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米国株は凪!【MSFT】と【TSLA】の決算で明暗か!?

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米国株は上昇しましたが、実はほとんど動きがない正に「凪」の状況だったと思います。ダウ+0.62% ナス+0.24% SP500+0.58% ラッセル+0.18% 自分+0.64%という結果になっています。引け間際1時間前からかなり上昇して終わりました。

 

今日が「凪」(なぎ)だった理由はとにかく時間外の【MSFT】マイクロソフトと【TSLA】テスラの決算をマーケットも投資家も注目していて、大きな動きを控えていたのが原因だと思います。決算内容は簡単にですが分析してあります!

 

決算以外でも重要なニュースが6点ほどあります。決算に目がいきがちですが、しっかりとニュースもチェックしておきたいと思います。

 

では米国株投資家もみあげの「米国株は凪!【MSFT】と【TSLA】の決算で明暗か!?」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数が+0.57%

・大豆油指数が▲0.47%

・原油価格41.54→41.90ドル/バレル

・ゴールド1841→1868 *過去最高値は2011年9月の1920

・10年債0.605→0.599

・VIX指数+1.55%→▲2.09%(24.13まで)

 

リスクオンともリスクオフともどっちつかずの状況であると言えると思います。ただゴールドやシルバーのコモディティは相変わらず急上昇中です。株価の天井感・通貨安で価値が上がっていますね。

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

4日前の出来高

10日平均 76,575,863 vs 1日53,719,112

3日前の出来高 

10日平均 74,798,461 vs 1日61,798,636

2日前の出来高 

10日平均 74,141,530 vs 1日55,790,369

昨日の出来高 

10日平均 73,601,032 vs 1日57,027,361

本日の出来高 

 10日平均 71,059,933 vs 1日57,467,061

 

SPYの出来高は昨日とほぼ変わらない状況であるのがわかります。引け間際に少し動きましたが、相変わらず出来高は大きくは上昇していないです。


QQQ出来高

4日前の出来高

10日平均 43,229,990 vs 1日47,029,985(VOO3,078,227)

3日前の出来高

 10日平均 44,520,480 vs 1日35,068,308 (VOO2,244,020)

2日前の出来高 

 10日平均 44,838,617 vs 1日38,055,241 (VOO2,508,984 )

昨日の出来高 

 10日平均 45,440,725 vs 1日43,094,948 (VOO3,303,700 )

本日の出来高 

 10日平均 46,127,203 vs 1日29,544,118(VOO4,113,799)

 

QQQは出来高は激減しています。その分VOOに移ってる形ですね。ハイテクグロース系は特にバリュエーションをまだ見直されてる状況が続いてると思います。また【MSFT】の決算影響も大きいので買い控えされた感もあります。

重要ニュース6ポイント

重要なニュースとして、マーケットを動かす材料が沢山あったのですが、ほぼ凪状態でした。本当にマーケットは決算以外関心がない事を感じた日です。

 

重要ニュースとして6点まとめておきます。

・7月21日コロナ死亡者数が大幅に上昇→少しネガティブ

・PFEとBNTXのワクチンが政府から配布要請の契約1億人分→少し好転

・米中の大使館問題発生で米中関係が悪化→軍需株が爆上げ【LMT】など

・カリフォルニアの1日の感染者数が過去最大12,807人→マーケットほぼ動かず

・ワシントンCDでマスク着用命令→コロナ深刻化もマーケット動かず

・失業給付金が週間600ドルから100ドル/週に減少検討→ネガティブも動かず

 

 

MSFT決算

 EPS:結果 1.46ドル/株(調整後)vs 予想 1.34ドル/株

売上:結果380.3億ドル vs 予想365.5億ドル

 

EPSと売上とも予想を上回りましたが、アフターで下がってる理由としては3つあります。決算はアナリスト予想を上回っても中身や将来性で株価が下落することもあるいい例だと思います。(かといって先行きに不安感を持つ必要は無いと思います。)

 

①四半期に年率換算で13%増加したとのことです。前四半期の収益は15%増だったので、2%ほど売上が減少していることになります。

→小売戦略の転換で店舗を閉めた事による費用計上が原因。税引前で4億5000万ドルの負担が発生しています。

 

②クラウド事業セグメント(Azureなど)は前年比17%増の133億7000万ドルの収益を計上し、ファクトセットが世論調査したアナリストのコンセンサスである131億1000万ドルを上回った→しかしAzureの成長率が前四半期の59%から47%に減少した。

 

③クラウドやオンプレミスのセクターにおいてはコロナパンデミックのリモートワークによる需要増が大きく影響したとの事です。よって経済が正常化した場合は、今回の成長率を維持できるかは不透明という発言。

www.cnbc.com

 

TSLA決算

EPS:結果 2.18ドル/株(調整後)vs 予想 0.3ドル/株

売上: 結果60.4憶ドル vs 予想50.37億ドル

Net income: $104 million (GAAP)

EPSと売上ともアナリスト予想を大きく上回ってきました。これによってアフターでは一時7%以上上昇しています。4四半期連続の利益を計上したことになります。

 

そしてこの結果をうけてS&P500銘柄に採用される可能性が出てきました。時価総額が現在トップの【TSLA】ですが、いよいよと言った事になると思います。

www.cnbc.com

第2四半期の自動車生産台数と配送台数が予想を上回って株価を高騰させていましたが、決算でもその勢いを証明して見せたことになります。

 

但し株価は昨年同時期は260ドル/株、現在は1600ドル/株で6倍以上になっています。現在の株価が適正値かどうかはこれからも議論されるでしょうし、ホールドしてる投資家にとっては胆力が試される状況は続きそうです。

 

コロナ感染状況

 コロナ感染拡大状況はひとまず落ち着いてきてるようにみえます。問題はコロナ死者数です。その状況をまとめておきます。

米国コロナ死者数推移

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。

死者数が昨日また激増してしまいました。減少傾向に入ったかとおもったらまた急上昇です。まだまだ安心できる状況ではないですね。

 

7月11日134,097人(前日対比806人増)

7月12日134,814人(前日対比717人増)

7月13日135,133人(前日対比319人増)

7月14日135,533人(前日対比400人増)

7月15日136,397人(前日対比861人増)

7月16日137,419人(前日対比953人増)

7月17日138,358人(前日対比939人増)

7月18日139,266人(前日対比908人増)

7月19日139,681人(前日対比415人増)

7月20日140,053人(前日対比372人増)

7月21日141,213人(前日対比1160人増)

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株は凪!【MSFT】と【TSLA】の決算で明暗か!?」をまとめていきますね!

 

【MSFT】は決算を受けてアフターで-2.5%位でうろうろ、【TSLA】は決算を受けて+5-7%位で変化しています。正にアフターでは明暗が分かれてしまいました。

 

但しマーケットにとっては両方の決算ともポジティブなニュースだと思います。【TSLA】は異次元ですが、【MSFT】もコロナ特需があったとは言えしっかり結果を残してきたのは好感されると思います。

 

但しハイテクは【MSFT】の決算が基準になると、今期待値が上がりすぎてる銘柄は決算前に不調になる可能性もあるかもしれません。コロナ特需だけで割高になってる銘柄の見直しが始まるかもしれないからです。

 

【TSLA】はESG投資にも関連してるので、ESG銘柄がもしかしたら上昇するかもしれませんね。【SEDG】【ENPH】【NEE】など更に勢いがつくかもしれません。【NKLA】【NIO】は対抗馬になるので、様子をみてもいいかもです。

 

その点を注意して今後も投資を継続していきたいですね。

 

では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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