今週はおそらく行き過ぎた悲観が一旦巻き戻された週だったと思います。経済指標も悪くても良材料と捉えられ、木曜日までは急騰しています。ただ最終日にPMIによって一旦引き戻された形になっています。週間ふりかえりです。
こちら全指数の状況です。ラッセルが最も強く上昇です。
米国株投資家もみあげの「「悪材料は良材料と決算影響大」米国株週間振り返り(7月18日-7月22日）をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
米国株まとめ
マーケット感想
さてこの日は金利も上昇し、少し不安になるのですが、午前中は強い上昇、そして午後にかけて緩やかに利確が始まりましたが、アップルのスローダウン報道で一気に売られます。ただ結果的にみるとこの日の突然の急落がシステマチックな買いを呼び起こしたような気もします。
火曜日
米国株まとめ
マーケット感想
火曜日からは急騰が続きます。経済指標もほとんどなく、NFLXの決算が予想以上に交換されて、それがマーケット全体をショートカバーと買いに導きます。ほとんど売りも通用せずに、ショートを入れていたのをどんどん踏み上げていって上昇したイメージです。
水曜日
米国株まとめ
マーケット感想
水曜日も同じです。更に火曜日よりもショートカバーよりさらに買いが入ったと思います。決算に関しても時間外にTSLAの時間外がありますが、地合いもあって上昇傾向。経済指標で中古住宅販売件数も発表されますが、インフレピークアウトと捉えられてマーケットが好感。ECBで50BPS利上げが公表されますが、逆に米国に資金が集まったイメージです。
木曜日
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マーケット感想
木曜日はテスラ祭りでした。とにかくテスラが止まらない。ほかの銘柄はさすがに勢いに陰りが見えるのですが、テスラがマーケットの地合いをかえてました。フィラデルフィアも発表され、最悪の数字ですが、それも悪材料を良材料として上がっていく状況でした。ただテスラがこうなると一旦のお祭りの最後といった感じもでます。
金曜日
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マーケット感想
金曜日はPMIで一気に下げに転じます。ここまで悪材料が良材料だったのですが、PMI速報値となり、それは速報性が高く、過去のデータではないという判断も働いた気がします。この日はディフェンシブが買われて、景気後退感がでます。ディフェンシブも買われていますが、指数単位で下げられているのでチャートはよくはなかったです。更にマーケットの地合いをSNAPショックで広告系が急落してたのが追い打ちをかけていました。
まとめ
では「「悪材料は良材料と決算影響大」米国株週間振り返り(7月11日-7月15日）をまとめていきますね！＊投資判断はあくまで自己責任で
今週の状況を振り返ると、経済指標の悪材料を良材料と判断した。システマチックな反発が起こった可能性。そして金曜日は速報性が高い経済指標には敏感に反応する。決算影響がマーケットに与える影響が大きい。というのがわかったと思います。
来週はテック大型の決算が続きます。そしてFOMCが出てきます。金曜日の状況でVIXがほとんど変動しておらず、もしかしたら月曜日からプットオプションが入ってくる可能性もありえます。今週のトレンドを考えながら、まずは月曜日の動きを見極めたいですね。
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