本日米国株は急落しました。ダウ-2.72% ナス-2.19% SP500-2.59% ラッセル-3.45% my pf-2.17%となっています。本日はダウCFDがオープン前から怪しかったですが、2大ショックで急落した形です。
2大ショックとは、まずはトランプ大統領の支持率の低下が止まらない事です。もう一つはコロナパンデミック報道がいよいよ無視できないレベルまで危険度が高まった不安感体と思います。
そして各指数や出来高を見てみると、お金の流れ的に本日は無視できないマーケットのトレンド変換の日になったかもしれないので、絶対によく読んでください!投資家の胆力が試されます。
では米国株投資家もみあげの「米国株急落理由は2つ!必見!マーケットのトレンド転換か?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲2.42%
・大豆油指数が▲1.88%
・原油価格40→38ドル/バレル
・ゴールド1770→1766*過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.714→0.678
・VIX指数▲1.26%→+7.87%
全ての指数がリスクオフになりました。これだけの指数が全てリスクオフになるのは直近では珍しいと思います。それだけマーケットにとって今日の2大ニュースは影響度が大きかったかと。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
昨日の出来高
10日平均122,423,927vs 昨日67,627,699
本日の出来高
10日平均121,523,129vs 本日132,469,538
出来高を比較するとおわかりのように本日が昨日の倍近くの出来高で更に大量に売られたことがわかります。また引け間際(MOC)でも大量に売られています。
少し買い戻しもあったみたいですが、マーケットから資金が逃げてる傾向であるのがわかると思います。このお金がどこにいったのかは後述しています。
トランプ支持率下落(マイナス)
こちらはNYタイムズの記事ですが、トランプ大統領の支持率がまた下落しています。これがまずマーケットを不安にしました。トランプ36vsバイデン50、NYタイムズは民主党寄りですが、トランプ政権お抱えのFOXニュースでもトランプ38vsバイデン50だったので大きなインパクトになりました。
NYT poll: Biden takes a dominant lead over Trump, 50 to 36
— Alex Burns (@alexburnsNYT) 2020年6月24日
Trump bleeding support even from once-loyal groups of whites and men
On the biggest challenges of his term, much of the country sees Trump as a failed president@ByMattStevens @jmartNYT & me 👇https://t.co/dNysAwZUoY
また共和党内でもトランプ支持をすると州における支持率が下落するという現象もおきていて、共和党内でも波紋が広がっています。
更に上記に加えて13州においてコロナテストを政府単位ではなく州単位に移行するといった、かなり疑問符が付く検討もしているみたいです。
コロナ感染拡大(大マイナス)
本日のコロナ報道
・カリフォルニア州のコロナ患者数は7000人増加(前日が6200人)
・フロリダが前日の感染者率が10.8%から15.9%に増加
→1週間平均の感染率が3.7%から5.3%まで拡大
・テキサス州は患者数は昨日111,601に対して本日は114,881
・アリゾナ州は前日3591人増加に対して1795人の増加に留まったとの事です。
アリゾナの総患者数は約60000人→アリゾナは急激に上昇してるのがわかります。
・ヒューストンエリアのICU病床が97%まで埋まったという事です。
*ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカット州の3週が感染増州とフロリダからの移動者に対し、14日間の隔離経過観察を宣言しています。これによって州毎の隔離が強まりそうです。
コロナ状況グラフ
下記は本日CNBCによって報道された、1週間平均コロナ状況グラフです。感染拡大が州によってかなり違うのがはっきりとわかると思います。
Coronavirus live updates: NY activates quarantine for travelers from hotspots
大口資金が株式から逃げる(マイナス)
実はCNBCにおいて昨日気になるニュースがはいっていました米国の年金基幹の動きに関してです。フォロワーさんの@SiriusBlue9 シリウスさんからの情報です。
来週に米国年金基幹関係が4兆から8兆円規模で、個別株から債券に資産を移動させる予定があるという事です。マーケットへの影響は大きくない可能性もあるとは記載されていますが、一度目を通しておいていいかと思います。
世界の年金基幹も含めると全部で18兆円規模になるとの事。ここ6年間で最大の見通しです。マーケットが本日2大ショックがあったので、SPYの出来高が本日大きかったようにタイミング的にも大口投資家が資金を逃がすタイミングと重なってる可能性があります。要注意です
まとめ
では「米国株急落理由は2つ!必見!マーケットのトレンド転換か?」をまとめていきますね!
本日は全面安、そして米国株急落になりました。前回のパウエルショックとは少し違います。今回は事実によって下落しているので、前回より影響度が大きいと思っています。
また資金の流れ的にも株式から債券への移行が進んでる点も見逃せません。トランプ政権が検討してる1兆ドルの追加経済刺激策も実施されるにはまだ時間がかかると考えられます。(理由は別ブログでまとめてるのでお楽しみに)
金融ジャブジャブ状況でFEDは全力を尽くしてるので、そう簡単には大きくは崩れないと思いますが、米国株はしばらく軟調、もしくは下落傾向が続くかもしれません。要注意です。
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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