米国株は本日は綺麗に反発しました。ダウ+0.43% ナス+1.67% SP500+0.74% ラッセル+1.17% 自分+1.25%。今日がまずは上か下かの注目日だったのですが、ネガティブニュースはほとんどなく、ポジティブなニュースもあったので上昇しました。
テクニカル的に先週まではナスダックがダブルトップを形成して今日次第では更なる下落が予想されましたが、ワクチンとコロナ経済対策が明らかになりだしたことによりアルゴ的・テクニカル的にも上昇したと考えられます。
追加経済対策案の中身は米国株投資家にとっては超重要だと思いますので、まとめつつもコロナ状況もポジティブな方向が見えだしてるのでお伝えしたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「米国株は反発!1兆ドル追加経済刺激策が来るか!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.54%
・大豆油指数が+0.70%
・原油価格41.26→41.62ドル/バレル
・ゴールド1901→1938 *過去最高値は2011年9月の1920
最高値更新で一時1945まで上昇
・10年債0.590→0.610
・VIX指数▲0.92%→▲4.26%(24.74まで)
ゴールドはリスクとは乖離してるので別物としてみた方がよさそうです。それ以外の指数は軒並みリスクオンに振れました。オープン時はどちらにふれるか微妙だったのですが、今日はコロナ感染者減少やその後の追加経済政策が見えてきたことが最終的にはポジティブに働いたと思われます。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 73,601,032 vs 1日57,027,361
3日前の出来高
10日平均 71,059,933 vs 1日57,467,061
2日前の出来高
10日平均 71,375,364 vs 1日75,453,564
1日前の出来高
10日平均 70,613,748 vs 1日73,666,365
本日の出来高
10日平均 72,235,371 vs 1日45,526,198
SPY出来高は大きく落ちています。今日は投資家は様子を見ながら反発の力も強かったといえると思います。S&P500が買われてるわけではないというのがわかります。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 45,440,725 vs 1日43,094,948 (VOO3,303,700 )
3日前の出来高
10日平均 46,127,203 vs 1日29,544,118(VOO4,113,799)
2日前の出来高
10日平均 46,071,127 vs 1日50,629,658(VOO3,477,643)
1日前の出来高
10日平均 47,176,190 vs 1日53,982,363(VOO2,849,538)
本日の出来高
10日平均 49,293,114 vs 1日35,809,082(VOO2,215,779)
実はQQQも出来高は少ないです。QQQのショートも多く入ってるという情報がありましたが、まだショート勢はあまり手放してなさそうです。VOOも出来高が少ない。今日はテクニカル的な反発とポジティブなニュースによるアルゴ的な上昇ともいえそうです。
ポジティブニュース
ワクチン関連
・【MRNA】モデルナの第三段階臨床試験開始報道
・【AZN】アストラゼネカが第一三共とコロナワクチン製造における合意
→トランプ大統領が年内にワクチン提供を支持しています。また近々またワクチンに関してのポジティブなニュースを提供してると発言したそうです。
追加経済対策案
・失業保険手当は週600ドルから200ドルに減少予定。(当初は100ドル、もしくは200-300ドルといった報道もあった)→一時ネガティブに反応したが、スピード感もあり、ポジティブに変わったか?
・現金給付は1200ドル
・MCCONNELL氏は、コロナウイルスパッケージには「強力な法的責任の保護」が含まれていると述べ、学校には1000億ドル以上を提供するとしている
・クドロー氏が日曜日に発言した連邦立ち退きモラトリアムもおそらく入ってくると思います。これは賃貸支払いができない失業者を立ち退きから守る効果があります。
→共和党のムニューチン、メドウズは今夜、シューマーとペロシに会うと予想されています。おそらく今回の案の最終的な詰め合わせを行うと見られます。
コロナ感染状況
コロナ感染情報
CALIFORNIA COVID-19 CASES RISE 1.5%, LESS THAN 7-DAY AVERAGE 2.4%
カリフォルニアの1週間平均の感染者が前日2.4%vs本日1.5%で大幅に減少
FLORIDA COVID-19 CASES RISE 2.1% VS PREVIOUS 7-DAY AVG. 2.8%
フロリダの1週間平均の感染者が前日2.8%vs本日2.1%で大幅に減少
→全米ではまだまだ状況はおさまってないですが、カリフォルニアとフロリダが減少したのは好印象です。
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
土日の死者数減少はポジティブだったと思います。またモデルナの第三段階臨床試験開始の報道がコロナ不安を打ち消したのは間違いなくありますね。
7月14日135,533人(前日対比400人増)
7月15日136,397人(前日対比861人増)
7月16日137,419人(前日対比953人増)
7月17日138,358人(前日対比939人増)
7月18日139,266人(前日対比908人増)
7月19日140,119人(前日対比853人増)
7月20日140,534人(前日対比415人増)
7月21日140,906人(前日対比372人増)
7月22日142,066人(前日対比1160人増)
7月23日143,190人(前日対比1124人増)
7月24日144,242人(前日対比1052人増)
7月25日145,546人(前日対比1304人増)
7月26日146,460人(前日対比914人増)
7月27日146,935人(前日対比475人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は反発上昇!1兆ドルの追加経済刺激策が来るか!?」をまとめていきますね!
あくまでこれは自分の今日のまとめなんですが、今日の上昇はテクニカル・アルゴ的な反発が大きいと考えています。出来高を見ても投資家はまだ状況を静観してるとみられます。QQQの動きもハイテクが上昇したにしては、出来高が少ないです。
本格的に再上昇というにはまだ早い気がします。追加刺激策効果ももしかしたら既に織り込み済みの可能性があります。となると他の指標や決算状況で動く可能性もあります。
米国株投資家は共通だと思うのですが、やはり水曜日・木曜日に注目してると考えられます。水曜日はそういえばグーグル・FB・アマゾン・アップルが下院で29日水曜日に証言も必要とされていますしね。
緊張の1週間になりそうですが、大きくリスクを取りすぎず着実に投資を継続していきたいと思います。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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米国株投資家も米国民も待望の追加経済対策がここまで時間がかかってしまったのは、下記ブログに纏めてる内容になります。よかったら状況を再度確認してみてください。
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