米国株はナスダック以外が上昇です。ダウ+0.6% ナス-0.81% SP500+0.17% ラッセル+1.33% 自分-0.33%という結果になっています。今日はラッセルの日です。ラッセルが上昇する場合は米国の追加経済対策期待が多くなっていますね。
本当に日替わり定食みたいに頻繁に主役が入れ替わる状況が続いています。本日の米国株の動きを見ながら、先物関係ではゴールドが爆上げ状態になっているので、それを簡単に説明していきたいと思います。
今日のラッセルが上昇したのはムニューチン経済長官の来週末までに追加経済対策をまとめるといった内容が原因です。
また本日日本時間の朝6時からトランプ大統領がワクチンの進捗具合を報告するといったイベントもあるので、そちらも注目ですね。
では米国株投資家もみあげの「米国株の日替わりはラッセル!ゴールド爆上げの理由とは?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+1.29%
・大豆油指数が+0.37%
・原油価格40.84→41.54ドル/バレル
・ゴールド1818→1841 *過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.614→0.605
・VIX指数▲4.75%→+1.55%(23.61まで)
オープン当初はほとんどすべての指数がリスクオンになっていたのですが、最終的には微妙な状況に落ち着いています。但し原油価格は明らかに上昇、更にゴールドも爆上げ状態になっています。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均79,195,688 vs 1日83,075,145
3日前の出来高
10日平均 76,575,863 vs 1日53,719,112
2日前の出来高
10日平均 74,798,461 vs 1日61,798,636
1日前の出来高
10日平均 74,141,530 vs 1日55,790,369
本日の出来高
10日平均 73,601,032 vs 1日57,027,361
SPYの出来高は良くも悪くも無いといったところでしょうか。引け間際もそんなに買いははいっていません。相変わらず先物の上昇に比べたら株式には資金が集まってないような感じはしますね。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均41,668,525 vs 1日53,317,637 (VOO6,580,397)
3日前の出来高
10日平均 43,229,990 vs 1日47,029,985(VOO3,078,227)
2日前の出来高
10日平均 44,520,480 vs 1日35,068,308 (VOO2,244,020)
1日前の出来高
10日平均 44,838,617 vs 1日38,055,241 (VOO2,508,984 )
本日の出来高
10日平均 45,440,725 vs 1日43,094,948 (VOO3,303,700 )
QQQは出来高は上昇しています。ただその分だけ今日はハイテク関係は売られたという事になりますね。VOOは出来高は上昇しています。ハイテクが売られた分だけオールドエコノミーに資金が移ったようなイメージです。
ゴールド爆上げの理由
ゴールド爆上げの理由として考えられる理由は下記になります。
・ロンドンが金のメイン取引上
・ユーロ圏金本位制構想
・EUにおいて合計7500億€(補助金3900億€)の経済対策金導入が決定。日本円では90兆円です。規模は縮小されたが許容範囲→資金配分の加盟国拒否権が無いのはポジティブ
→補助金が確実に実施されることによって通貨が更に刷られまくる。但しドル基軸対抗しているので、その分ユーロ圏の金購入が加速すると見込まれる。
→米国は今後追加政策支援が控えてる→更にドルも刷られる
→株式に天井感がある
→低金利状況(インフレ気味)
株式も天井感があるので、低金利状況が経済対策金によって貨幣が刷られまくる状況を加速化させて、ゴールドやシルバーといったコモディティ関係の価値を上昇させているといった事が今の状況になると思います。
株価が今後横横になればなるほどゴールドなどに更に資金が入っていく状況が継続する可能性があります。但しそれと同時に金の価値が過剰に高まる可能性もあるので、リスクヘッジという側面では弱くなりそうですね。
コロナ感染状況
コロナ感染拡大状況はひとまず落ち着いてきてるようにみえます。問題はコロナ死者数です。その状況をまとめておきます。
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
死者数が明らかに減りつつある状況です!これは非常にポジティブです。まだ楽観視することはできないですが、一気に死者数が減少傾向にある気はします。
7月11日134,097人(前日対比806人増)
7月12日134,814人(前日対比717人増)
7月13日135,133人(前日対比319人増)
7月14日135,533人(前日対比400人増)
7月15日136,397人(前日対比861人増)
7月16日137,419人(前日対比953人増)
7月17日138,358人(前日対比939人増)
7月18日139,266人(前日対比908人増)
7月19日139,681人(前日対比415人増)
7月20日140,053人(前日対比372人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株の日替わりはラッセル!ゴールド爆上げの理由とは?」をまとめていきますね!
オープン後から上昇し続けて今日はもっと上昇しそうだったのですが、実はミッチ・マコネル共和党上院議長は記者団に対し、何百万人ものアメリカ人のための600ドルの失業者給付金がなくなる前に、議会は今週、新しい財政刺激策法案を可決しない可能性が高いと述べました。
上記がアナリストの失望に繋がり、最終的に弱めの上昇になったことは注目点ですね。
本日の日替わり定食はラッセルでした。このままオールドエコノミー関係が上昇するのか、また循環が戻るのか。
明日はいよいよマイクロソフト・テスラの決算です。これによってもマーケットの雰囲気が大きく変わりそうですね。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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米国株投資家も米国民も待望の追加経済対策がここまで時間がかかってしまったのは、下記ブログに纏めてる内容になります。よかったら状況を再度確認してみてください。
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