米国株はナスダック爆上げです。ダウ+0.03% ナス+2.51% SP500+0.84% ラッセル-0.36% 自分+1.36%という結果になっています。ナスダックが最高値を達成してしまいました。しかも一体何が起こったかわからない位大型株が爆上げしました。
本日の大型株の主役は【AMZN】アマゾン+8%、【TSLA】テスラ+9.5％、【MSFT】マイクロソフト+4.3％です。時価総額本日だけでもとんでもない額が動いてるはずです。
さてなんでこんな現象が起こったかの1つのヒントとして、「閑散に売り無し」というキーワードをメインにお話ししたいと思います。 もちろん他にもいくつかのポイントがありますが、今日はこれだけ上昇したのに出来高が非常に低いんです。
では米国株投資家もみあげの「米国株はナスダック最高値！「閑散に売り無し」でアマゾン・テスラ爆上げ！」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲0.10％
・大豆油指数が▲0.33％
・原油価格40.91→40.84ドル/バレル
・ゴールド1810→1818 *過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.633→0.614
・VIX指数▲8.29%→▲4.75%(24.46まで）
先物指数が少し下落、10年債もリスクオフなんですが、とにかくマーケット心理が回復しています。20台前半になりました。さらに半導体指数が今日だけで2％も上昇しています。これは本日ハイテクグロース系が上昇した事とは無関係ではないと思います。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
5日前の出来高
10日平均80,303,672 vs 1日101,834,534
4日前の出来高
10日平均77,807,319 vs 1日91,139,283
3日前の出来高
10日平均79,195,688 vs 1日83,075,145
2日前の出来高
10日平均 76,575,863 vs 1日53,719,112
１日前の出来高
10日平均 74,798,461 vs 1日61,798,636
本日の出来高
10日平均 74,141,530 vs 1日55,790,369
SPYの出来高は10日平均より低いですし、直近だとほぼ最低レベルの出来高だという事がわかります。これだけ上昇したのに、閑散としてる状況がわかると思います。
QQQ出来高
5日前の出来高
10日平均36,754,900 vs 1日63,371,622 (VOO3,642,374)
4日前の出来高
10日平均37,883,254 vs 1日66,456,096 (VOO4,016,852)
3日前の出来高
10日平均41,668,525 vs 1日53,317,637 (VOO6,580,397)
2日前の出来高
10日平均 43,229,990 vs 1日47,029,985（VOO3,078,227）
1日前の出来高
10日平均 44,520,480 vs 1日35,068,308 （VOO2,244,020）
本日の出来高
10日平均 44,838,617 vs 1日38,055,241 （VOO2,508,984 ）
QQQやVOOは金曜日よりは上昇しています。特にQQQは本日2.5％も上昇したのにも関わらず、出来高が金曜日と大して変わらない。よってマーケットに投資家が戻ってきてるというよりは、ネガティブ材料がなくてアルゴリズム的に資金が循環されただけなんじゃないかと考えられると思います。
爆上げ銘柄の動き
大型爆上げ銘柄
【AMZN】アマゾン、8％爆上げ
本日の出来高
10日平均 6,094,722 vs 1日7,543,070
＊上昇したのはアナリストによるアップグレードも関係あり、3800ドル/株がターゲットという事です。
【TSLA】テスラ、9.5％爆上げ
本日の出来高
10日平均 19,582,808 vs 1日16,909,125
【MSFT】マイクロソフト、4.3%上昇
10日平均 32,788,047 vs 1日36,626,900
テスラは違いますが、アマゾンとマイクロソフトは時価総額100兆円を超える企業です。特にアマゾンがこのレベルで上昇するとしたら、少なくとも10日平均の倍はないとおかしいです。
要は今日は先週まで不調だった銘柄達を戻そうとしたただの動きにしかすぎず、マーケット心理も少し改善したために、上昇が上昇を読んだ状況だったという事になるかと思います。「閑散に売り無し」とは言いますが、正にこの事だと思います。
ハイテクグロース爆上げ
ちなみに本日裏で爆上げをしてるハイテクグロース株に関しても、出来高は大したことないです。例えば【CLOU】【WCLD】などのETFですが、5%近く上昇しています。
但し出来高は10日平均の10％から15％減です。本当に出来高が伴わない上昇というのはこういう事だと思います。
ハイテクグロースは本日ほぼなんでもかんでも上昇しちゃったので、焦ってインはしない方がいいと思います。あくまで決算を見極めてから。せめてインするならYahoo Financeなどで直近の決算結果を確認してからインした方がいいです。
【LVGO】のYahoo画面です。右下のearningをチェックしましょう。
https://finance.yahoo.com/quote/LVGO?p=LVGO&.tsrc=fin-srch
コロナ感染状況
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
死者数増加が一旦収まったことは非常にポジティブです。ほっと一安心です。この状況がダウやS&P500を上昇させるきっかけになったと思います。
7月11日134,097人（前日対比806人増）
7月12日134,814人（前日対比717人増）
7月13日135,133人（前日対比319人増）
7月14日135,533人（前日対比400人増）
7月15日136,397人（前日対比861人増）
7月16日137,419人（前日対比953人増）
7月17日138,358人（前日対比939人増）
7月18日139,266人（前日対比908人増）
7月19日139,681人（前日対比415人増）
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はナスダック最高値！「閑散に売り無し」でアマゾン・テスラ爆上げ！」をまとめていきますね！
今回は「閑散に売り無し」をキーワードに本日の米国株をまとめていきました。流石に驚きますよね。自分もこれはやりすぎだと思いながら見てしまいました。思わず笑ってしまいます。爆上げした銘柄含めて、また強いGAFAMが戻ってきています。
ただこの裏では先週大躍進したバイオ銘柄が売られています。【MRNA】モデルナはJPモルガンチェースからダウングレードを食らって13％程マイナスなど、資金循環の動きもあります。
とはいえバイオ銘柄は元々値動きが激しいので致し方ない気がしますね。トランプ大統領とムニューチン経済対策長官は1兆ドル以上が見込まれる追加経済対策にも言及し出しています。今週もまた目が離せなくなってきました。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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