米国株のQ4の決算がおおよそ全て発表が終わった所で、CNBCがゴールドマンサックスのレポートをベースに今回の決算を総括。GAFA(Google,Apple,Facebook,Amazon)とマイクロソフトを除いたS&P500のEPS(1株当たりの利益)成長が止まってるみたいです。
このことをGAFAとマイクロソフトに投資しておけば、どんどん株価が上昇するから大丈夫!問題ない。と考えるか。この5大IT企業が一つでも倒れると今のマーケットが総崩壊するかもしれないと危険視するかは投資家の判断にゆだねられると思います。
ただ一つだけ言えるのが、S&P500(インデックス投資)に過信しすぎると投資家が思った以上の被害を被る可能性がある事は理解しておいた方がいいという事です。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】インデックス投資に過信しちゃだめ!GAFAと【MSFT】以外が成長ストップ!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
米国株のEPS状況
CNBCがゴールドマンサックスのレポートをベースにグラフ化したのが下記グラフになっています。S&P500が2%上昇しているように見えますが、実はGAFAとマイクロソフトの16%の成長が2%を引き上げてるだけで、S&P500自体はEPSは成長は0です。
更に深刻な事はRusselが-7%という事は、中小企業や新興企業のEPS成長は止まってしまっているという事です。新しい力が伸びなくなってしまっているというのは経済が停滞しているとも考えられますよね。
ちなみにいまの現状は 2000年のテックバブルの時のMicrosoft, Cisco, General Electric, Intel and Exxon Mobil に投資家の資金が集中してた状況よりGAFAMに資金と成長が偏ってしまっているそうです。
この状況で考えるとますますGAFAとマイクロソフトに対して投資家の資金が集中してしまいそうですよね。事実今回はアップルが今の状況を象徴するかのような発表をしました。
アップルの決算不安発表
正直な所、米国系のニュース報道ですぐに伝わるならまだしも、日経新聞などですぐに大々的に報道される自体が、アップルの今のマーケットに与える影響度の大きさを表してると思います。
現在のマーケットは正にGAFA+マイクロソフトが鍵を握ってるといってもいい状況なのかもしれません。アップルの報道があった事によって、為替も日経平均も大きく動いてしまうのですから。
ただ下記の記事でもまとめていたのですが、アップルはGAFAMの中で唯一中国に工場が集中していて、サプライチェーンへの影響度は普通に考えればわかるレベルだったので、本来であればそれほど驚く事ではないはずなんです。
S&Pへの過信は禁物
下記グラフはS&P500と今回紹介したGAFAとマイクロソフトにおいて、Facebookだけ外した比較になります。
先ほどお伝えした前提で考えるとおかしいと思いませんか?オレンジがS&P500なんですが、アップルとグーグルとほぼ同じ上昇率なんですよ。いくらマイクロソフトとアマゾンが大きく上昇してるとしてもです。
Q4の決算で考えたら、S&P500がもっとアンダーパフォームしてもいいはずですよね。
*Bloomberg
でもそうはなっていないんです。ということはS&P500の中で本来それほど上昇できる力もないのに一緒に上昇してしまってる銘柄が沢山あるという事なんです。
だからこそS&P500に過信しちゃだめだと考えるんです。絶対的に強いと思われてるS&P500でも何かしらのイレギュラー要素が入っていて、本当の力より遥かに強くなってしまってるのは間違いなさそうです。
まとめ
では「【米国株】インデックス投資に過信しちゃだめ!GAFAと【MSFT】以外が成長ストップ!」をまとめていきますね!
簡単ですが、今回はQ4のEPS成長はGAFAとマイクロソフト以外は成長が止まってるという視点からS&P500の現状を疑うべきだという内容をお伝えしました。
とはいってもS&P500インデックス投資 は初心者や熟練者にとっても最適解の一つであることは間違いないです。但し絶対的に強い投資ではなくしっかりリスクも潜んでる事を理解したいですね。
そしてもしこの状況を有利にするなら個別株を自分で選定して投資をした方が、間違いなくリターンは出せるといえると思います。強い銘柄と弱い銘柄が明らかに同じように捉えられてしまってる状況でもあるといえるからです。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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