先週は米国株派S&P500やダウは少し上昇しましたが、大きな動きはなかったと思います。ナスダックは相変わらず好調ですが、金曜日に調整が入っています。
上記傾向が今週も続くのか、それとも大型銘柄の決算が相次ぐなかでサイクルの変化が起こるのか非常に注目です。特に金融系の決算は要注目です。今後の景気動向を占うといってもいいかもしれません。
それ以外にも2点ほど注意点があります。全部で3ポイント今週は注目事項がありますのでご紹介しますね。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】先週振り返りと今週注目の3ポイント!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
先週の指数
今週もナスダック指数が非常に強かったです。コロナ拡大のニュースが入る中においても、ナスダック銘柄は力強い上昇を見せてる事が理由だと思います。
各種指数の変動
・ダウ:25827.36→26075.30(+0.95%)
・ナスダック:10207.63→10617.44(+4.0%)
・SP500:3130.01→3185.04(+1.8%)
・ラッセル2000:1431.86→1422.68(▲0.7%)
現状は間違いなくナスダックが引っ張っていますね。ただ金曜日はナスダックが最も上昇が少なく、調整がはいりました。また週間でみるとラッセルが下落してるのは気になる部分です。
先週の経済指標
新規失業保険申請件数
結果 131.4万件
予想 137.5万件 前回 141.3万件(142.7万件から修正)(前週比)
新規失業保険申請件数はほぼ予想通り。あまり変化はなかったです。失業保険に優遇措置が続いてる7月末まではこの状況に大きな変化はなさそうです。
OPEC増産
サウジアラビアを中心とする原油生産者の連合体は、コロナウイルス関連の操業停止後、需要が通常レベルに戻りつつあるとの兆しがある中、OPECとその同盟国に8月からの原油増産を促していると、同グループの関係者は述べた。
現在日量として970万バレル減産していたが、現在の規制を1日200万バレルから770万バレルに緩和予定という事です。8月から実施という事になると、原油価格の下落が予想されます。
これがマーケットにどのような影響を与えるか。需要と供給のバランスは本当にもどっているのか。(航空会社が軒並み酷い状況になっているのに)原油価格のバランスが崩れるとマーケットも安定感が無くなるので要注意です。
コロナ感染状況
1.コロナ感染拡大継続
フロリダ州で新規感染者が15299人、そして米国全体で1日6万人以上の感染者が増えています。新規感染者と死傷者の対比グラフですが、死傷者もここにきて右上に上がってるのが非常に気になります。
テストに関しては継続的に上昇しています。検査数にも関係してるとは思いますが、状況としては油断は全くできない状況だと考えられます。
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
死者数は直近増加してるのが要警戒です。
7月2日128,062人(前日対比652人増)
7月3日128,740人(前日対比678人増)
7月4日129,434人(前日対比694人増)
7月5日129,676人(前日対比242人増)
7月6日129,947人(前日対比271人増)
7月7日130,306人(前日対比359人増)
7月8日131,480人(前日対比1174人増)
7月9日132,309人(前日対比829人増)
7月10日133,291人(前日対比982人増)
7月11日134,097人(前日対比806人増)
7月12日134,814人(前日対比717人増)
米国市場状況(7月第2週)
7月第2週ヒートマップ
7月第1週と比較すると余計差がわかりますね。左上ばかりが緑色になっています。S&P500には表示されていませんが、先週は【TSLA】も絶好調でした。一部のハイテク銘柄や期待値が高い銘柄に資金が集中してる現状であるのは間違いありません。
7月第1週ヒートマップ
銘柄選定
今週の銘柄選定は特にオススメするものはありません。何よりも決算に注目するべきだと思います。自分はこの決算期間において、ピーキーな動きをする銘柄を整理して、少し安定感がありそうな銘柄への移行を進める予定です。
もし決算がコケタ場合、もちろん銘柄にもよりますが、特にハイテクグロース系は大きな下落可能性があるので、判断を誤らないようにした方がいいと思います。
まとめ
では「【米国株】先週振り返りと今週注目の3ポイント!」をまとめていきますね!
OPECの増産は少し勇み足な気がしています。確かに増産しないとOPECの収益的に厳しい状況なのは理解しているのですが、果たしてマーケットはどのような反応をするのか気になります。
またコロナ状況も相変わらず芳しくはありません。新規感染が増加、そして死者数も増加してるようにも見えます。まだマーケットの予想内だとは思いますが、ここから特に死者数が大きく上振れした場合は注意です。
更に決算です。直近が株価が思った以上に好調なのでこの決算がこけると厳しくなる可能性もあります。慎重に見極めていきたいですね。
7月第1週のコメントです。備忘録
先週は自分の予想は外れましたね。独立記念日前は上昇アノマリーがあると聞きましたが、今のイレギュラーの状況でも上昇しました。
今週は丁度狭間の週間になると思います。最近ボラティリティが非常に高いので、少し落ち着く週になると思いたいですし、なって欲しい所です。ボラティリティが穏やかになれば、投資家にとっては自分自身のポートフォリオを見つめ直すいいタイミングになると思います。
決算も近い時期なので、今後も永続的にホールドできる銘柄を見極めていく投資家にとってじっくり検討する大切な時間になるかもしれません。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
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