米国株は本日は昨日上昇分を全戻しになりました。ダウ-0.77% ナス-1.27% SP500-0.65% ラッセル-1% 自分+0.2%。今日はポジティブ・ネガティブなニュースは殆どなかったです。それもあって昨日・今日がほとんど無いものになりました。
本日はGAFAMは不調でしたが、航空・レジャー・REIT・公益などが上昇しました。REITは住宅価格の上昇の後押しも受けていますね。PFEは決算+ワクチン期待で4%上昇しています。
昨日ダウ+0.43% ナス+1.67% SP500+0.74% ラッセル+1.17%
本日ダウ-0.77% ナス-1.27% SP500-0.65% ラッセル-1%
ご覧の通りほぼ全戻しです。引け間際に明日のFOMCを意識してか大量の売りが発生して、下落幅が大きくなっています。またクローズ後に追加刺激策に暗雲が立ち込めてる報道も入っています。
では米国株投資家もみあげの「米国株は全戻しで下落!FOMC前の様子見と追加刺激策に暗雲か!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲0.24%
・大豆油指数が▲0.71%
・原油価格41.62→40.97ドル/バレル
・ゴールド1938→1959 *過去最高値は2011年9月の1920
時間前に1981→1907と動いての本日になっています。ドル安から上昇→利確の嵐でまた元に戻るといった動きですね。ただシルバーなどは利確で調整されて戻りきっていません。
・10年債0.610→0.578
・VIX指数▲4.26%→+2.38%(25.83まで)
今日はほぼ全ての指数がリスクオフしました。ゴールドはドル安が続いてるために、一旦利確されて下落しましたが、引け間際で上昇しています。あくまでFOMCでゼロ金利継続が前提ですが、ゴールドはまだ下落はしそうにないと予想しています。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 71,059,933 vs 1日57,467,061
3日前の出来高
10日平均 71,375,364 vs 1日75,453,564
2日前の出来高
10日平均 70,613,748 vs 1日73,666,365
1日前の出来高
10日平均 72,235,371 vs 1日45,526,198
本日の出来高
10日平均 66,764,919 vs 1日56,813,999
引け間際に大量に売られていたせいもあって昨日よりは出来高が高い状況です。但し10日平均よりは少ないために、まだまだ投資家は様子見状況であると思われます。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 46,127,203 vs 1日29,544,118(VOO4,113,799)
3日前の出来高
10日平均 46,071,127 vs 1日50,629,658(VOO3,477,643)
2日前の出来高
10日平均 47,176,190 vs 1日53,982,363(VOO2,849,538)
1日前の出来高
10日平均 49,293,114 vs 1日35,809,082(VOO2,215,779)
昨日の出来高
10日平均 46,526,879 vs 1日30,896,800(VOO2,215,779)
ハイテクグロースが1部上昇していましたが、QQQは出来高は少なく更にクローズ前に売られています。ハイテクに関してはGAFAの決算結果待ちとなりそうです。またハイテクグロースに関しても今後1週間で決算が連発するので不安定な状況が続きそうです。
TOPIC2点
PFEのワクチン発言
PFEは決算においてEPS・売上とも良好でした。更に今期の予想も更に強気のガイダンスを出しています。
その後なのですが、この発言に注目です。
PFEのCEOがトランプ政権のワクチン買い取り金額に失望したと語る。
しかも9月までにクリニックでワクチンを提供したいとまで自信をにじませてる。
ワクチン完成への自信を感じさせる発言です。この発言は非常に期待できると考えられます。
https://twitter.com/CNBC/status/1288212160502468608?s=20
追加経済対策案
追加経済刺激策に少し暗雲が立ち込めてるかもしれません。
共和党は、余分な600ドルの失業給付を70%の代替賃金に転換したいプランが浮上しています。おそらく失業から雇用を復活させてその分を特に中小企業労働者の賃金に充てたいという事になります。
上院の共和党議長マコーネルさんは、企業のための責任シールドなしでコロナウイルス救済法案を渡すことはありません。と改めて言及しています。この発言からするとまだ揉めてる可能性がありますね。
昨日までの追加刺激策案候補
・失業保険手当は週600ドルから200ドルに減少予定。(当初は100ドル、もしくは200-300ドルといった報道もあった)→一時ネガティブに反応したが、スピード感もあり、ポジティブに変わったか?
・現金給付は1200ドル
・MCCONNELL氏は、コロナウイルスパッケージには「強力な法的責任の保護」が含まれていると述べ、学校には1000億ドル以上を提供するとしている
・クドロー氏が日曜日に発言した連邦立ち退きモラトリアムもおそらく入ってくると思います。これは賃貸支払いができない失業者を立ち退きから守る効果があります。
→共和党のムニューチン、メドウズは今夜、シューマーとペロシに会うと予想されています。おそらく今回の案の最終的な詰め合わせを行うと見られます。
コロナ感染状況
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
昨日大幅に死者数が減少したと思ったら、本日でまた1000人近く増加してるのがわかっています。状況はやはり一進一退という事になりそうです。これがマーケットを不安にしてる要素の1つともいえると思います。
7月14日135,533人(前日対比400人増)
7月15日136,397人(前日対比861人増)
7月16日137,419人(前日対比953人増)
7月17日138,358人(前日対比939人増)
7月18日139,266人(前日対比908人増)
7月19日140,119人(前日対比853人増)
7月20日140,534人(前日対比415人増)
7月21日140,906人(前日対比372人増)
7月22日142,066人(前日対比1160人増)
7月23日143,190人(前日対比1124人増)
7月24日144,242人(前日対比1052人増)
7月25日145,546人(前日対比1304人増)
7月26日146,460人(前日対比914人増)
7月27日146,935人(前日対比475人増)
7月28日148,011人(前日対比1076人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は反発上昇!1兆ドルの追加経済刺激策が来るか!?」をまとめていきますね!
本日は様子見色が更に濃い日になりました。明日からいよいよ本番と言った事になります。明日の予定としてはFOMCが行われます。
水曜:FOMCから政策金利・パウエル議長の定例記者会見
更にGAFAの下院による公聴会も実施されます。
決算として水曜日は【PYPL】本日【V】があまりよろしくない決算だったので、【PYPL】は特に気になります。(FBは水曜日予定だったのが延期になっています。)
投資家にとっては我慢の1週間になりそうですね。では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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米国株投資家も米国民も待望の追加経済対策がここまで時間がかかってしまったのは、下記ブログに纏めてる内容になります。よかったら状況を再度確認してみてください。
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