本日米国の雇用統計が発表されました。予想2200万人に対して結果として2050万人という失業率です。これは米国労働者全体の15%位が職を失ったという事になっています。リーマンショックなんて比べ物にならないくらいの失業率です。
ではこれで米国株が暴落したかというと、そんな事はありません。むしろ急上昇しています。理由は報道などでは、予想より結果が良かったからなどと言われていますが、自分は違うと思います。
とにかく今は何があっても、上昇するマーケットの状況だからだとしかいえないですが、雇用統計が予想より悪くても上昇してたと思います。
ではもみあげ米国株投資家の「米国で記録的な失業数2050万人!でも米国株は急上昇の理由とは?」をお楽しみください!
雇用統計
予想 ⇒ 結果
非農業部門雇用者数 -2200万人 ⇒ -2050万人〇
失業率 -16% ⇒ -14.7%〇
平均時給 前月比 +0.4% ⇒ +4.7% 〇
平均時給 前年比 +3.3% ⇒ +7.9%〇
米雇用統計:4月は失業率14.7%に上昇-労働市場が急激に悪化 - Bloomberg
・戦後最悪だった1982年11、12月(10・8%)を上回り、30年代の大恐慌時に次ぐ水準
・リーマン・ショック後の2009年3月に80万人減、終戦直後の兵役解除の影響を受けた45年9月に195万9000人減を記録
雇用統計が予想より良かったから、マーケットは好感したのではなく、次から説明する理由が妥当だと思っています。またもし雇用統計が予想より悪くても、トランプ政権の追加経済政策による支援金が投入されることを期待して上昇した可能性が高いと思っています。
取引高が非常に少ない
取引高が現在非常に少なくなっています。特にS&P500に関しては、本日は20日平均の取引高の半分しか取り扱いが発生していません。
ナスダックは20日平均量とほぼ同等。ダウは20日平均量の35%減少となっています。本日3.5%も上昇したラッセル指数においても、20日平均量の半分しかありません。
これはどういう事を意味するかというと、マーケットは下げる気は全くないということです。取引高が少ないならマーケットの上昇目線を下げる理由は見当たらないという事になります。
お金が余ってる
大口ファンドの資金余力
更に大口のファンドにはお金が余っています。その額なんと160兆円ほどの資金余力がある事になっています。彼らのお金が本格的に入りだして、この上昇局面が底堅いものになった場合は、まだまだバブルが継続して上昇する可能性があるという事です。
個人投資家は焼かれてる
個人投資家はショート目線でいます。そして今のバブル相場で焼かれてしまっています。一般的に個人投資家目線はマーケットの傾向と逆をいくと言われているので、これが逆パターンになったら注意かもしれません。
S&P 500: SPX Chart, Forecasts, News & Analysis of US 500
まとめ
「米国で記録的な失業数2050万人!でも米国株は急上昇の理由とは?」をまとめていきますね!
これはあくまで自分の推測なのですが、今はマーケットとそしてトランプ政権とFRBが連動して大口ファンドの資金が投入される下地を作ってる気がします。そして下地が出来上がって確実なものになって大口ファンドの資金が投入されれば、更に本格的な上昇になる可能性があります。
但し自分は逆の可能性もあると考えています。あまりにも割高になりすぎた米国株は一度どこかで突然冷やされて、株価を押し下げる事によって、それによって大口ファンドの資金が大量に投入されるのでは?とも思っています。
とにかくしばらくは取引高を注視しながら米国株マーケットを継続してウォッチしていきたいと考えています。
では皆さんの米国株中・長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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