米国株はダウとラッセルが好調でした!ダウ+1.31% ナス-0.39% SP500+0.28% ラッセル+0.99% 自分-1.4%となっています。ダウとラッセルが上昇してる理由は何故なんでしょうか。
理由としてはもちろんトランプ政権からの追加経済政策への期待もあるとは思います。ただ大統領令に土曜日にサインしましたが、やはり法的な効力を発揮するのは難しそうで、ダウとラッセルだけ1%近く上昇するのは少し疑問符が付きます。
どちらかというとセクターローテーションが起こってると考えた方が理屈が通ります。そのセクターローテーションに関して今回は自分の私見を説明したいと思います。
では米国株投資家もみあげの「米国株はダウ上昇!夏枯れ+セクターローテーションとは?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.50%
・大豆油指数が+0.10%
・原油価格41.54→42.04ドル/バレル
・ゴールド2030→2026*過去最高値は2011年9月の1920
ゴールドは一時2019まげ下落。調整が入っている状況です。ドルが少しドル高に動いたからかと。
・10年債0.565→0.581(+7.36%)
・VIX指数▲1.94%→▲0.36%(22.13)
実はほぼすべての指数がリスクオンになっています。但し米国株投資家はハイテクに偏ってる投資家が多いとは思うので、リスクオンに感じなかったと思います。セクターローテーションが起こってるからですね。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 61,918,899 vs 1日41,428,081
3日前の出来高
10日平均 60,360,792 vs 1日38,649,820
2日前の出来高
10日平均 58,868,136 vs 1日43,335,238
1日前の出来高
10日平均 55,662,282 vs 1日56,862,326
本日の出来高
10日平均 54,016,449 vs 1日44,837,004
SPYの出来高は減少です。ダウが上昇しましたがS&P500はほぼ変わらない。GAFAMは買われないで、それ以外の銘柄に特に資金が集中したということになりそうです。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 40,164,376 vs 1日24,768,324 (VOO2,118,567)
3日前の出来高
10日平均 38,311,208 vs 1日20,968,727 (VOO2,596,231)
2日前の出来高
10日平均 37,493,248 vs 1日27,760,658 (VOO4,081,622)
1日前の出来高
10日平均 35,161,716 vs 1日44,597,216(VOO3,315,223)
本日の出来高
10日平均 34,253,198vs 1日34,708,513(VOO2,107,755)
QQQの出来高もVOOの出来高も減少しています。正に夏枯れ相場の状況を呈してきました。セクターローテーションが起こっていますが、実際には機関投資家が割安銘柄をいじってるといった表現の方が正しいと思います。
セクターローテーション
セクターローテーションは直近では、ナスダック→ラッセルとかハイテク→オールドエコノミーとか言った転換が多いです。
ヒートマップを見てみると分かりやすいです、金融・エネルギーと言った割安銘柄が緑、また航空・レジャーも上昇です。これらの銘柄はまだまだ回復に時間がかかると考えられてる銘柄達です。
このセクターローテーションですが、誰が行っているかというと機関投資家(大口投資家)です。もちろん現在割安でおかれてる航空・レジャーなどはまだ割安なので上昇余地があるからという目的もあります。
ただ別の目的もあります、割高銘柄に投資してもリターンが少なく、割安銘柄へのショートカバーや、割高銘柄にショートをかけて値幅を取ろうとするためです。
では個人投資家はどうするべきか、セクターローテーションに上手く乗るのもありです。ただ自分もやったことがありますが、突然下落するので本当に難しいです。ではセクターローテーションで狙われてるハイテクグロース(小型・中型ハイテク株)を売却すればいいのか?
それもちょっと違うと思います。決算が良くてバリュエーションが適切だと思ったら、ホールドの方が無難だと思います。この状況がもし継続して、我慢できなくなったら正に機関投資家としては狙い通りです。
このセクターローテーションにおいても、冷静に客観的に投資を考えた方が無難です。
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
今日だけのデータを見ると死者数は500人増加で済んでいます。2週間前が475人だったので、ほとんど増えていないことになります。増加はしていますが、増加のスピードが衰えが見えだしてるような形です。
7月25日145,546人(前日対比1304人増)
7月26日146,460人(前日対比914人増)
7月27日146,935人(前日対比475人増)
7月28日148,011人(前日対比1076人増)
7月29日149,256人(前日対比1245人増)
7月30日150,713人(前日対比1457人増)
7月31日150,713人(前日対比1357人増)
8月1日151,957人(前日対比1244人増)
8月2日154,447人(前日対比1133人増)
8月3日154,860人(前日対比413人増)
8月4日155,403人(前日対比543人増)
8月5日156,806人(前日対比1,403人増)
8月6日158,256人(前日対比1,450人増)
8月7日160,104人(前日対比1,848人増)
8月8日161,356人(前日対比1,252人増)
8月9日162,425人(前日対比1,069人増)
8月10日162,938人(前日対比513人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はダウ上昇!夏枯れ+セクターローテーションとは?」をまとめていきますね!
本日は最近では最もニュースが少ない日だったと思います。元気に活動してるのは機関投資家の1部だけだった気がします。追加経済政策も難航してて進捗無しです。
米国株投資家としてはハイテクに偏ってる人は、今凄く我慢の時じゃないなんじゃないでしょうか。ただ直近3-4か月が異常な状況だったと思って、きちんと事業や決算がいい銘柄を持っているなら我慢して持っておけばいいと思います。
まだまだ投資は長い道のりです。じっくりと腰を据えて継続していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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