米国株は踊り続けています。米国株投資家は踊るしかない状況になっていると思います。このどう考えてもバブルとしか言えない状況に毎晩神経をすり減らしながら踊り続けてる投資家も多いんじゃないでしょうか?
正に「踊る大走査線」(古い)ですが、本当にそうならざるを得ない状況になってるんです。
なぜならば米国の動きが早すぎるんです。ペロシ下院議長が来週中にも第5弾の経済訪韓を可決すると表明しだしています。ペロシ下院議長は次の法案は100兆円規模といってましたが、実現するのでしょうか。
また今まで株式市場において、取引数量の少なさによって不安定な状況が続いていたのですが、それによって大口のファンド資金が最大化してる事も分かっています。
上記2点と明日発表される最悪の雇用統計、今後どうなるかを考察してみたいと思います。
ではもみあげ米国株投資家の「「米国株は踊る!」100兆円規模の経済対策案可決か!?ファンド資金最大化!」をお楽しみください!
雇用統計予想
5月8日は雇用統計が予定されています。
各社の平均予想は失業率は16%です。失業数としては2100万人です。
大手銀行の予想では18%の失業率もありました。
これはどういう意味かというと、この数字程度では株価はおそらく下落しないという事です。それは何故か。このレベルなら政府の経済援助によって、米国経済は回復するとマーケットは考えてしまってる可能性が高いからです。
悪材料が出れば出るほど、追加の経済対策案が可決するので、むしろ株価が上昇してしまっていますよね。
それに関連する2つの事をご説明します。
第5弾経済対策案可決か?
以前下記記事でお伝えしましたが、ペロシ下院議長は追加経済対策案に関して100兆円規模の支援が必要だと述べていたことがあります。
米国株はバブルか?コロナ禍への超優遇経済対策を分析! - ”もみあげ”の米国株投資-お金で幸せになる!-
特に州政府への援助が必要だということでした。そのペロシ議長が下記ロイターの記事において、来週中に追加経済採択案が来週可決されることになると述べています。
トランプ政権は州政府に支援するにしても、元々財政難に陥ってた州には支援する必要はないと発言していましたが、この点をどのようにクリアしてくるかは非常に注目です。
ファンド資金最大化
大口ファンドの資金最大化
米大手投資ファンドが資金を余らせています。新たな投資資金として1.5兆ドルの資金を保有してると報道されています。額として160兆円。
ムニューチンさんと一緒に写真に写っていますね。政府資金が及ばないコロナで打撃を受けた企業にこの資金を放り込みだしたら、現在低迷してるレジャー・ホテル・航空などが一気に株価上昇する可能性があります。
もちろんこういった大口ファンドが損をしないように米国政府が下地を整えてくる可能性も考えざるを得ないと思います。
一部カジノ株が買われだしてる
Kamadaさんからの情報ですが、一部ラスベガスのホテルが今月25日の週末予約を受け付け開始し出してるという事です。ラスベガスというとカジノもありますね。
こういった事業に対して大口ファンドが資金を集中投下する可能性があり得ると考えてしまいます。
一部のラスベガスのホテルが、メモリアルデー(今月25日)の週末の予約受付を開始していることが報道されています。カジノの再開が近いということで、ギャンブル関連の株が買われています。再開といっても、カジノへ入場できる人数は今までの半分、そしてコンサートなどもできません。
— T.Kamada (@Kamada3) 2020年5月7日
懸念点
米中電話会議
来週米中において、米中貿易に関して電話会議が行われる予定です。トランプ大統領も何度か発言していますが、中国が貿易協定において約束された農作物を購入していない可能性が高いです。
この会談を受けて、米中関係がもめることになった場合は、マーケット心理を冷やす可能性があります。特に農作物に関してはトランプ大統領の支持基盤である中西部の農家の収入源なので、トランプ大統領としては約束を守らせないと支持が危うくなる可能性があるからです。
マイナス金利の織り込み
一部投資家においては2021年のマイナス金利を織り込みだしてるみたいです。FRBは否定していますが、大きな景気後退において、マイナス金利を導入しないと経済復活ができないんじゃないかという懸念からです。
米短期金融市場、21年のマイナス金利導入を織り込み開始 - ロイター
これはポジティブにもネガティブにもとれるとおもうので、要注意です。
まとめ
「「米国株は踊る!」100兆円規模の経済対策案可決か!?ファンド資金最大化!」をまとめていきますね!
米国株、米国政府の経済対策は本当に早いです。早すぎます。100兆円規模の追加支援は流石にないとはおもいますが、大きな金額が来週に可決する可能性。そして大口ファンドが資金を余らせています。
ネガティブな材料が出ても出ても、それを政府が新たな対策案を可決させどんどん潰してきます。正にバブルなのですが、実態経済との乖離も更に進む可能性があります。
果たしてこれはいつはじけるのか、おそらく予想をしても難しいと思います。踊り続けるのは本当に精神的に疲れますが、ETFでコツコツの人は焦りすぎず、個別株投資家は短期と長期の銘柄を自分で管理しつつ、投資を継続していきたいですね。
では皆さんの米国株中・長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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