今週はジャクソンホールまでは方向性が定まらない中の前哨戦みたいなイメージになりました。結局経済指標やインフレ指標が曖昧な状況で、FEDの方向性確認を待ってた感じです。ただFEDだけじゃなく欧州がインフレ状況がきつくて、リセッションしても利上げは続ける方向性を示しだしたのも株価に重しになってる気がします。
そんな中で今週の展望です。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ！
では米国株投資家もみあげの「【米国株】短期トレンドとジャクソンホール！（週間展望）」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
セクターはラッセルが金曜日まではパンプされていて、ショートカバーも強かった分他の指数より下落がマシな状況になっています。またショートカバーが弱いダウがナスダックと変わらない位下落しているのも注目です。
要はショートカバーがないと全体的に売られた傾向だったと総括できそうです。そしてナスダックはカバーがあった分金曜日まではよかったですが、もしカバーがもう期待できず、自社株買いも限定的になった場合はずるずる下に行きそうな気がします。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況（8月26日まで）
8月26日までヒートマップ
セクターは見たらわかる通り、エネルギー以外はボロボロです。特にテック系・そして半導体が酷い売られ方をしています。半導体はNVDAが決算後ショートカバーで急騰しましたが、最終日にとことん売られて一気に下落していました。
このセクター状況を見ていると景気後退とインフレの根深さを明確に示してるような気がして、もちろん金曜日の急落の反発もあるとは思いますが、もしヘッジポジションが積まれて現物売りが入ったとしたら簡単に上昇するのは難しい状況な気がします。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前 BBY,FUTU
クローズ後 CRWD,CHPT,CHWY
水曜日オープン前
クローズ後 MDB,OKTA,AI
木曜日オープン前
クローズ後 LULU
金曜日オープン前
経済指標
入札）特になし
NY時間13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標）
欧州関係の経済指標が水曜日まで続きます。何が影響を与えるかは見えないので、欧州の動向は要チェックしておいてください。
9月1日木曜 ISM製造業景気指数 NY10:00 シカゴ9:00 日本23:00
9月2日金曜 雇用統計 NY8:30 シカゴ7:30 日本21:30
その他）
8月29日月曜FEDブレイナードスピーチNY14:15 シカゴ13:15 日本3:15
8月30日火曜FEDウィリアムズスピーチ NY11:00 シカゴ10:00 日本 24:00
8月31日水曜FEDメスタースピーチNY8:00 シカゴ7:00 日本21:00
9月1日木曜FEDボスティックスピーチNY15:30 シカゴ14:30 日本4:30
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】短期トレンドとジャクソンホール！（週間展望）」をまとめていきますね！＊投資判断はあくまで自己責任で
金曜日の急落から一旦落ち着きも出るかもしれないですが、少なくとも9月中旬以降までは明確な切り返し材料が出ない気がします。そのあたりになると今度は次の決算に向けてのガイダンス予想なども出てくるでしょうし。
となると基本は下向きで利下げ期待が萎んだ中で、マーケットがどこを一旦の着地点にするかを探していく傾向になりそうな気がします。いずれにしても相変わらずボラは高いでしょうし、慎重に行きたいですね。
先週のコメントです。備忘録
まずは今まで米国株相場を支えてきたショートボリュームが枯渇してるというニュースがあります。金利やドルが不穏な動きをしてる中で、その状況でも下支えがあるかを確認したいです。
そしてPMIやPCEでインフレの方向性、原油がまた上昇しそうな動きもチェック。そして最後にジャクソンホールのパウエル発言でFEDの金融政策の確認。
こうなってくるとおそらく短期的なトレンドが決まる可能性がありそうです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
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