面があります。

 

数多くのチャリティや文化教育基金への多額の寄付でも知られ、2009年の寄付総額は2億ドル以上で全米トップ。また、資産の半分をいずれ寄付することを宣言するギビング・プレッジに参加している。同年メアリー・ウッダード・ラスカー公益事業賞受賞。

*wikipedia

 

メアリー・ウッダード・ラスカーの受賞者として有名なのは2013年にマイクロソフトの創設者のビル・ゲイツさん、2015年には国境なき医師団が受賞しています。

 

富を自分の利益だけにするのではなく、それを社会貢献に還元するといった思想が凄く強いのがブルームバーグ氏と考えられますね。この慈善事業の活動は中間層からの支持を集めるのに非常に大きな力になりそうです。

 

大統領選挙おさらい

大統領選挙のおさらいをしておきます。スケジュール・候補者。大統領選挙の行方などを再確認します。


スケジュール

・2020年7月13日〜16日:民主党全国大会(ウィスコンシン州ミルウォーキー)で民主党代表候補が決定します。

・2020年8月24日〜27日:共和党全国大会(ノースカロライナ州シャーロット)で共和党代表候補が決定します。

・大統領選挙は2020年11月3日から実施されます。


候補者

共和党:ほぼトランプ大統領が候補者であるのは決定です。

民主党:現在の支持率ですがウォーレン氏が指名候補となる可能性を40%とし、前副大統領のジョー・バイデン氏については30%、残りの候補を合わせて30%となっていますが、ウォーレン氏が最近更に支持率を伸ばしてるみたいです。

 

*上記民主党候補に新しくマイケルブルームバーグ氏が加わりました!

 


各候補の特徴

共和党)

トランプ:再選するまでは米中貿易紛争に関してはおとなしくしてそう。ただ共和党ないでは中国に経済的覇権を渡してはいけないという意見が強いため、再選すれば米中貿易に関して再度ドンパチを仕掛ける可能性高いと思います。

 

民主党)

ウォーレン:既存の資本主義を改造もしくは解体させようとしてる急進的な候補といえます。特に米国における格差を是正する政策をメインで掲げています。

 

ウォーレン氏の一連の政策から直接的な影響を受ける企業群の売上高は総計で5兆ドル(約536兆円)近く、株価時価総額にして8兆ドル以上、S&P500種株価指数の構成銘柄の3分の1にもなる。富裕層と企業への税金は大幅に引き上げられるだろう。

ウォーレン氏の資本主義「改造」、実現なるか - WSJ

 

バイデン:トランプ大統領に近い中道派の候補者と思えばいいです。但しもし代表候補者になったとしてもウォーレン氏やサンダース氏の民主党内での力が強いために、ある程度政策を取り込まなくてはならないと思われます。

 

法人税を21%から28%に引き上げるといった点が要注意ですが、中道派なので大きな変革はない気がします。

 

ブルームバーグ:全米最大の都市の市長を務め、自身の会社を創設し、慈善活動を通じて世界的な理念のために貢献してきた実績を掲げる方針

 

銃規制などにも強い信念をお持ちです。開かれた世界というトランプ大統領とは真逆の政策を掲げそうですね。

マイケル・ブルームバーグ氏が20年米大統領選への出馬検討 - Bloomberg

 


大統領選挙の行方

大統領選挙の行方は現在全くわかりません。これは日本メディアで伝わる情報は全くあてにならない。なぜならばアメリカでさえメディアによって共和党・民主党寄りがはっきり分かれていて、米国人ですら予想が非常に難しいからです。

アメリカ人が考える、最も偏向した/公平なニュースメディア・ランキング | BUSINESS INSIDER JAPAN

 

更にこれで行方がわからなくなってきました。大実業家で前NY市長でしっかりした実績を残してるブルームバーグ氏の参戦。

 

実業家の実績としてはフォーブス誌による2018年世界長者番付では508億ドル、11位だったそうです。世界でも有数の億万長者。この実績はトランプ大統領より実業家としては上かと思います。

 

但しこの略歴があったために、ご本人もこの経歴は中間層に支持されない可能性があるから、出馬を取りやめてきた経緯があります。

 

まとめ

いかがでしたか?「ブルームバーグ氏が大統領選挙出馬確定!前NY市長で世界有数の億万長者」をお楽しみいただけたでしょうか。

 

大統領選挙が更に注目を集める状況になってきました。情報では「今の民主党候補者を支持して打倒トランプを検討していたそうですが、今の候補者では対抗馬になり得ない。だから自分が出馬する」という事が出馬の理由で大きかったみたいです。

マイケル・ブルームバーグ氏が20年米大統領選への出馬検討 - Bloomberg

 

投資家的にはこの情報がマーケットにこれからどのような影響を与えるかはまだわかりません。具体的な政策がでてくるのはここからだと思います。

 

ただトランプ大統領の個別国家主義ともいえるグローバリゼーションの推進、ウォーレン氏・サンダース氏の超党派思想、バイデン氏の少し弱い中道派ともまた違った政策を掲げてくるのでは?とも思っています。

 

ますます大統領選挙に目が離せない状況になってきました!投資家としても要注目ですね!

 

では皆さんの米国株投資リスク分散による幸せな資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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