セントルイスFRBの経済学者が失業者数4700万人、失業率はなんと32%にも上るという予想を現在の経済状況を鑑みて発表しています。失業率が30%というと3人に1人が職を無くすという事です。
そんな状況で経済が回るのでしょうか?常識的に考えたらとんでもない事なのですが、それとは逆をいくようになんと株価は上昇しています。なんと24日から27日を除いて上昇し続けて、20%以上上昇してしまっているんです。
素人目には実態経済と株価の乖離としか思えないのですが、今後米国株はどのように動いていくのでしょうか?一つのターニングポイントとして4月2日にまず注目していきたいです。4月2日は新規失業保険申請件数が発表されます。
・実体経済と株価の乖離
・4月2日の新規失業保険申請件数公表とは?
では米国株投資家もみあげの「米国で失業者数4700万人予想!株価は上昇?4月2日は絶対に注目!」をお楽しみください。
*投資判断はあくまで自己責任で
実態経済と株価の乖離
3月23日に一旦の底打ちをしたといわれています。今の所は。そこから3月27日を除いて上昇し続けています。その上昇率は20%以上。ブルマーケット入りしてるとまで言われてしまった状況です。
どうしてこんなことになってしまっているんでしょうか?一つは予想以上にFRBの無制限債券買付の効力が大きいと思います。資金がマーケットに流入し続けているために、売買において売りより買いが多くなってしまっています。上記の縦グラフが如実にそれを表してると思います。
また2兆ドルプランにおける失業者保険が非常に手厚い為に1-2ヵ月は失業者が増えてもフォローができるという政府からのサポートがあるからだともいえます。
直近のマーケットは見込みや期待値などを先にどんどん織り込んでいって、事実が出てから下げるともいわれています。そう考えると今回の失業者数4700万人、失業率30%は織り込んでないと考えられると思います。
新規失業保険申請件数
前回の新規失業保険申請件数
下記のブログでもお伝えしましたが、前回の失業者数が過去最高330万人で70万人の4倍以上だった時も株価は上昇し続けていました。ブログの中では、過去最高でも既に予想として織り込み済みだったからと記載はしましたが。。。。。。
次回は4月2日
ダウ・ジョーンズの調査によると、今週はさらに265万人の失業申請があると予想されています。但しこの予想も今回のソーシャルディスタンスが4月末まで延期も含んでおらず、予想から上振れする可能性は十分あります。
「レイオフのリスクが高い職業(販売、生産、調理、サービス)」に就いている労働者が6680万人に上るという以前のFRBの調査結果からすると、4700万人以上の失業者、最悪5000万人を超過する可能性があるという検証もあります。
5000万人を超過した場合は、大恐慌の24.9%を上回る30%で。ピーク時の3倍近くの数字になるという恐ろしい検証もあります。
Coronavirus update: Job losses could total 47 million, unemployment rate of 32%, Fed says
まとめ
では「米国で失業者数4700万人予想!株価は上昇?4月2日は絶対に注目!」をまとめていきますね!
今回は株価と実態経済との乖離の可能性と、更に今後出てくるであろう指標としてまず注目したい4月2日の新規失業保険申請件数に注目してみました。
予想通り260万人なら株価はそれでも下がらないかもしれません。4月3日に雇用統計の発表も控えていますが、その雇用統計の発表も実態を反映させてるとは言い難いと思います。なぜならば本格的に外出禁止が行われたのは、3月の4週目からだからです。
よって、雇用統計に本当のダメージがでるのは、コロナは以前米国で拡大を続けていて、4月の1か月間でどれだけ失業者が増加するかがまだ予想できない段階なので、5月の雇用統計という事になります。
投資家としてはここは本当に慎重に行動するべきだと思います。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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