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米国株は歓喜から悲鳴へ!ハイボラティリティの理由は!?

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今日は米国株は歓喜から悲観へ一気に突き落とされた1日でした。ダウ+0.04% ナス-2.13% SP500-0.94% ラッセル-1.34% my-2.5%という結果になっています。実は朝一はナスダックなどは+1%近くまで上昇していたので、1日で3%以上動いたことになります。凄まじいハイボラティリティです。

 

今後の流れは明日以降を見て見ないとわからないですが、本日はいくつかのポイントがあるので、その点を簡潔にまとめていきたいと思います。ハイボラティリティの正体は明日持ち直すとしたらアナリスト評価や楽観状況を利用した利確の嵐の気もします。

 

またナスダックに関しては、今まで2回しかない記録的な日だというデータもあります。行き過ぎた不安は必要ないですが、用心に越した方がいいですね。

 

では米国株投資家もみあげの「米国株は歓喜から悲鳴へ!ハイボラティリティの理由は!?」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数が▲0.60%

・大豆油指数が▲0.53%

・原油価格40.60→39.57ドル/バレル

・ゴールド1799→1802 *過去最高値は2011年9月の1920

・10年債0.640→0.619

・VIX指数▲6.73%→+17.96%(32.45まで)

 

VIX指数はマーケットの感情を表しています。今回は今日の売りが呼び込んだ悲観的な感情の気がします。投資家が売りたくてしょうがなかった日でもあったかと。

 

CBOEボラティリティ指数は4.90ポイント上昇の32.19で終了(6月26日以来の最高値を更新)

6月11日からのVIXの1日ポイントゲインは過去最大


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

昨日の出来高

10日平均83,495,432vs 1日56,503,859 

本日の出来高

10日平均80,303,672vs 1日101,834,534

 

今日は非常に大きな出来高になっています。金曜日の約倍ですね。大きな出来高が伴う時は注意はした方がいいです。一過性の可能性もありますが、これがきっかけというリスクも頭には入れておきたいです。

 


QQQ出来高

昨日の出来高

10日平均37,160,451 vs  1日32,503,432 (VOO2,706,386)

本日の出来高

10日平均36,754,900 vs  1日63,371,622 (VOO3,642,374)

 

QQQを見ると明らかですね。QQQも通常の倍の取引です。とにかく今日は叩き売られたという様子が非常に良くわかると思います。

 

ワクチンニュース(大プラス)

 

PFIZER社とバイオテック社がSARS-COV-2に対する2つのMRNAベース抗ウイルスウイルス剤のFDAファストトラックデザインを取得

 

上記ニュースを受けてマーケットは朝一は大きく上昇していました。ワクチンの開発が堅調に進んでいるというのはやはりマーケットには大きなポジティブ要員になります。

 

下落原因のいくつかのポイント

コロナ関連のニュース

コロナ関連としては後述するロスのニュースはネガティブです。ファウチさんからも完全にシャットダウンしてはいないために、コロナワクチンは急増してるという発言もありました。カリフォルニア州も基本的にレストランなどの屋内活動が停止になっています。

 


米中地政学

中国の南シナ海領有権主張に対してアメリカが正式に否定しています。この地政学リスクは確かに株価に関してはネガティブです。ただ大統領選挙の年なので、元々こういったリスクは予想出来てる気もします。

jp.wsj.com


米国人の税金支払い

 

7月が税金支払いの期限になります。実際自分も7月の締め切りに合わせて税金の支払いをしています。これが本日個人投資家の資金調達のための売りを呼んだという見方もあります。

 

ヒートマップが示す需給の関係

自分は明日以降を確認してみないとわからないのですが、今日は下記内容で考察しています。

 

朝一にアナリスト評価が軒並みポジティブが並びまくってたんです。テスラー・アマゾン・アップル・フェイスブックなどとにかくどのアナリスト評価もアップグレードが並んでいました。

 

そしてワクチン関連のポジティブニュースです。株価は当然爆上げになってました。そのタイミングを狙ったかのように、今度はネガティブニュースが並びました。そして先物が下落してその流れにつられて株価が下落です。

 

ただ一部銘柄は下落していません。ヘルスケアと資本財です。特に資本財などは米中関係が悪化するなら叩き売られるセクターです。

 

要は今まで不人気だった銘柄は出来高も少ないし売られてない、今まで上昇していたセクターや銘柄には利確が大量に入ったという事なんじゃないかと思います。

 

また金融セクターは今日の下落の中でも上昇しています。これは明日以降の決算が期待できるかもしれません。

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コロナ感染状況

コロナ感染拡大継続

 

・テキサス州で5655人の新規感染

・テネシー州で3314人の新規感染(最高記録)

・フロリダ州は12600人の新規感染

・ロサンゼルス州の公立学校は秋の学校再開を延期

 


 

米国コロナ死者数推移

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。

死者数は減少していますね。やはり今日の下落はコロナワクチンという以外に原因があると考えられます。

 

7月2日128,062人(前日対比652人増)

7月3日128,740人(前日対比678人増)

7月4日129,434人(前日対比694人増)

7月5日129,676人(前日対比242人増)

7月6日129,947人(前日対比271人増)

7月7日130,306人(前日対比359人増)

7月8日131,480人(前日対比1174人増)

7月9日132,309人(前日対比829人増)

7月10日133,291人(前日対比982人増)

7月11日134,097人(前日対比806人増)

7月12日134,814人(前日対比717人増)

7月13日135,133人(前日対比319人増)

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まとめ 

では「米国株は歓喜から悲鳴へ!ハイボラティリティの理由は!?」をまとめていきますね!

 

2-3日様子を見ないと答えにはならないのですが、自分はマーケットの楽観状況を利用してのネガティブニュースを使った利確の嵐が今日の正体だったような気がしています。

 

地政学リスク・コロナなどは想定内の範囲だった気がします。ただもしこれが明日以降も継続するとしたら、ただの調整に終わらない可能性もでてきます。今日の状況は冷静に受け止めて、明日以降の状況をしっかりと見極めていきたいですね。

 

では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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