本日で3日連続の序章となりました。なんとこれでダウは直近の底打ち?から20%以上上昇したことにより、今度はブルマーケット入りしたサインになってしまいます。3月23日の18591から26日終了時点で22552まで上昇しています!
*Bloomberg
一体何がどうなっているのでしょう?というのが本日新規失業保険申請件数が公表されました。なんとその数328万件!で過去の最高記録の約5倍になっています。
失業者という実態経済状況が極めて深刻なのに、この上昇はどうなっているのか理由ははっきりとは分からないですが、3つの点を注目したいと思います。
・新規失業保険申請件数はましだった?
・FRB特大砲で社債が救われた?
・2兆ドルプランはほぼ確定だから?
では米国株投資家もみあげの「【米国株】ダウが3日で20%上昇!ダウがブルマーケット入り?」をお楽しみください。
*投資判断はあくまで自己責任で
新規失業保険申請件数
記録的な新規失業件数
新規失業保険申請件数328万人がどれ位まずい数字かというと、あくまで先週1週間分の統計なので、先週末から本格的になった各州の外出禁止令は反映されてないんです。前週が28万件だったので、300万件も増えた事になるんです。
先週末まではニューヨークとカリフォルニア州、そこから各州が追加になり、全米50州のうち、3分の1の州が住民の外出制限に踏み切っています。
おおよそ3億5千万の内1億5千万人以上が影響を受けてる事になっています。それほど企業活動がストップしてしまっている状況がまだ完全に反映されてないのに、328万件がどういうことかは想像できると思います。
最悪の予想より低かった
新規失業者保険申請件数が500万件にも至るとも言われていたので、最悪の予想より低かったという話もあります。確かにそうかもしれません。
下記が各銀行の予想ちですが、過去最低の70万件を大きく上回る125万件が予想になっていて、5銀行の内3銀行は300万以上を予想していたことから、予想範囲内?という結果になるのでしょうか。
FRBの特大砲
ご存じの方もいると思うのですが、FRBは既に特大砲をうっています。債券に関しては無制限に買付するよといったものです。事実一番わかりやすいのが投資格付け債で最もランクが低いBBBを組み込むLQDが直近急上昇しています。
*Bloomberg(ダウがオレンジ)
確かに急上昇はしてるんです、BBBは非常に不安定になっていて、ジャンク債より直近は下落していました。それ位格付け自体が不安視されていたのですが、この上昇。
思った以上に早急な効果がでているという認識になるのでしょうか?
2兆ドルプランが可決間近
現在2兆ドルプランが下院で審議中ですが、ペロシ議長によれば米国時間の金曜日中には可決される見込みであることが報道されています。
上院では96-0で可決されました。このスピード感は確かに素晴らしいと思います。下院でもよっぽどのことがない限りは可決されるでしょう。
特に注目されている、成人1200ドル、子供500ドル、1家計平均3400ドルの現金給付に関してもムニューシン長官が3週間以内に手元に届くようにすると発表しています。
このプランへの期待値が非常に大きいから、これだけダウが上ったのでしょうか?
まとめ
では「【米国株】ダウが3日で20%上昇!ダウがブルマーケット入り?」をまとめていきますね!
流石に今回の上昇には驚きました。元々リバウンドが来たらスピードは早いとおもっていたのですが、3日連続上昇で一気に20%は早すぎます。
ただ一つ言えることは、新型コロナによる米国の被害はまだまだ拡大しています。感染者数が遂に中国を抜いてしまっています。
本当に実体経済がこのまま持ち直すといえるならいいのですが、流石に今回の上昇は実態経済とかけ離れているのでは?と思わざるをえません。
前回の記事でお伝えした3つのポイントを引き続き意識しながら、投資を継続していく方針です。皆さんも慎重に行動することを心がけた方がいいかもしれません。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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