米国株投資はコロナ拡大懸念、サンダース懸念、金融緩和への利下げ圧力など、単に株高の調整なのかはっきりとは言えない状況ですが、米国株は大きく下落しました。下落率としてはおよそ8%程度になっています。
ただこういった時に見落とされがちですが、米国の実態経済はどのようになってるかはしっかりチェックしたほうがいいと思います。そして1月の新築住宅販売件数が発表されました。
1月の米新築一戸建て住宅販売数は予想を上回る数字を発表しています!
コロナウィルス拡大報道の陰に隠れがちですが、米国株投資家をしてるなら米国経済の実態は常にチェックしておきたいですね。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】住宅販売件数が好調!米国景気の見通しは明るいよ!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
S&P500下落!
S&P500が 2月19日から5日連続で下落しています。直近からすると大きな下落として投資家を悲観的にさせているのは間違いないですね。
*Bloomberg(オレンジはS&P500)
2月19日の3386.15から2月25日に3128.21まで下落したのでおよそ8%の株価下落ですね。これによって、2020年度の株式上昇は帳消しになり、昨年度末まで巻き戻された形になりました。
とはいえ、まだ巻き戻されただけです。これから更に下落する可能性はありますが、それでも2019年度が28%も上昇してたのを考えたら、それ位はあってもおかしくないと考えた方がいいと思います。
新築住宅販売件数増加!
住宅販売件数は景気の先行指標として用いられます。新築住宅販売件数が増えるという事は設備投資が盛んにおこなわれているという事にもつながります。
所有権の移転をもって計上される中古住宅販売件数などに比べて、新築住宅販売件数はさらに1~2カ月先行性があると見られている。
この数値なのですが、1月の米新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年率換算)は、76万4000戸に増加した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は71万8000戸だった。前月は70万8000戸(速報値69万4000戸)に上方修正された。
米新築住宅販売、2007年7月以来の高水準-価格は過去最高に上昇 - Bloomberg
直近の動向を確認しておきますね。昨年度の11月・12月で落ち込みがみられましたが、1月で大きく結果を上回ってるのは非常に明るい要素と考えられると思います。
中古住宅販売件数増加!
中古住宅販売件数は新築ほどは景気の先行指標は強くはありませんが、米国人は住宅をリフォーム・もしくはリノベーション工事して販売するのが基本なので、この指数が良好ということは経済が安定してると判断できます。
全米不動産業者協会(NAR)が発表した12月の米中古住宅販売件数は前月比で大きく増加し、ここ2年近くで最も高い水準となった。在庫が記録的に少ない状況にもかかわらず、過去最低水準にある金利が引き続き買い手を引きつけた。
米中古住宅販売:12月は約2年ぶり高水準、在庫難で価格も上昇 - Bloomberg
直近のデータを確認しておきますね。こちらは昨年度11月までは弱かったのですが、12月から予想を上回るようになってきていますよね。経済が堅調になりつつあるというデータともいえます。
まとめ
では「【米国株】住宅販売件数が好調!米国景気の見通しは明るいよ!」をまとめていきますね!
世界中に恐怖をまき散らしてるコロナウィルス、それは当然経済に与える影響が大きく、コロナウィルスによって株式市場が下落すると報道された場合、経済状況までも完全に悪化してしまう様に勘違いしてしまう時もあるかと思います。
日本は相当酷い状況になってしまっているのは否めないと思うのですが、米国は経済状況は悲観する状況ではなく、寧ろ見通しは明るいと思っています。本質的な部分は見逃さないようにしていきたいですね。
では皆さんの米国株投資による中・長期投資での資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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