コロナウィルスによる中国経済への具体的な被害が明らかになってきています。今回はニュース記事をベースに現在どのような事が予想されているかをお伝えしていきたいと思います。
米国株で具体的に関係しそうな影響は?世界の物流に影響は?このあたりも記事にしています。
コロナウィルスに関しての死亡事例が中国が増加してることは非常に残念で痛ましいですが、せめてもの救いが他の国での死亡例が出ていない事ですね。(フィリピンで1名出てしまった報道あり)
また今回の経済影響予想はあくまで最悪こんなことまで考えられるという意味でお伝えする内容なので、あくまでリスクの想定レベルで考えていただければいいと思います。
では米国株投資家もみあげの「【コロナウィルス】米国株への影響と世界の物流リスクとは?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
コロナウィルスの中国経済への影響
コロナウィルスの中国経済への影響度今回はブルームバーグの記事からですが、来週から中国の3分の2が封鎖される事が判明しています。
12を超える中国の省が現在の旧正月の祝日を1週間以上延長することを発表しました。
14の州と市は、少なくとも2月の第2週まで事業を開始予定はありません。
その14の州はブルームバーグの計算によると、
・2019年に中国の国内総生産のほぼ69%を占めた。
・昨年12月の中国の輸出の78%を占めた。
・銅製錬の90%、鉄鋼生産の少なくとも60%、原油精製の65%、石炭生産の40%を清算している省を含める。
14の省においては、中国最大の港と新たに建設されたテスラインクの工場がある上海。ナイキの靴が製造されている江蘇省、 iPhoneを製造する大規模なFoxconn工場を持つ中国中部の河南省も、なども含まれています。
【AAPL】に関しても中国のメインランドのアップルストアを2月9日まで閉店することを公表しています。
Coronavirus: Apple temporarily shuts all stores and offices in mainland China
1週間中国の3分の2の経済がストップし、更に米国企業の大手工場もストップすることが判明しているんです。この影響は非常に大きいと考えれます。
コロナウィルスの世界経済への影響
下記マップは中国本土における感染者数の統計のマップになります。武漢の周りが被害が深刻なのはわかるのですが、最も気になるのが東海岸の沿岸部の影響度が非常に大きい事です。
東海岸に何があるかというと、世界最大の港である上海港だけでなく、世界のトップ10中の7つを占める中国の港が全て含まれてしまっていることがわかります。
コンテナ単位で考えてみても、世界の70%の貨物が中国の港で取り扱われてることがわかります。
まだ具体的に何も決定していませんが、もし中国の港が制限された場合においてはサプライチェーンにおいて大ダメージを及ぼすことが予想されます。
まとめ
では「【コロナウィルス】米国株への影響と世界の物流リスクとは?」をまとめていきますね!
中国の3分の2が封鎖状態になっているのが、1週間延長されることによってどれだけの貨物・サプライチェーンに被害が発生するかは想像できたと思います。
かといって投資家が大きなポジション整理をした方がいいとかそういった提言ではないです。自分としてあくまで納得できるポジション、例えば現金余力をもっておいたり、ポートフォリオを組んでおくのが大切だと思っています。
自分はサプライチェーン関係に対しての被害が大きくなると思われる銘柄は今回は処分しています。参考になりますが、シスコシステムズ・スリーエム・ボーイングなど中国に関連性が高い銘柄を対象にしています。
逆にこういった状況で強さを発揮する債券系や生活必需品系の比率を増やしています。皆さんも納得できてストレスがない投資方針を継続できるといいですね。
では皆さんの米国株投資による中・長期のストレスがない資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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