本日米国株は力強く上昇しました。ダウ+1.44% ナス+0.66% SP500+1.05% ラッセル+1.7% my+0.25%となっています。米国オープン前は中国市場が軟調になっていましたがその影響を打ち消した形です。
米国市場オープン後は各指標もリスクオンになり、更にコロナ治療薬のレムデシビルでポジティブなニュースが入って、上昇したとみられています。
ただ今日の自分の感想は、元々マーケットは調整するつもりだったんじゃないかと考えています。出来高や指標を見ながら分析していきたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「米国株が力強く上昇!コロナ治療薬がブーストか?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.76%
・大豆油指数が▲0.35%
・原油価格39.54→40.60ドル/バレル
・ゴールド1803→1799 *過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.611→0.640(0.571まで)
・VIX指数+6.11%→▲6.73%(27.13まで)
今日は大豆油以外はほぼ全てリスクオンになりました。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
昨日の出来高
10日平均88,441,366 vs 1日80,540,955
本日の出来高
10日平均83,495,432vs 1日56,503,859
リスクオンになったにしてはS&P500の出来高が非常に少ないです。出来高は少ないですが、本日まで不調なセクターが多かったので、その分を取り返したような状況だったと思います。
QQQ出来高
昨日の出来高
10日平均37,966,508 vs 1日30,106,134 (VOO2,424,830)
本日の出来高
10日平均37,160,451 vs 1日32,503,432 (VOO2,706,386)
QQQは順調に出来高を増やしています。特に本日は【TSLA】が非常に好調だったので、その勢いもあったと思います。
治療薬が進展(微プラス)
コロナワクチンの治療薬第一候補のギリアドサイエンシズのレムデシビルが重症のコロナウイルス患者の死亡リスクを62%減少させることができたと発表しました。株価としては3%近く上昇しました。
こちらのニュースがマーケットを好感させたという見方もできると思いますが、ちょっと違う気がします。確かにポジティブなニュースなのですが、それよりは今まで冴えない状況になっていた、S&P500やダウ銘柄に対して、資金が集まったと言えると思います。
本日米中における関税交渉第2弾が状況が良くないというニュースも入っています。ギリアドと米中を考えると、それほど大きな好材料ではないはずです。
コロナ感染状況(一進一退)
本日のコロナ報道
全米で遂に感染者数が300万人を突破しています。検査数が上昇してるからもあるとは思います。
・フロリダ州の感染者数が11433人増加しています。
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
7月2日128,062人(前日対比652人増)
7月3日128,740人(前日対比678人増)
7月4日129,434人(前日対比694人増)
7月5日129,676人(前日対比242人増)
7月6日129,947人(前日対比271人増)
7月7日130,306人(前日対比359人増)
7月8日131,480人(前日対比1174人増)
7月9日132,309人(前日対比829人増)
7月10日133,291人(前日対比982人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株が力強く上昇!コロナ治療薬がブーストか?」をまとめていきますね!
米国株は週末に上昇して一安心といったところです。引け間際も買いが入ってたので、急に垂れたりすることはないような感じはします。
ただ、来週からいよいよ大手金融機関など、米国大型株の決算がスタートします。現状のバリュエーションだと決算をしくじると大きく下落する可能性があります。
週末に決算が不安な銘柄はないかゆっくり検討するにはいい時間になりそうです。
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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