GAFAとマイクロソフトを合わせた、GAFAM(ガファム)が再注目を浴びています。GAFAMとはGoogle, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft の頭文字をとってそのようにまとめて呼ばれています。Microsoft を入れないでGAFA(ガファ)と呼ばれることもありますね。
直近このGAFAMに注目がまた大きく集まってきています。【AAPL】アップルと【MSFT】マイクロソフトは昨年度のS&P500の大きなリターンをもたらした2社としてすでに米国株投資家はご存じだと思います。
2020年度はGAFAMが再度株価を押し上げる可能性が高いかもしれません。再度今までの成長力や時価総額に注目してみたいと思います。そしてGAFAMのリスクも1つ再確認できたのでそれもご紹介します。
ではもみあげ米国株投資家の「GAFAとマイクロソフトに再注目!2010年代からの脅威の躍進を再確認!」をお楽しみください!
GAFAMの成長力
ウォールストリートジャーナルの中ではITビッグ5帝国として取り上げられていました。2010年代から一気に世界に浸透した企業達という事です。
成長スピード
注目するべき点としてマイクロソフト以外は売上高上昇グラフに対して、時価総額の上昇スピードが追いついてきていないことです。
売上高が適正かどうか、また本当の強さが時価総額に反映しずらいともいえるかもしれないですね。しかし凄いグラフだと思いました。
上位10社の時価総額と売上高、10年間の伸びグラフ(2010年まではIT2社しか入ってなかった)
またもう1点面白いのが、ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイがアマゾンとアップルを所有している点ですよね。アマゾンとアップル両方に投資したいならバークシャーハサウェイに投資するのもありかもしれないです。
時価総額
こちらが米国時価総額10位のランキングと時価総額の具体的な数字になります。米国で見ると時価総額の1位から5位までがGAFAMなんですよね。。。
米国の5位までが世界の10位にランクインしてる時点で、すでに米国が世界の経済を動かしてると考えてしまえるくらい、GAFAMは驚異だと思います。
GAFAMの株価推移
【FB】Facebook,【AMZN】Amazon,【GOOGL】Googleの過去1年間の株価に注目してみたいと思います。
FBはS&P500に対して、大きくアウトパフォームしています。ただAMZNとGOOGLはS&P500に対してアウトパフォームしてるわけではないですよね。
*Bloomberg(オレンジはS&P500)
マイクロソフトとアップルの過去1年間の株価推移も確認してみたいと思います。
*Bloomberg(オレンジはS&P500)
マイクロソフトも大きくアウトパフォームしていますが、とにかくアップルが異常な位株価が上昇していますね。アナリスト予想で最も強気が$400/株、最も弱気が$170/株という事です。
廉価版SE含む5つのニューモデルが2020年に発売予定。ウェアラブル端末(AkrpodsシリーズとAppleウォッチ)が売上貢献。現在$290。
注目キーワード-米国通信品位法
今回もう一点注目したいのが、2010年代の躍進、そもそも現代ネット社会やIT5大帝国を作ったのが、米国通信品位法(CDA:Communications Decency Act)230条という法律だという事です。
今日のインターネット発展を許した法律の一条項だ。
反保守的な検閲からリベンジ・ポルノまで、様々な問題を可能にしている条項だと非難されるようになり、共和党と民主党の両陣営の政治家が改正を求めている。
ドナルド・トランプ大統領は最近、230条を制限する大統領令を起草した。大統領令は変更されるか、完全に破棄される可能性はあるが、230条をめぐる議論が続くことが予想される。
MIT Tech Review: 米通信品位法230条、 現代ネット社会を作った 法律の光と陰
米国で1996年に制定された通信品位法230条は、インターネット企業には、第三者によって提供されたコンテンツに対して、一部の例外を除き法的責任はないとしている。
これは強烈な法律なんですよね。自分もわかっていませんでしたが、GAFAMが提供するコンテンツにおいて第三者が何をしようが法的責任をそもそもとらないとしてるなんて、思いもしなかったです。
だからこの手の問題っていつも論争になるんだと初めて理解しました。逆にいうとこの法律関係がもしかしたら最も大きなリスクになるかもしれませんね。
トランプ大統領が問題視してるのはもちろん、ウォーレン民主党候補はハイテクを破壊して公益事業にするとまでいってるので、逆風なのは間違いないです。
まとめ
では「GAFAとマイクロソフトに再注目!2010年代からの脅威の躍進を再確認!」まとめさせていただきますね!
改めてGAFAMの躍進を確認してみましたが、本当にとんでもない企業達だと実感しました。時価総額と売上成長高だけでも脅威なのですが、その中で2019年の株価成長もとびぬけてる企業達です。
ただそのなかでもAMAZONとGOOGLEはもしかしたら割安でおかれてるかもしれないと感じました。AMAZONはホリデーシーズンの売り上げが過去最高、GOOGLEはCEO交代と転機や飛躍のきっかけになるかもしれないので、注目ですね。
では皆さんの米国株長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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すでにGAFAMは生活必需品レベルになくてはならない存在かもしれません。マイクロソフトに関しての記事です。