米国株は本日も連続下落しました。。ダウ-0.68% ナス-0.94% SP500-0.62% ラッセル-1.52% 自分-0.5%。昨日からの調整の続きのようにも見えるのですが、今日はコロナ関係のネガティブなニュースが多かったです。ベアマーケット入りしなければいいのですが。
また一週間のまとめでもお伝えしますが、マーケットを引っ張ってきたハイテクのバリュエーションに疑問符がついて、そしてコロナ状況も深刻化、景気回復の遅れの懸念、追加経済対策も遅れてるといった流れで最終的には利確されたと思います。
特に自分はコロナの死者数を毎日チェックしていますが、グラフ的には完全に上昇してるように見えるので、思った以上に深刻化してる気がしています。
では米国株投資家もみあげの「米国株は連続下落!ベアがコロナで起き出したか!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.26%
・大豆油指数が▲0.20%
・原油価格41.06→41.26ドル/バレル
・ゴールド1888→1901 *過去最高値は2011年9月の1920
鉱山業者の建値:1891ドル、販売業者の売値:1923ドル
*既に最高値更新したかもしれません。
・10年債0.581→0.590
・VIX指数7.24%→▲0.92%(25.93まで)
ニュートラルと言った状況だと思います。ただゴールドは相変わらず急上昇し続けています。10年債も金利が低い水準のままです。それでもVIX指数がプラスで終わったので御の字という所だと思います。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 74,141,530 vs 1日55,790,369
3日前の出来高
10日平均 73,601,032 vs 1日57,027,361
2日前の出来高
10日平均 71,059,933 vs 1日57,467,061
昨日の出来高
10日平均 71,375,364 vs 1日75,453,564
本日の出来高
10日平均 70,613,748 vs 1日73,666,365
SPY出来高は昨日とほぼ変わらないです、ただしこの2日間は出来高が上昇しています。という事は出来高が伴って売られてるという事になります。これが非常にきになります。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 44,838,617 vs 1日38,055,241 (VOO2,508,984 )
3日前の出来高
10日平均 45,440,725 vs 1日43,094,948 (VOO3,303,700 )
2日前の出来高
10日平均 46,127,203 vs 1日29,544,118(VOO4,113,799)
昨日の出来高
10日平均 46,071,127 vs 1日50,629,658(VOO3,477,643)
本日の出来高
10日平均 47,176,190 vs 1日53,982,363(VOO2,849,538)
VOOは昨日より出来高が減っている。という事は個人はVOOをあまり売ってはいない。ただしQQQは出来高が非常に多くなっています。更にQQQのショートを入れてる米国人投資家のツイートも目立ちました。この点もきになります。
コロナ感染状況
コロナ感染拡大状況がここにきて急激に悪化してるように見えます。コロナ拡大状況を改めてまとめておきます。
コロナ感染情報
カリフォルニアは感染者数が43万人で41万人のNYを超えました。また1日の死者数増加も過去最高の159人です。
フロリダの感染者数が1週間平均で3.1%から3.2%に増加しました。(しばらく下落していたのですが。)
ヒューストンの学校再開が9月7日以降に延期です。
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
コロナ死者数がじわりじわりと増加傾向にあります。この死者数増加はマーケットに与える心理的な不安は大きいんじゃないかと推測します。
7月12日134,814人(前日対比717人増)
7月13日135,133人(前日対比319人増)
7月14日135,533人(前日対比400人増)
7月15日136,397人(前日対比861人増)
7月16日137,419人(前日対比953人増)
7月17日138,358人(前日対比939人増)
7月18日139,266人(前日対比908人増)
7月19日139,681人(前日対比415人増)
7月20日140,053人(前日対比372人増)
7月21日141,213人(前日対比1160人増)
7月22日142,337人(前日対比1124人増)
7月23日143,389人(前日対比1052人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
病床データ
下記が6月26日のICU病床データです。
こちらが7月14日のICU病床データです。
ミシシッピ、サウスダコタ、ウエストバージニアが病床に余裕ができて、ヒューストンが病床が厳しい状況です。ここにカリフォルニアとフロリダが入ってくるか。ただ米国でも病床が足りないといった医療崩壊の危険性は問題視はされていません。
https://www.cdc.gov/nhsn/covid19/report-patient-impact.html#anchor_1587406850
まとめ
では「米国株は連続下落!ベアがコロナで起き出したか!?」をまとめていきますね!
週末じっくり指標関係とか見直してみるのですが、10年債・為替・コロナ増加、それとコモディティの上昇率を見てると株価はしばらく軟調が続きそうです。
ジムクレイマーさんが7月27日がチャート的に非常に危険だと警告していたのが頭をよぎりました。自分は本日は少し守りに入るために現金化・コモディティ投資に切り替えています。
杞憂に終わればいいのですが、投資家の戦略が問われそうです。
その点を注意して今後も投資を継続していきたいですね。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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