今日はクレディスイスの経営不安が表面化してそれが米国の金融不安につながる形になりました。その発信源のCSは一時30%近く下落します。(最終的には-24%位)ただ実際はそれ以外が大きく売られていて、根本的には景気後退感が強いのもわかります。
クレディスイスに関してはこちらの記事をチェックしてみてください。状況が分かります。
米国株投資家もみあげ「【米国株】クレディスイス経営不安から米国金融不安に!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット纏めツイート
米国株 3月14日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年3月15日
✅ダウ-0.87%
ナス+0.05%
SP500-0.7%
ラッセル-1.74%
✅CS(クレディスイス)経営不安→一時30%→米国金融不安に
✅債券買い・株式売り
✅ナスまだ底堅い・ラッセル中心に売り
感想)諦めてない市場。上下スイング厳しい。リスク管理徹底😉#クレディスイス #インデックス #米国株 pic.twitter.com/SCbrxXndI3
場中の動き
さて今日の中身を見ていくと序盤は金融不安になっているのですが、ナスダックが想像以上に底堅くてそれが下落を否定してるのもわかります。実は金融よりはエネルギーや素材といったシクリカルが非常に弱くて、そっちは売りでも金融売りは小康状態になっているのもわかります。金利低下すればテックは買いといったシンプルな動きがまだ入ってると思います。(業績がそれを否定した時が怖いですが・・・)
注目ニュース
米国株はシクリカル急落
今日の下落はラッセルが-1.65%、そしてエネルギーセクターが-5.4%。素材が-3.2%。金融が-2.7%と下落要因が金融不安でも実際に売られてるのは景気後退懸念を強く意識したセクターだという事が分かります。
金利は下記のような感じ。5月に利上げ一時停止、年内に利下げまで織り込んだような形になります。まだなんも確証ないんですけどね。PPIは確かに大幅に下振れしましたが、FRBが何を指標に動くかはブラックアウト期間で読めない展開です。
PPIは予想より低下
PPIはあまり注目されませんでしたが、インフレが緩和しだしてることを示しています。
PPIは前月比0.1%低下、市場予想は0.3%上昇
前年同月比では4.6%上昇、市場予想5.4%上昇
これを素直に織り込んだとは到底言えない位の急激な金利低下なので、逆に巻き戻しが怖いくらいになってしまっています。まだインフレ退治が終わったとは何も断定できない状態が続いているのですから。
まとめ
それでは本日の「【米国株】クレディスイス経営不安から米国金融不安に!」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
今日は欧州のクレディスイス経営不安から米国の金融不安になりましたが、実際には広範囲に景気後退懸念が入ってるのが分かると思います。それに対してナスダックは金利低下で底堅いというミックス状態。これではまだネガティブガンマに強くとはいけない。ただヘッジも解除できないという状況になります。
金融不安だけでなく今後の業績や景気がどう動くかまだまだ慎重にウォッチしていく必要がありそうです。(リーマンショックの再来とかは行き過ぎなのでそれは基本無視していいと思っています。)
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3891.92。大きな陽線で下落。ただ下押しも限定的に。
LQDは+0.96%。強烈な陽線で上昇です。
Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)
↓あなたの投資判断に役立つ情報発信へのモチベーションになります。↓
↓下記バナー応援ポチはランキングに反映されるので是非お願いします!↓
<メルマガ>
週刊で月曜日に配信。「米国株のコツ」として週間展望・注目指標・テクニカルなど、ブログより更に深い考察を行っています。1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【マネックス証券のマネユニ・アカデミー】
ゼロから学べる米国株投資のアカデミーをマネックス証券がスタートしています。e-mailで登録してまずは無料体験講座を動画で可能です。今後の資産形成を考えて、しっかりと基礎を構築したいと考えてる人は是非トライしてみてください。
<書籍>
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】
楽天証券は口座開設キャンペーンも実施中。使いやすくまたメンテナンスも少ない安定感がある証券会社だと思います。積み立てNISAとの相性もいいですね。