先週は全指数下落となりました。CPIやFOMCそしてOPEXという主要なイベントがありましが、それよりもECBの利上げ継続とその他経済指標による景気後退のちょっとした織り込みの方がインパクトが大きくなり、木曜日と金曜日に一気にマイナスになった週でした。
そんな中で今週の展望です。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】先週の悪い流れが続くか?PCEもあり(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
週間では全指数が下落です。ナスダックが特に大きな下落です。下落の大きな要因としてはアップルが不調、そしてテスラが徹底的に売られていたのがほかの指数と比較して下落インパクトが大きくなったといえそうです。ダウはエネルギーがプラス、金融は不調ですが、シクリカルはそこそことまだ耐えてる形ですね。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(12月16日まで)
12月16日までヒートマップ
セクターでは最も上昇したのがエネルギーになります。原油価格の影響もあって上昇につながっています。またげ宅はしていますが次に堅調なのが公益と資本財です。こうやって見ていくとディフェンシブとシクリカルどちらも同じ位になっているので決定的な景気後退が織り込まれたわけじゃないとも判断できそうです。
最も下落したのが金融とハイテクと素材になります。素材においてはSTLDやXなどの鉄鋼は業績の見通しが明るく手堅い面もあり、ハイテクもMETAは上昇しているなどこちらも必ずしも全て下がってるとは言えない状況です。よってこちらもまだ本格的な下落織り込みにはなっていないといえそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前
クローズ後 NKE、FDX
水曜日オープン前 CCL
クローズ後 MU、
木曜日オープン前 KMX
クローズ後
金曜日オープン前
経済指標
入札)
12月17日水曜 20年入札 NY13時 シカゴ12時 日本3時
経済指標)
12月18日木曜 GDP NY8:30 シカゴ7:30 日本22:30
12月19日金曜 PCE NY8:30 シカゴ7:30 日本22:30
その他)
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】先週の悪い流れが続くか?PCEもあり(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
大きな経済指標がないために先週後半の悪い流れを断ち切るのが難しい可能性があります。フェドメンバーがインフレに関して言及する可能性もありますし、急な企業業績悪化のヘッドラインでマーケットが急落する可能性だってあります。
PCEでのインフレチェックももちろん重要なのですが、どちらかというと需給面に注目して今週はみていくことになりそうです。
先週のコメントです。備忘録
さて今週は怒涛の1週間になりそうです。例えボックス圏であっても相当ボラが激しくなることが予想されます。もし楽観に行き過ぎるならFOMCで冷やされるでしょうし。国債の入札イベントまであるので金利も上下しそうです。
ただ根底には今の政策金利の動きでインフレを抑制できるかどうか。要は企業業績が悪化しないとインフレは止まらないとマーケットは認識しだしてることを忘れないでいたいです。(もちろんこのままのボックス圏でソフトランディングの可能性もありますが・・・)
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)
↓あなたの投資判断に役立つ情報発信へのモチベーションになります。↓
↓下記バナー応援ポチはランキングに反映されるので是非お願いします!↓
<メルマガ>
週刊で月曜日に配信。「米国株のコツ」として週間展望・注目指標・テクニカルなど、ブログより更に深い考察を行っています。1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【マネックス証券のマネユニ・アカデミー】
ゼロから学べる米国株投資のアカデミーをマネックス証券がスタートしています。e-mailで登録してまずは無料体験講座を動画で可能です。今後の資産形成を考えて、しっかりと基礎を構築したいと考えてる人は是非トライしてみてください。
<書籍>
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】
楽天証券は口座開設キャンペーンも実施中。使いやすくまたメンテナンスも少ない安定感がある証券会社だと思います。積み立てNISAとの相性もいいですね。