本日米国株は急落しました。引け間際に急上昇です。ダウ-1.39% ナス+0.53% SP500-0.56% ラッセル-2% my+0.19%となっています。引け間際に買いが入りましたが、コロナ関連でカウンターが入り大きく下落して終わりました。
ナスダックが相変わらず強すぎる状況になっています。ここまでくると状況的に【QQQ】をポートフォリオに入れていないとしばらくパフォーマンスは上がりそうもないです。
そして本日コロナ以外でも非常に重要なポイントが3点あります。この3点が一気に報道されたために、米国株は急落しました。非常に重要なポイントなので必ず覚えておいて欲しいです。特にまたしても高配当投資家には逆風です。
では米国株投資家もみあげの「米国株は急落!超重要3ポイント!投資家は分析力が勝負!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲1.06%
・大豆油指数が▲1.46%
・原油価格40.86→39.54ドル/バレル
・ゴールド1808→1803 *過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.665→0.611(0.599まで
・VIX指数▲4.59%→+6.11%(31.48まで)
本日は明確にリスクオフになりました。全ての指数が下落してるのは珍しいと思います。特に10年債は一時0.6を下回る形、今の株式相場は積極的に買う材料が乏しいということを表しているかもしれませんね。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
昨日の出来高
10日平均89,824,631 vs 1日53,927,612
本日の出来高
10日平均88,441,366 vs 1日80,540,955
SPYの出来高は少し回復しています。機関投資家に扱われるS&P500のETFなので機関投資家が動き出してるともいえますね。
QQQ出来高
昨日の出来高
10日平均37,966,508 vs 1日30,106,134 (VOO2,424,830)
本日の出来高
10日平均37,732,398 vs 1日39,167,211 (VOO3,153,451)
QQQは順調に出来高を増やしています。VOOも今日は出来高を伸ばしました。ということは債券も買われていましたが、思ったよりも本日投資家は動いたという事になりそうです。
超重要3ポイント!!
トランプ大統領に納税記録提出命令
トランプ大統領に最高裁からNYの税務署に税務記録を提出するように指令がでました。ただしこれに関して下院が開示請求はできず、またホワイトハウスからのブロックも通用しないという事です。
但しこの見解に関しては意見が分かれてるために、大統領選挙までにこの記録が開示される可能性は低いとの事です。
いずれにしても支持率に関しては悪影響を与えることは間違いないとみられています。
ウェルズファーゴがピンチ
米国大手銀行の1つである【WFC】ウェルズファーゴが新規顧客に対しては特定のモーゲージ(不動産ローン)借り換えのためには、100万ドルの資金残高が必要と発表しています。
さらに店舗の再開を準備中ですが、数千人規模のリストラを行う事を表明しています。
これは何を意味するかというと、経済が正常な状態に戻りつつある中で銀行も収益正常化に向けて今までのように安易に融資を行わない可能性。そして来週からの金融大手の決算に不安を広げるという事です。
高配当にとっては、FEDのセカンダリーマーケットの社債買付減少に加えて、大手銀行の社債発行まで滞った場合は、財務的に厳しい企業は株価は下落する可能性もあります。
ムニューチンさん発言
ムニューチンさん発言は今日は非常に重要でした。というのは「簡単に金をばらまかないぞ!あくまで限定するからな。」というメッセージに見えるからです。これはマーケットにとってはネガティブです。
・一部の航空会社ではコロナウィルス・トレサリーローン契約を使用する必要がないと確信→航空会社は9月末の支援を終えても自力で立て直してね。
・PPPの拡張は、資金を必要とする事業者をより多く対象
・200万ドル以上のPPPローンは放棄される予定
→資本が大きい会社にはこれ以上はサポートしないよ。自力で頑張って。
・次期コロナウイルス法案では、過ちを犯した州は救済されない
→コロナウィルス前から財政難だった州は救わないよ。(民主党の州は特に救わないよ)
*あくまでも自分の解釈です。笑
コロナ感染状況(一進一退)
本日のコロナ報道
全米で遂に感染者数が300万人を突破しています。検査数が上昇してるからもあるとは思います。
・カリフォルニア州における死者数増加が過去最高149人
・フロリダの感染者率が14.1%から18.4%に増加
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
まだまだ油断ができません。少し死者数が増加してるように見えます。今日のカリフォルニアの増加を考えると絶対に注視ですね。
7月1日127,410人(前日対比1270人増)
7月2日128,062人(前日対比652人増)
7月3日128,740人(前日対比678人増)
7月4日129,434人(前日対比694人増)
7月5日129,676人(前日対比242人増)
7月6日129,947人(前日対比271人増)
7月7日130,306人(前日対比359人増)
7月8日131,480人(前日対比1174人増)
7月9日132,309人(前日対比829人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は急落!超重要3ポイント!投資家は分析力が勝負!」をまとめていきますね!
投資家は本当に分析力の勝負になっていると思います。今日みたいな下落局面において強い銘柄を見極めていかないと、ダウやSP500は正直このまま横横の展開も十分ありえます。
決算も近くなり各企業のEPSが出てきます。そうなってくるとマーケットは予想PERなど様々なアジャストも入ってくるはずです。要するに更に銘柄毎の強弱がはっきりしてくるはずなんです。
インデックス投資・高配当投資は関係ないでもいいですが、個別銘柄に投資してるなら少なくとも分析を行ってパフォーマンスが上る銘柄に投資していきたいところです。
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<あわせて読みたい!みたい!>
米国人が選ぶ米国ETFトップ10を調べてみました。データベースもあります。是非とも活用してご自身のETF投資に活用してみてください!
トレーディングビューは登録するだけの無料コンテンツが非常に使いやすいです。チャートでのMACD、ボリューム、RSIでチャート分析。またセクターでのトレンド分析で非常に使いやすいので、是非とも活用してみてください。