米国株はダウを除いて上昇しました!ダウ-0.21% ナス+0.76% SP500+0.36% ラッセル+0.17% 自分+2.64%となっています。今日はダウに関して象徴的な事象が発生しています。
昨日はセクターローテーションが発生して、ダウが1.3%と最も上昇しました。しかし本日はダウのみ下落です。航空・レジャーも下落しています。本当に1日でローテーションが終わってしまいました。ダウが下落した理由は銘柄の入れ替えも関係しています。
時代の変化を今日は大きく感じる日だったと思います。決算や今後が期待できる銘柄に資金が集まる。金利上昇の恩恵を受ける銘柄は一時上昇しても、現状は大きくは上昇できない。そんな状況なんじゃないでしょうか。
では米国株投資家もみあげの「米国株はダウ以外は上昇!ダウ銘柄入れ替えは時代の変化!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.91%
・大豆油指数が+1.00%
・原油価格42.43→43.37ドル/バレル
・ゴールド1925→1928*過去最高値は2011年9月の1920
ゴールドは一時1914まで下落。金利上昇の影響をもろにうけています。
・10年債0.654→0.684(+5.27%)
10年債は一時0.712まで上昇、13%近くのプラスになって金利が危ぶまれました。
・VIX指数▲0.75%→▲1.52%(22.03)
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 47,485,479 vs 1日63,670,155
3日前の出来高
10日平均 50,004,268 vs 1日39,694,370
2日前の出来高
10日平均 49,857,106 vs 1日54,269,455
1日前の出来高
10日平均 49,636,942 vs 1日47,934,779
本日の出来高
10日平均 50,067,599 vs 1日37,839,770
SPYの出来高は多くはありません。またも本日は特定銘柄への人気が集中していたと思います。ダウ組入れ予定のCRM・AMZN・FBなど指数よりは個別株が買われている状況だと思います。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 32,281,814 vs 1日31,855,774(VOO2,481,808)
3日前の出来高
10日平均 33,313,158 vs 1日26,372,989(VOO2,377,394)
2日前の出来高
10日平均 33,280,674 vs 1日32,492,597(VOO2,307,887)
1日前の出来高
10日平均 32,258,632 vs 1日36,212,669(VOO2,330,460)
本日の出来高
10日平均 32,391,648 vs 1日34,603,257(VOO2,385,746 )
QQQの出来高は昨日より少ないですが、10日平均を上回ってきました。金利が上昇から下落に転じて、景気回復はまだ遠く、ハイテク系への魅力が高まったと言えると思います。VOOは出来高は変わらずですね。
経済指標
本日は経済指標の発表が3件ありました。良好な指数と、悪化してる指数があります。強弱わかれました。
https://fx.minkabu.jp/news?category=indicator
コンファレンスボード消費者信頼感指数(8月)23:00
結果 84.8
予想 93.0 前回 91.7(92.6から修正)
消費者信頼感指数は非常に悪かったです。景気回復で金利が上昇していましたが、この指数は金利を下げる効果があった気がします。
新築住宅販売件数(7月)23:00
結果 90.1万件
予想 78.5万件 前回 79.1万件(77.6万件から修正)
住宅価格指数(6月)22:00
結果 0.9%
予想 0.3% 前回 -0.2%(-0.3%から修正)(前月比)
結果 0.8%
予想 N/A 前回 1.7%(前期比)
住宅関係の指数は好調です。但しこれでもREIT関係は上昇していません。なぜならば住宅関係は富裕層やある程度郊外で暮らしてる中間層以上が購入していますが、失業者数は未だに非常に多く、住宅関係が本当の意味で上昇するには政府からの支援が必要な状況だという判断だと思います。
トランプ政権・FED関係者
トランプ政権の経済政策アドバイザーのクドローさん発言
給与税の減税に関してはノープランと発言。実際にまだ財務省もまだ何も準備ができていないそうです。給与減税も期待して景気回復を見込んで上昇した金利に関しても、この件が上昇を抑制した流れがあると思います。
米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁の声明
FEDはゼロ金利を正常に作動させている
インフレにするようなバランスシートの証拠はFEDには何も見当たらない
→上記はクドローさんが牽制した発言に答えたようなきもします。FEDは金利を上昇させる気は一切ない。むしろ政権側が景気回復をさせたいなら、しっかり支援してくれと。また27日のジャクソンホールでのパウエル議長発言にも繋がる気がしますね。
ダウの構成銘柄変更(時代の変化)
ダウの構成銘柄が変更になりました。今回の入れ替えはアップルの株式分割に対応したものです。ダウ工業30種は言ってみれば時代で最も強い銘柄を集めた指数だったのですが、時代の移り変わりを感じます。
ダウからアウトしたのは、過去時価総額最大を誇った【XOM】エクソンモービル(▲3.17%)、製薬大手の【PFE】ファイザー(▲1.11%)、軍需と航空機の【RTX】レイセオン(▲1.5%)です
ダウにインしたのは、ハイテクの【CRM】セールスフォース(+3.66%)、製薬の【AMGN】アムジェン(+5.37%)、資本財の【HON】ハネウェルインターナショナル(+3.24%)となっています。
時代の変化を強烈に感じます。石油というESGとは逆行してる企業へは人気があつまらない。そして代わりにハイテクがインです。【CVX】シェブロンにも同じような形で売りが入って下落しています。
今日のマーケット状況を見ても、こういった銘柄の強さがもろに反映されてる状況になってる気がします。【AAPL】は上昇し続けたので一休みですね。
【FB】はインスタグラムでECを開始するという発表で上昇です。
コロナ状況(ポジティブ)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
2週間前と比較しても 2週間前を8日連続で新規死者数は減少してきています。いよいよコロナの最悪な状況から抜け出してきていますね!1週間以上なら大分安心できそうです。
8月7日160,104人(前日対比1,848人増)
8月8日161,356人(前日対比1,252人増)
8月9日162,425人(前日対比1,069人増)
8月10日162,938人(前日対比513人増)
8月11日163,461人(前日対比523人増)
8月12日164,537人(前日対比1076人増)
8月13日166,027人(前日対比1490人増)
8月14日167,110人(前日対比1083人増)
8月15日168,446人(前日対比1336人増)
8月16日169,481人(前日対比1035人増)
8月17日170,052人(前日対比571人増)
8月18日170,497人(前日対比445人増)
8月19日171,821人(前日対比1324人増)
8月20日173,177人(前日対比1356人増)
8月21日174,255人(前日対比1078人増)
8月22日175,406人(前日対比1151人増)
8月23日176,362人(前日対比956人増)
8月24日176,806人(前日対比444人増)
8月25日177,279人(前日対比473人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はダウ以外は上昇!ダウ銘柄入れ替えは時代の変化!?」をまとめていきますね!
明日は27日のジャクソンホールでのパウエル議長講演の前日です。おそらくマーケットは静観すると思うので、大きな動きは見られないと思います。一部銘柄にまた資金が集中するといった形になるのではないでしょうか。
ダウの銘柄組み換えの影響は予想以上でした。時代の変化を本当に強く感じます。ESG関連銘柄は今の状況でもぐんぐん株価が上昇しています。【XOM】【CVX】などは株価が完全に止まってしまっています。
元々原油関係はこれ以上値段は上昇しずらいのではないかと思っていますが。人によってはバリューだとも見えると思います。この辺りは投資家の判断が非常に重要になってきそうですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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