先週は日替わりでセクターローテではなく日中でもローテーションが発生して、ボラが更に収束し、非常に狭いレンジ内でしか動けないマーケットでした。指数はほとんど変動がなく流動性がスカスカな状況が続いていたのも見えています。
そんな中で今週の展望です。
先週の振り返りはこちらで!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】テック大型決算とボラ上昇の可能性(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
結果的に全指数ほとんど動いてないことになりました。テックがテスラの下落につられている感じですが、それでも下落した翌日はカバーが入って戻していたので大きな動きではないです。ダウ系の決算は数字をクリアした銘柄が多いですが、その後利確も入っているので全体が上昇するというわけでもないのが特徴かもしれません。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(4月21日まで)
4月21日までヒートマップ
最も強いセクター)生活必需品
今週はディフェンシブに少し資金がよった週になりそうです。金融や不動産もプラスですが、公益にも資金がはいっているので。生活必需品は金曜日のPG決算での上昇が大きかったとも思います。
最も弱いセクター)エネルギー
エネルギーは原油価格の下落が大きいと考えられます。中国の景気動向に少し不安がはしったのでそれが原因で素材関係も下落してると考えられます。テックも弱いですが、ただカバーも強く特筆して弱いといえるのがGOOGやMETAといってもトレンドほどではなく、アマゾンは今期の売上上昇予測で強いくらいです。結局決算次第となりそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
最も強いセクター)金融
金融は金曜日まではパットしなかったですが、JPM・C・WFC決算によって一気に急騰しています。エネルギーは原油価格上昇で素直に上昇していると思います。それ以外はまちまちですが、上値の重さもある中でボラが低下することによって押し上げられてるともいえそうです。
最も弱いセクター)不動産・公益
ボラ低下・リスクオンの傾向になっているのでセクターローテーションで公益や不動産などが売られています。不動産はディフェンシブというより家賃価格の下落などが見えたからともいえそうです。
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前 KO
クローズ後
火曜日 オープン前 VZ、UPS、HAL、GM、MCD、GE、MMM、PEP
クローズ後 MSFT、GOOG、ENPH、V、CMG、
水曜日オープン前 BA、HLT、
クローズ後 META、ROKU、
木曜日オープン前 AAL、CAT、VLO、MA、CROX、MO、ABBV
クローズ後 AMZN、INTC、SNAP、NET、FSLR、X、PINS
金曜日オープン前 XOM、CVX、
経済指標
入札)
4月25日火曜 2年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
4月26日水曜 5年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
4月27日木曜 7年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
4月27日木曜 GDP NY8時30分 シカゴ7時30分 日本21時30分
中古住宅セールス NY10時 シカゴ9時 日本23時
4月28日金曜 PCE NY8時30分 シカゴ7時30分 日本21時30分
ミシガン大学消費者信頼感指数 NY10時 シカゴ9時 日本23時
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】テック大型決算とボラ上昇の可能性(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
本当に見るべき点が少ないですが、金利が上昇しているのは景気後退感が和らいだからという認識と短期が上昇強めなのは利上げ観測が強まったという認識でいいかと思います。ただまだ何も決まっていないので、そこは冷静に見極め時期でいいかと考えます。
ボラの方向性を決めるオプションは先週清算されています。決算次第で動く可能性もありますが、その先にFOMC・雇用統計・ISMなど待ち構えていますので、極端に動いた場合は緩戻しもあると考えながら慎重に見極めたいですね。
先週のコメントです。備忘録
景気後退懸念緩和とインフレは中立状況ともいえる中で国債が売られたとも言えそうです。とにかくボラが否定され続けている状況。指数はそれにつられて上昇してると考えて良さそうです。
決算次第で特にSP500が4200越えを目指してくるかどうか、そのあたりで直近は変わってきそうです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
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