先週は前半は上下ありつつも上昇しそうな雰囲気を出しながらも、後半はFOMC議事録要旨後に様子がおかしくなり、金曜日に一気に急落して指数は全体的に下落しています。いってみればショートカバーと押し目買い力が尽きた可能性も頭をよぎります。
こちら全指数の状況です。ダウが最も底堅かったです。景気指数の底堅さの影響かと思います。
米国株投資家もみあげの「【米国株】ショート消化で天井か?週間振り返り(8月15日-8月19日)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
米国株まとめ
マーケット感想
月曜日も一旦下に下げようとしていたのですが、中国の景気悪化が原因ですね。ただこの状況でもカバーや押し目買いが強くて、下げが続いてなかったです。とにかく午後から急騰するという状況が続いてました。
火曜日
米国株まとめ
マーケット感想
住宅着工件数が悪化してるのですが、これはインフレピークアウトとして好感。流石にセクター単位では不動産は下落しています。この日は決算のWMTとHDがマーケットを押し上げたといっていいかと思います。流石にテックは一旦の休憩。ダウが強いのがこの2銘柄によるセクターへの資金入れだったと判断できたかと。
水曜日
米国株まとめ
マーケット感想
FOMC議事録要旨が発表されました。FOMC議事録要旨前から全体的に弱かったのですが、要旨がマーケット想定内ということもあり一気に急騰します。ただ引け前にはその急騰を打ち消すかのように一気に売りがはいり、ほぼ元の状況に戻って全指数が大きな下落。特に小型グロースが急落していました。今週金曜日の状況から考えるとこの日がトレンド変化だった可能性もあります。
木曜日
米国株まとめ
マーケット感想
この日はフィラデルフィア連銀指数が発表されました。予想以上の好結果、シクリカルには追い風だったと思います。そして半導体セクターがONへの追い風もあってこの日は好調に、それもあってテックも踏みとどまっています。この日はまだ上下あって、水曜日の流れがどちらに行くか判断は難しい状況です。
金曜日
米国株まとめ
マーケット感想
そして金曜日。この日は時間外の欧州債の売りから米国債が売られてしまって。それによって時間外から米国株は急落。オープン後はその流れのままに一気に急落してしまって。ショートカバーもほとんど戻り売りにあって、アップトレンドに変化することなくずるずる下落したというイメージです。おそらく債券市場は9月からのQT本格化も警戒してると考えられます。またSP500が節目の4300を抜けきれなかったテクニカル的な要素も大きいと思います。
まとめ
では「【米国株】ショート消化で天井か?週間振り返り(8月15日-8月19日)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
週間で米国株は下落という結果になりました。ここまで過去最高レベルのサマーラリーが発生しました。但しそれが本質的な強さだったかどうかが来週は問われそうです。
注目は下記チャートです。ショートボリュームが急落しています。もし今後下落傾向になった場合はショートカバーによる下支えがない状況です。ここから底堅さを見せるかどうかはマーケットへの投資家の本質的な信頼性が試されると考えます。そのあたりを注目したいですね。
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